正月休み、締め括りの山遊びは、国民宿舎からのクラシカルコースを行きます。きっかけは天候もよく雪もないので先日あけおめ登攀した星穴岳を確認したくて女坂にある独立岩峰に行くのが目的なのでした。
9時30分発 いつもの如く、林道ゲート脇の駐車スペースに車を止め星穴沢橋から入山です。慰霊碑に手を合わせた後、相変わらず荒れた女坂を淡々と登るのでした。右手には星穴のP2・P3が見え隠れ・・・結構近いんだね。
登ること1時間、独立岩峰に到着。登山道から外れ フリーで岩峰の頂上に上りコーヒータイム・・・すげー景色が目の前に広がります。ここから見ると金洞山から西岳・星穴岳まで一望なんだよね・・・鷹戻しの縦走路からこぶ岩・東岳までばっちり見えるのででした。ただ逆光なのが残念・・・しばしお茶を飲みながらこの景色に見入るのでした。
さて、時計を見ると11時。このまま帰るのも もったいないので急遽、バラ尾根を越えて相馬岳コースを下ることに・・・久しぶりのバラ尾根だね・・なんか妙に懐かしいような。いつもの水場もカリカリツルツルでした。相馬岳はザレ山だね。
そして相馬岳コースの分岐から下りに・・・しばらく細尾根を下ります。すると核心の痩せた鎖場がお出ましに・・・決して気の抜けない痩せ尾根を慎重に下るのでした。荒れている上に乾いたザレ・・・気を使うね・・・ されどこのコース表・裏 妙義の総合カタログのようで景色がすばらしいのです。妙義に慣れないとかなりの難所続きなのですが このコースはお勧めです。ただ死亡事故があったり、夏はヒルに攻撃されたりなかなか時期と技量は心得ておかないと思いもよらないことになりかねません。心して通過を。
植林帯から、国民宿舎の前に飛び出します。「山と高原 西上州」には相馬岳コースを登り女坂を下って紹介されています。どちら周りが楽とか安全とかといえば、どちらもしっかり足腰に来ます。そしてどちらも「危マーク」にふさわしい難所があります。 相馬岳の下りのザレも気が抜けないし・・・
難所と迷路のオンパレードで道もかなり荒れていますが、妙義の絶景を堪能できるすばらしいルートだね。雪がなければこの季節も良いんじゃないかい?