From 1000m

ゆる山歩きも いいんじゃないかい?

正月登山その2 女坂~バラ尾根~相馬岳コース 妙義の総合カタログコース~お勧め~ 

2012年01月07日 | 日記

正月休み、締め括りの山遊びは、国民宿舎からのクラシカルコースを行きます。きっかけは天候もよく雪もないので先日あけおめ登攀した星穴岳を確認したくて女坂にある独立岩峰に行くのが目的なのでした。

 

9時30分発  いつもの如く、林道ゲート脇の駐車スペースに車を止め星穴沢橋から入山です。慰霊碑に手を合わせた後、相変わらず荒れた女坂を淡々と登るのでした。右手には星穴のP2・P3が見え隠れ・・・結構近いんだね。

 

 

登ること1時間、独立岩峰に到着。登山道から外れ フリーで岩峰の頂上に上りコーヒータイム・・・すげー景色が目の前に広がります。ここから見ると金洞山から西岳・星穴岳まで一望なんだよね・・・鷹戻しの縦走路からこぶ岩・東岳までばっちり見えるのででした。ただ逆光なのが残念・・・しばしお茶を飲みながらこの景色に見入るのでした。 

  

さて、時計を見ると11時。このまま帰るのも もったいないので急遽、バラ尾根を越えて相馬岳コースを下ることに・・・久しぶりのバラ尾根だね・・なんか妙に懐かしいような。いつもの水場もカリカリツルツルでした。相馬岳はザレ山だね。

 

  

そして相馬岳コースの分岐から下りに・・・しばらく細尾根を下ります。すると核心の痩せた鎖場がお出ましに・・・決して気の抜けない痩せ尾根を慎重に下るのでした。荒れている上に乾いたザレ・・・気を使うね・・・  されどこのコース表・裏 妙義の総合カタログのようで景色がすばらしいのです。妙義に慣れないとかなりの難所続きなのですが このコースはお勧めです。ただ死亡事故があったり、夏はヒルに攻撃されたりなかなか時期と技量は心得ておかないと思いもよらないことになりかねません。心して通過を。

  

植林帯から、国民宿舎の前に飛び出します。「山と高原 西上州」には相馬岳コースを登り女坂を下って紹介されています。どちら周りが楽とか安全とかといえば、どちらもしっかり足腰に来ます。そしてどちらも「危マーク」にふさわしい難所があります。 相馬岳の下りのザレも気が抜けないし・・・

難所と迷路のオンパレードで道もかなり荒れていますが、妙義の絶景を堪能できるすばらしいルートだね。雪がなければこの季節も良いんじゃないかい?

 


正月登山その1 2012年 正月は星穴岳から 空きましておめでとうございます。

2012年01月04日 | 日記

今年のお山歩きは、星穴から始ります。正月なのに雪もなく・・・風は冷たいのですが歩くにはちょうど良い気温。今年もよい年でありますように!そしていつまでもうだつの上がらない日本経済に風穴が開きますように!とこじつけて一路、西岳を越えて星穴岳へ・・先日購入したアプローチシューズ「ファイブテン フェノム」とザック「サレワ サミット」のお試しも兼ねております。 午前9時に中之岳駐車場を出発・・・

 

西岳山頂からの冬の星穴岳・・風が強い! 西岳から懸垂下降地点・・北面は雪がちらほらとあります。寒いので早足で星穴に向かい・・・

 

星穴から・・・ 「皆様、空きましておめでとうございます。」今年も西上州を歩きます 気が付いたら気軽にお声掛けくださいね!

低迷する日本経済に風穴が開き新しい風が流れ込みますように! 今年一年全ての人に明るい日差しが差し込みますように!手を合わせました。ゆっくりコーヒーでも飲もうと思いフルセットを担ぎ上げたのでしたが星穴を吹き抜ける北風が強く寒いのでコーヒータイムはなし 急いで中之嶽神社に駆け下ったのだ。新しい靴もザックもなかなか調子がいいみたい・・・・即戦力だね

 

正月らしく おめでたいゴージャスな大黒様 初詣で賑わう中之嶽神社~鳥居も新しくなりました。

 

~~~~~震災の影響か崩落が目立ちます。ご注意ください~~~~~

 

東日本大震災の影響かそれとも風化侵食が進行しているのか、星穴岳の崩落が目立ちました。右は南壁のトラバースを超えて主稜線へ最後の垂壁へ登りあげる所が崩落しています。ぐらついていたので転げ落とそうとしましたが危険なのでそっとしておきましたが・・・通過注意

もう一箇所が、星穴の崩落※右写真 岩壁の変色箇所が崩落部で下の大きな石10個ほどが落ちた石! 空中懸垂で着地したときに「ん?・・・いつもと何か違う・・・崩れてるじゃん!!」今まで綺麗だった星穴がガレに・・・これも自然の営みか。

星穴岳は妙義山塊の中でも特に地盤が弱いので入山の際は特にご注意ください。足を置いたテラスがそのまま崩落・・・何てことも考えられますのでご注意を・・・・