From 1000m

ゆる山歩きも いいんじゃないかい?

中木山(裏妙義) 丁須の頭 赤岩 烏帽子 谷急山    女の道はいばら道

2015年03月31日 | 日記

 

時間が作れたので、久しぶりに 中木山(裏妙義)へ 

 

今日は、国民宿舎に車を駐車し、中木山ゴールデンコースを踏破いたしましょう。 朝 7時45分山行開始。 朝の天気予報では5月並みに熱くなる予報。 まずは一撃で丁須の頭までもがき上げます。 体の悲鳴を無視しして、約2時間で到着。ここで初めて給水しました。  この時点で主稜線で12° 日差しも暑い!

 

ここで進路を南へ。 これから向かう 赤岩 烏帽子岩 そして谷急山が突き上げます。

 

  

丁須の頭から、20mのチムニーを下り、 ここから烏帽子岩までは、 鎖の連続。 難易度的には、表妙義とさほど変わりありませんが、トラバースばかりでピークハントいたしません。 たまに主稜線に飛び出ると、爽快な景色と さわやかな風が、疲れと恐怖心を吹き飛ばしてくれます。

 

風穴尾根分岐から見た、 今まで歩いた軌跡。 先に登った丁須の頭が、遥か彼方に見えます。

 

 

ここまでは順調か・・・ 時間があるので、三方境から谷急山を目指します。  時刻は正午付近、ここで気温が20°を超える・・・ おのずと暑さでバテバテ・・・ この季節にしては暑すぎます。

結局、谷急山のジャンダルム(前衛峰)で時間切れ。 ※写真左のとんがり   ジャンダルムから谷急山本峰を望みます。※写真右  優しい山容からは想像がつかないタフな山です。  また来ましょう。

 

 

帰路につくわけですが、「女道」の表札に釣られ ここでスケベ心を出して、楽して下の林道に降りようとする思惑・・・ これが後に、地獄を見ることに・・・

女道という、優しい言葉にひかれ、本当に優しい尾根道と窪地をサクサクと下ります。 ただ気になるのは、人の入った気配がまるっきり無いこと・・  しばらくはそんなことも気にせず、谷急沢へ到着。 ここで景色を見入り、 ランチタイムをしました・・・ 幸せ・・・ 天国・・・ 30分ほどの長休みです。

ここからが、女道劇場の始まりです。  優女が、悪女に豹変します・・・ (ーー;)    山腹崩落  不明瞭な地点でルートミス 道迷い 枯葉がスラブを覆い隠し、危険極まりないトラバースが数箇所。  確かにルート図には 「荒れている」 と記載されているのだが、悪すぎる  これは廃道レベル・・・  

気分的には、優しいい言葉で釣られて、最後に身ぐるみ剥がされる 「 ぼったくりバー 」 の被害者の気分・・・ (^_^;)

西上州を把握していると勘違いしているワタクシ、 久しぶりにボロボロで林道まで下りました・・・  林道中之嶽線を30分ほど歩き、何とか国民宿舎に無事到着。

 

PS 後で調べたのですが、妙義の、「 女道 女坂 」 の由来は 江戸時代 碓氷峠の関所破りの 裏道・抜け道 だったそうです。 この裏道から「碓氷峠の関所」を通らずに女人が往来したようです。  いにしえの時代の民に 思いをはせるのでした。

 

教訓   女道= 優しい・・・  思い込みが事故を招きます。  (ノ゜ο゜)ノ  汗


西上州 滝シリーズ  象ヶ滝

2015年03月29日 | 日記

 

地図には載っていない、お山の取り付き地点を確認したくて、 佐久穂から大上峠経由で南牧村へ・・・ 熊倉まで下ると、 「象ヶ滝」の看板・・・ 釣られるようにそちらへウィンカーを出すのでした。

 

 

熊倉から、軽自動車がやっと通過できる林道を突き当たりまで向かいます。 そこから作業道を数百メートルほど歩き、自然園との分岐を右へ・・・

 

 

堰堤を過ぎ、荒れた沢筋を数百メートルほどのんびり登ると・・・・

 

水量豊かな「象ヶ滝」に到着です。 落差は30mほどか・・・ なかなかご立派な滝です。 

この滝は、西上州に多く見る、信仰の対象では無いようです。 滝の脇にはいにしえの炭焼き窯の朽ち果てたなごりがありました。  マイナスイオンが充満している滝壺の脇で、一休み。 きもちいいわー (^-^)

  のんびりと、のらりくらり渓谷を下りました。