From 1000m

ゆる山歩きも いいんじゃないかい?

妙義山 金鶏山を登る その3

2009年10月20日 | 日記
さて、一難去ってまた一難・・・
2段目のルンゼを登りきりほっと息をついたのもつかの間、今度はさらに狭いそして急な斜度のルンゼがお出ましになりました。Uの字といいましょうかVの字といいましょうかとにかく急斜面で狭い。大柄な自分にはちょっとキツイ! 体といわずザックなどガリガリと岩肌にこすりつけながらの登攀。プロトレックもガリガリ・買ったばかりのザック CAMP M3もガリガリ とにかく狭い!そして足がかりが乏しい!自分的には一番の難所でした。
やっとこ攀じ登り4段目といいましょうか、山頂へ向かうリッジを登ります。
斜度は次第になだらかになりますが、気を許せない稜線歩きです。
藪コキや、30センチぐらいのリッジを乗り越え山頂へ・・・
山頂手前のピークで神官が笑顔でお出迎えしてくれました。
金鶏山山頂には石碑があり、山大神・御岳神社とありました。山岳信仰の奥深さをここでも感じました。
山頂からの展望は意外と無く潅木越しに金洞山・白雲山が望めます。東は関東平野が一望でした。
縦走したい気持ちもありましたが今日はここまで。誰も来ない山頂でゆっくり休憩して、巻き道を下山しました。
帰路にも石碑があり 先人はこの山になにを想ったのか・・・・浪漫を感じながら家路につきました。

次は縦走・筆頭岩へ!? 良い子は真似をしないでね・・・

写真は山頂手前にある神官様。笑顔でお出迎えしてくれます。かなり右に倒れかけてきています。

妙義山 金鶏山を登る その2

2009年10月17日 | 日記
山頂までは、Uの字状のルンゼが大まかには4段構成になっているように感じました。尚 岩質は凝灰岩ですのでフリクションは非常に良いのです。そして大小のボールを固めてできているような岩肌。手足のホールドも意外にあり助かりました。
なにをどうすればこのような形になるのか・・・大自然のみが作り出せる技です。
さて、一段目は枯葉の積もった意外に荒れた感じのルンゼ。ここは特に問題なくクリアーです。それを過ぎるといきなり絵に書いたような見事なU字型ルンゼです。ネットで調べた時にはルンゼ内を攀じ登りある程度のところで右か左のリッジに逃げるような感じでしたが、私的には現場を見た瞬間 取り付いてすぐに左のリッジを選択しました。
途中。場違いなところに石碑があり、山岳信仰の深さを感じました。どうやってここまで持ち上げたんだろう!
いよいよ高度感が増してきました。私感ですが感覚とすれば「鷹戻し」よりはグレードは上のような・・・鎖もないし落ちた時点でおしまいです。はるか下の駐車場が小さく見えてきました。見晴らしではハングライダーを飛ばしているようです。
そこを登りあげるとさらに狭くきつい傾斜のルンゼが!

写真は2段目からの今登ってきたルート これぞ妙義の醍醐味!超弩級の高度感 伝わります?!

妙義山 金鶏山を登る その1

2009年10月12日 | 日記
妙義も少しずつ秋色になってきました。
今年は、例年より紅葉が早めでしょうか・・・見事な秋色を期待してわくわくしています。さて、先日金鶏山に登ってきました。
山と高原地図では 登山禁止 となっていますがたぶん筆頭岩周辺は登山道の真下が道路になっているため、落石の危険があるためだと思います。金鶏山登山口には「岩質がもろく登山はお控え下さい」の看板 それを横目に石の階段をいきなりやぶコキしながら登山開始。なんといいましょうかとても歩きにくいグサグサの沢を100mほどのぼり、赤テープに導かれ左の尾根に上がります。登山道らしきものはありますが、やはり最近は登山者も少ないらしく少々荒れ気味です。ですが気持ちの良い尾根歩きです。途中枯れ木に、熊の爪の跡!怖!
さて20分ほど歩いたでしょうか・・・突然有名なスリバチ状のルンゼがお出ましになりました。ネットでは調べておいたものの実際見ると結構荒れてる感じでした。お~実際見るとすげーなー!斜度にして75度程度でしょうか。岩質は凝灰岩でフリクションはとても良いようです。見た目にはさほど難しくなさそう・・・一呼吸おいて登攀開始です。

野辺山 男山から満月

2009年10月09日 | 日記
仕事で野辺山へ。
帰り道、男山から満月が昇っていました。
澄みきった高原の風に夜空を照らす満月が見事です。

これから山も秋色。大好きな季節です。