
いつの間にか11月も後半、この季節になるとそろそろ川崎銭湯マップカレンダーの季節かな、と思い、川崎市の銭湯へ。来週行こうかと思ったが、思いがけず時間ができたのでチャレンジ。なので下調べしてない、すぐに思いついたのが南武線平間駅前の平間温泉。不定期休と言うことで少し心配だったが、無事営業中。駅前のシブイ定食屋で腹ごしらえし、いざ銭湯へ。
ビル銭湯、しかし人工炭酸温泉があるだと?一気にポイント上がりますね。
フロントの女将さんが無口で思わずお釣りをもらい忘れるところだった(爆)、お遍路スタンプはないわけですから。神奈川県銭湯470円を払う、背中を見たら入浴券売機があったが気がつかなかった、と言うか誰も使っていないとか?
フロントでロッカーの鍵を借り、脱衣室へ。ロッカーキー預り形式だとハズレな場所でも強制的に利用しないといけないのが苦手だが、今日は良いロッカーポジション。常連さんの置き道具は完全におきっぱ、こりゃセコいお客がいたら確実にシャンプーや石鹸を使われそうだ(笑、まあ置き道具してる常連さんも多少の覚悟はしてるのではないかと)。忘れ物棚もいっぱいだな。その一方、島ロッカーがなければかなり広そう、天井も高いし。サウナ室が脱衣室側にせりだしてるのもありますね。体重計はKeihokuの古いやつ。
浴室へ。湯道具はケロリン桶とクリーム色楕円形座椅子、青緑色丸座椅子もあり。
先ず天井の高さが素晴らしい。二段式ではなくアーチ状の天井であの高さ。浴室も広い、島カランが2列あります、ただし右側島カランは左側のみ。カラン数は左側女湯側から6・5・5・3・2。
おっ、久しぶりに見た備え付けボディソープとシャンプー。しかし使ってみると、メチャ薄められているため、常連さんには人気ない様子。私は意地でも備え付けを利用させていただきましたが(セコッ!)。
装飾系を見てみましょう。浴槽奥はペンキ絵ではありません、チップタイル絵で人魚2人をメインモチーフとした作品。なんかモスクみたいな建物もあり、アラビアンナイトの世界観なのかな?
それよりも女湯側カラン上のタイル絵が個人的にはお気に入り、川のそばの林の中に水車小屋、人の姿がかわいらしい。
さて浴槽、いきなり人工炭酸温泉行っちゃいましょう。さっきも3人入浴中で大人気の浴槽、空いてる時に狙わないと。能書きも壁にしっかり書かれています。
おぉ、こりゃなかなかな濃度の炭酸温泉、気持ち良いです。1週間分の疲れを落とすには最高ですね。湯温はもちろんぬる湯で38度くらい。
その隣は設備湯、ボタンがありそれぞれ左側が人間洗濯機、右側が座風呂。こちらは少し熱いです。とはいえ、先ほどの炭酸温泉のぬる湯と比較してのことですから、43~44度ってところでしょう。右側は一部床バブルがありますが、ほぼ無設備。
いやはや、露天風呂まであるではありませんか!ドアを開けると、トタン屋根で雨風はしのげるようになってますが、空気は外気の温度。岩風呂で、しかも漢方薬湯です。いや~、極楽ですよ!
最後は有料サウナ(300円だったかな?)前の水風呂。これは冷たい!18度くらいか?でも炭酸風呂でゆっくり暖まった身体には最高の刺激!と言う訳でちょっと長湯してしまったかも。
湯上がり、脱衣室にもなかったし待ち合いスペースにもなかった川崎銭湯マップカレンダー。こりゃ若女将(にフロント番は交替してました)に尋ねるしかないな。どうやら組合からすでに届いているようで、まだ開帳はしてないとのこと。じゃあ少し待ちます、と待ってみたが、なかなか来ない。どうも伝わってなかったみたい。そりゃそうだ、わざわざ遠方からカレンダー目当てに来るお客なんてめったにいない訳で、次回は用意します、と先方は受け取ってた様子。まあ銭湯めぐりしてればこのくらいのトラブルはノープロブレム。いやそこは若女将が恐縮するところじゃないですよ、わざわざ千葉から川崎の銭湯までやって来る酔狂な私の方がお気遣いさせてしまって申し訳ない!まあ何はともあれ、とても愛嬌のある可愛らしい若女将さんでした。男子なら確実に癒されますよ:-)