MY LIFE AS A FOOTBALL

ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるかな まぶた閉じて浮かべているよ

みんな好物、さらしもの

2021年10月28日 | A DAY IN THE LIFE

嫁ぐ日の朝。

カコちゃんが思わずお姉ちゃんに抱きつく。
いいシーンでした。
万感の思いだったでしょうに、世間の目を恐れてすぐ離れちゃいました。


そりゃそーで、花婿さんがここずーーーーっと、さらされまくってるんだもの。
彼、小室さんは犯罪者なのか? なにかやらかしたのか?

朝刊の雑誌の広告に
「ペテン師と駆け落ち」と報じられた恥 という見出しがデカデカと載っている。

正気か?

皇統の危機 最悪の末路へ! 

ってのもあった。
ホント? 
こーなると、ちょっとなにいってるかわからない。


でワタクシ、録画したものの長らくほったらかしにしていた映画
「リチャード・ジュエル」を偶然にもこの日に観たわけです。
アトランタ五輪の際に、爆弾犯にでっち上げられた警備員の話。
監督はクリント・イーストウッド。 はい名作。観なくてもわかる笑 観たけど。

でっち上げられたわけだから、当然彼は無実(6年後、真犯人が逮捕された)
それどころか、爆弾を見つけ、観客たちを避難させたヒーローのはずなのに。。。

ヒーローが一転、極悪非道な爆弾犯にされたのはなぜだ???
きっかけは、リチャード君が見てくれも性格もちょっと変わっているからだ。
そう、それだけで権力(FBI)とメディアにフレームアップされちゃうのさ。
おデブでちょび髭が主人公のリチャード君↓




はい、ポスターの惹句 「その日、全国民が敵になった」

おお、まさに小室圭さんと通じるじゃありませんか。

家宅捜索された時、リチャードのママはタッパーと自分の下着まで持っていかれる。
台所のタッパーの時は「タッパー?タッパーでなにをするの?」と呆れていたものの、
なぜ私の下着を・・・恥ずかしくて恥ずかしくてママが泣くシーンが笑えて泣ける。

ママのタッパーから下着、ゴミ袋をあさり、散歩すらできない。
んなことは朝飯前、特ダネのためなら権力やメディアは平気でやりまっせ。


オーラス近く、査問委員会に呼ばれたリチャードが御歴々を前に言う。

「こんなことをしていると、爆弾を見つけても誰も見つけたと言わなくなるよ。
 黙ってしまうひとが増えるよ。だって犯人にされるんだから・・・
 ・・・警備員や警察官になろうって人がいなくなるよ」



う~~ん、不肖ワタクシ 考えてしまう。
カコちゃんはどう思うのだろう?
結婚するのを躊躇うことになりはしないだろうか?
大好きなお姉ちゃんと、その婚約者が木っ端みじんにされるのを目の当たりにして。

もし自分がその立場になった時・・・
愛する人が、民衆の敵かのような扱いを受け、好奇の目にさらされまくる・・・
そしてそれは自身にも向けられるのは必至だ。
同情するしかない。
カコちゃん、負けないで。(もちろんマコちゃんも)


「リチャード・ジュエル」弁護士役のサム・ロックウェルがカッコいい。
「スリー・ビルボード」で、あの変態警官をやったひとだ。
リチャードと弁護士の仲良くなるきっかけが、スニッカーズなのも泣ける。
好物なもんで笑



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