MY LIFE AS A FOOTBALL

ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるかな まぶた閉じて浮かべているよ

誰かを暖めうるかもしれない

2022年04月11日 | A DAY IN THE LIFE

そーか、大鵬のお父さんはウクライナ人だったのか。
ガキんちょの頃、やたら強いのに、きれいな顔したお相撲さんだなぁと思ったものだ。
この写真と同じ姿の銅像がウクライナのオデッサにあるそうだ。
破壊されていなければ。





76歳で亡くなった「突破者」宮崎学は、キツネ目の男と呼ばれた。



2003年、イラク戦争で自衛隊が海外派遣された際の発言:

「戦争とは精神と知性の全くの退廃だと考える」

突破者の言う通り!



「生きていること」の著者ティム・インゴルドは3つの実験を提案する。

① 水にぬれた石を机の上において観察すること
② はだしで地面を歩くこと
③ のこぎりで木の板を切ること

・・・誰でも多かれ少なかれやったことあるでしょ

① 石は私たちが何もしなくても、周囲の空気とふれあって乾いていく。
乾かなかったら・・・そりゃ石じゃないぜぇ 水でもないかも

② はだしで歩けば、地面が複数の要素で構成された不均質な存在だと気づく。
海に入ればカニにはさまれたり、原っぱだと牛のウンコ踏んだりする。

③ のこぎりで木を切ると、それが単一の運動ではなく、
  複数の運動の動的な協調であると知ることができる。
んでも、今は電ノコだから単一の運動に近いけど、、、余計なことをw

インゴルドはこの世界を
「生命の線が互いに出会う、あるいは結びつく場所」として、
「メッシュワーク(網細工)」と呼ぶ。
そしてわたしたち人間も
「流動空間における境界のない線の絡み合い」であると言う。

線を糸にすれば中島みゆきだ。

縦の糸はあなた 横の糸はわたし 
織りなす布はいつか誰かを 暖めうるかもしれない

それがこの世界に生きる私たちの「生」のあり方であるらしい。

「生は到着点をもたず、
 その衝動はどこかに到達するのではなく、常に連続変化のなかにある」



誰だ、バカヤロー
メッシュを引き裂いてるのは。
境界のない線の絡み合いを許さないのは。
縦も横も、糸を切断しているのは。
「生」のあり方を否定しているのは。



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