週刊文春連載中の能町みね子のコラム「言葉尻とらえ隊」より。
今回、能町さんに言葉尻を捕らえられたのは、丸川珠代。
オリンピック担当大臣だ。
ホントはエラいんだぜぇ
サブタイトルはまんま「分からない」
ではいってみよう!
丸川珠代といえば19年の参院選で、タピオカの容器の不統一などについて
「これこそ政治が解決すべき点」
と主張したので(ツイッターに書いた唯一の公約がタピオカ政策)、
それ以来私は彼女をタピオカ担当大臣・丸川タピ代と呼んでいます。
しかもこの公約はまったく実現されていません。
ブームは終息しましたが、早急にうごいてほしいものです。
タピオカ担当大臣は丸いものが好きなので、
適材適所で、丸がたくさん描かれたマークでおなじみのオリンピックの担当大臣にもなっていたようです。
しかし、タピオカと五輪ではだいぶ丸の大きさが違いますので、
やはり重荷なのではないか、と思うことが頻発しています。
4月23日、IOCのバッハ会長が、
緊急事態宣言は五輪開催に関係がないと言い切ったことについて、タピ代いわく
「報道では存じているが、直接話してないので分からない」
さらに、緊急事態宣言が及ぼす影響について聞かれても
「今のところ答えることは難しい」
担当大臣なのに何もわからないんだな・・・・・と呆れながら、私はふと
タピ代って、『聞いてない』『分からない』『答えられない』みたいなことばかり言ってない?
と思い、調べてみました。
3月、中国オリンピック委員会からワクチン提供の申し出があった。というバッハの発言について
「事前に伺っておりません」
観客の上限を判断する時期について、
日本側は4月で合意したにもかかわらず、バッハが5、6月の状況を反映するように求めたことに
「よく伺ってみないと分からない」
4月、北朝鮮がオリンピックに不参加の意思を表明したことに
「どういう事情か分からない」
タピ代、何もかも、分からなすぎなのでは?
都合が悪いからはぐらかしているという狡猾さすら見えず、
本当に何も知らない人がボケっと突っ立っている感じを受ける。
しかも、文脈的には「聞いてないから分からない」ばかり。
そんな堂々と言うなよ、聞けよ、情報収集せえよ。
知らされてない状況はマズいって自覚してよ。
担当大臣なんでしょ?
実はタピオカのツイートにについては、意外にも井上咲楽が去年インタビューしていました。
その回答によれば、
「プラスチックのリサイクルに問題意識を持っているので、
タピオカの容器がポイ捨てされているのを見て、思ったことをさっさと書いた」らしい。
「さっさと書いた」ああ、納得。
場当たり。若者にウケるかもという思いつき。
じっくり考え、自信を持って言えるような主張が何もないから、
結果としてツイッターにはタピオカのことしか書けなかったんじゃないだろうか。
「お飾りの女子アナよりも、自分を生かせる仕事をしたい」程度の気持ちを見透かされ、
結局テレビで有名だから票を得やすいという理由で、
タピオカ兼五輪担当大臣は中身のないまま有用なお飾りとして矢面に立たされている。
今井絵理子もそのうち大臣になるんでしょうかね。
ちゃんとせえ笑
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