MY LIFE AS A FOOTBALL

ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるかな まぶた閉じて浮かべているよ

少年時代 3  

2012年12月07日 | 少年時代

ワタクシ、ここ3日ほど目眩(めまい)が・・・・・・

ぼくのめまいは、年に一回あるかないか。
それはそれは見事に目が回る。
「回る」というより、ページをぱらぱらめくるように、壁紙や天井が左から右へ流れていく。

坂道でもないのに足を踏ん張ったりすることもある。
おっとっと てね。

ま、ゆっくり休めばすぐ回復するのだが、
そう、忘れた頃にやってくるのだ。 地震のように。

来ましたね。

来なくていいのに。

ちょうどガキんちょ達の練習が始まった頃合いだった。
コーチ陣、私のめまいの話題で盛り上がっていた。(重症な人、許されよ m(_ _)m)

いち早く地震に気がついた私の「あれ? 地震じゃね?」
に対してコーチ陣 「めまいでしょ!」と、とーぜんのお答え。

と、言ってるうちは良かったさ・・・・・・

そのうちにポプラの木がゆさゆさ揺れだし、
ガキんちょ達と走っていた監督もようやく気がつく。 遅っ

代表(御年70歳のご老体)、子供らに叫ぶ

「まん中へ行って伏せろ! 早くしろっ!」

子供たち、校庭のど真ん中まで走り、見事に伏せる。
キャーキャーいいつつ、うつ伏せに滑り込んでいく。
両手を上げたまま、バンザイ状態で伏せてるお調子者もチラホラいる。

20数人一緒だから、怖くない。 
ホントはちょっと怖いけど、仲間たちがいるからぜんぜんだいじょうぶ。


ワンセグから アナウンサーの切迫した声が聞こえてくる。
海からまたアイツが来るかもしれないのだ。

来なくていいのに・・・・・・。


幸い、小僧たちは何事もなかったようにサッカーに没頭していく。
よかった、よかった。 ホント、よかった。