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間違いだらけの住まい選び⑤一軒屋

2006-07-04 | フィリピン

一軒屋の取得


●一軒家をたてる場合●

フィリピンで住宅を建てる場合は,大きな建築会社に頼むか,自分で大工を手配して建てるか,の二通りがあります。

大きな建築会社は設計も建築も手間がかからずに進んでいくようです。ただし,非常に高い。自分で手配した場合に比べて倍以上かかる覚悟が必要です。だいたい,平米1.5万p~2万pが目安だそうです。もちろん,あれこれ注文つければ,ずっと高くなってきます。

自分で大工を手配する場合,金額はずっと安くなります。しかし,進捗管理も大変ですが,建築資材の手配も自分でしなくてはならなくなります。あと,昼飯も用意しなくてはならないといいます。忙しい人には無理です。こちらは平米1万pくらいでしょうか。


●フィリピンの建物●

マニラの建築は,一軒家であろうと,マンションのような大きいのであろうと,基本的に鉄筋コンクリートです。一軒屋の場合は,壁はコンクリートブロックです。ご存知の通り,コンクリートブロックに耐震強度はありません。鉄筋の柱だけで強度をもたせるわけです。

基礎はかなりいいかげん?だろうと思います。地盤調査は多分されません。というか,それって何?という世界かもしれません(もちろん,高層ビルは調査すると思います)。

私の住んでいる地域は埋め立てだそうです。このような地区は地盤がゆるく,地震時に液状化現象がおきやすいとされています。ですので,私は今住んでいるアパートに不安を感じています。フィリピンでは1990年のバギオ地震がマグニチュード7.7です。このクラスがマニラで起きても不思議ではありません。ですので,私は今度引っ越すとしたら住むとしたらMRT沿線にしようと思っております。

また,コンクリートは防湿効果はありません。熱も非常に通しやすいので,フィリピンには向いていない建材だと思うのですが。ただ,私のアパートで結露を確認したことはありません。最上階に住んでいますが,暑さもおおむね我慢できます。

木造をお好みの方は,2×4もあります。オーストラリアからの輸入住宅かもしれません。

忙しい方のために,建売住宅もあります。こちらは2×4が主流ではないかと思われます。


フィリピン 建売,中古の一軒屋情報
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