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フィリピンのおまわり

2006-09-08 | 治安・公害 in Manila


フィリピンの警察はフィリピン最大のマフィアであることは,フィリピンに興味のある方ならよくご存知のとおりです。

今日の「マニラ新聞」を見ても,
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カメラマン襲撃
首都圏警察、マラボン市で起きた大衆紙カメラマン襲撃事件で、無断欠勤中の警官逮捕

女性から恐喝した疑いで警官御用

首都圏カロオカン市で4日、女性主婦(29)から現金3,500ペソを恐喝した疑いで警官2人が逮捕された。(7日・Pトゥナイト)
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警察の事件が二つも載っていました。いずれの事件も日本でなら大問題です。フィリピンでは日常です。

私も,パスポートを紛失してレポートを作ってもらいに警察に行ったら,レポート作成者に1000p要求されました。わざと大声で「1000p?」と聞き返したら,こそこそしてました。


で,数日前のマニラ新聞です。
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マカティ市に滞在している東京の男性(46)がこのほど、50万ペソを脅し取られたとして首都圏警察西部(マニラ)本部の警官6人を犯罪捜査課に訴えた。
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マニラ新聞速報アーカイブには上記しか載っていませんでした。私は,「違法就労斡旋業者」としてやられた,と即座に思いました。この種の警察のたかりが多いようなのです。それで,事件の続報をまっていたら,「フィリピン 昼と夜の交遊録」で詳細が紹介されていました。


http://blog.goo.ne.jp/manila-tom


これを読むと,「違法就労斡旋業者」として逮捕されたのは確かのようです。当初私が考えていたのは,観光客がその筋の女性と歩いていておまわりに言いがかりをつけられたというものでした。が,どうももう少し複雑みたいですね。女性二人に訴えられたという点,複数の女性を住まわせていたという点,これはこれでフィリピンでよく耳にする情景,という感じです。



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