楽。
微妙に間が空いてしまいましたが。
楽の話とか、もう少し。
ちなみに客席には、ご家族らしき方たちや関係者さんもたくさんいました。
楽独特の空気がプンプンしてましたね。
いろんなところでご挨拶大会。
かなみちゃんDSに続き、コパ氏や純あいらちゃんもお見かけしました。
で、ショーの話。
・プロローグ。
前楽では、花道の黒いカーテンの奥で、両手を上に突き出して、ノリノリでタニオカさんを送り出す下級生たちを見ました。
こんなことされたら、盛り上がるに決まってるし。
楽では、退団者の胸に花飾りが。
それを見て、彼女たちとの別れが近づいていることを再認識しました。
もう泣きそうになった。
のに、銀橋を渡り終わったタニオカさんが、思わず笑っちゃうくらいどこまでも熱い咆哮を劇場中に響き渡らせたので、これは悲しんでる場合じゃないと。
楽しまなければ損だと、すぐに思い直しました。
・スペイン。
あゆちゃんがセンターで踊ってるのを初めて見たときは、本当にうれしかったなあ。
みっちゃんのマラゲーニャは、いつでも思い出せるように頭の中に叩きこんでおきました。
それにしてもこの場面、毎回毎回タニオカさんの胸の開きっぷりにヒヤヒヤしましたね。
いったいどこまで開くのかと。
どこまでがセーフで、どこからがアウトなのか。
それすらよくわからなくなるくらい、いろんなものが見えたり見えなかったり。
いまだに正解がわかりません。
胸元をあんなに見せてよかったの?
・パリ。
きみつんばっかり見ておきました。
後ろにいても、いちばん端っこにいても、舞台のどこにいても、いつでもどんなときでも、激しくて濃かったきみつん。
この日もやたら濃かった。
目線も、腰振りも、ウィンクもすごく暑苦しかった。
そんなきみつんが大好きでした。
絶対忘れられない。
上手コーラスのときは、あおいちゃんとハグしてましたよ。
・アラビア。
せり上がるうめちゃんはめちゃくちゃかっこよかったですねー。
“不思議な~”のところで、客席に送る目線がすっごい好きだったんですよね。
ここにきて、細かい話で申し訳ないですが(笑)。
タニオカさん呪文。
“ベレスメハ~”の“ハ~”の力の抜けっぷりがいつもツボでした。
意味のわからない歌を、コスプレしてどんだけ感情込めて歌ってるんだと、たまに正気に返る自分もいたけど(笑)。
ときめいたり、笑ったり、冷静になったり、ここはいろいろと楽しみました。
みっちゃんとたっちんの重なる歌声はまるで奇跡。
正直、もっと聴いていたかったなぁ。
この日、たっちんの手には赤い大きなバラの指輪が。
最後はとっても気持ちのいい「ラティーノ!!!」でした。
・NY。
最後の最後まで目が足りなかったこの場面。
真ん中で踊る退団者5人はとてもかっこよかったです。
タニオカさんのスティック叩きは、ひとりでも多くの組子に触ろうと、舞台中を走り回っていました。
相当、疲れてるだろうにね。
・たっちん最後のエトワール。
タカラジェンヌとして、宝塚の舞台で歌う最後の時。
最高の歌声でした。
客席からは、大きな大きな拍手。
歌い終わった直後、ためらいもなく沸き起こった満場の拍手は、大きな波となって劇場いっぱいに広がりました。
あんな拍手、今まで聞いたことがない。
今までたくさんのステキな歌声をくれたたっちんへ、最後に大きな拍手を送ることができてよかったなぁって思いました。
・退団者からの挨拶。
もうずっと泣いてたんですが、たっちんの涙でトドメを刺されて。
・・・・泣き疲れました。
カテコは4回かな。
タニオカさんの挨拶は何度も言葉に詰まって、あわあわしてました。
でも、まわりの組子が優しく見守ってる感じがよく分かって、なんだかうれしかったり。
タニオカさんと退団者6人になったとき。
6人がせーので、「宙組最高!大和悠河さん、大好き!」。
めちゃくちゃ照れて、両サイドにいるちえちゃん、あゆちゃんの方にむいてるタニオカさんがかわいかった。
うれしかったんだろうなぁ。
最後は、タニオカさんが「Nothing is Impossible!叶えられない夢はない!」と。
この時、うめちゃんが泣いててね。
カテコも4回目ともなればみんな笑顔で、なんなら軽くグダグダくらいの勢いななんですが、
そんなとき、うめちゃんは客席を見渡して、涙を流してて。
その涙を見て、これがうめちゃんの復帰公演だったことを思い出しました。
いつも元気に踊ってたので、そんな大事なことをちょっと忘れてた。
楽まで務め上げることは、きんきんきんの夢だったもんね。
おつかれさま、うめちゃん。
戻ってきてくれて、本当に本当に嬉しいです。
極寒出待ち。
楽しかったこの公演もとうとう終わってしまいました。
今の宙組のキラキラがたっぷり詰まった大好きな作品でした。
その思い出を持って、振り返ることなく次へ。
ベルばら。逆裁。
2009年も宙組は楽しいことがいっぱいです。