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書を捨てよ、町に出よう

2008-08-29 15:39:47 | Weblog
寺山修司さんの有名な本のタイトルですね。
今はわかりませんが、一昔前には演劇や音楽など芸術関係、特にカウンター・カルチャー、サブ・カルチャー系を志す人には必読と言われました。(私のいた世界では)
この本は強引に、更には暴力的なほどに、常識などの既成の価値観を叩きつけ、覆そうと試みる内容です。

既成の価値観の書いてある書(本)を捨て、自ら経験せよ!自分で価値観を再構築せよ!といったメッセージを送っています。(現代風にいうと、WEB(パソコン)を捨てよ、町にでよう!とかですか?)
経験主義というか思想というか、そういう感じだと思いますが、私は必ずしもそうだとも思ってなくて、本による学習も重要だと思っています。ですが、家から出て、外の世界で体感して学ぶという事も大切な事だとも思います。
私も学んだかどうかは別に、町や路上(ストリート)などで、いろんな出来事がありました。当時は些細な出来事だったんですが、今ではそれなりの思い出になったりしています。

今回はそんなストリートの思い出話しの一部を。

私は高校を卒業と同時に、上京して暮らしてました。
その当時の私は、趣味(?)でバンドをしたりアコギで歌ったりしてました。
休みの日には吉祥寺の井の頭公園で練習したり、吉祥寺の駅で歌ったりしていました。
ちなみに今はジブリ美術館あるところのほんの近くで練習してましたよ。

その公園に住み着いてる50代前半位のホームレスのおじさんに歌のお礼にジッポと1000円をいただきました。その1000円の価値のありがたみは図りかねるものがありました(今までもわかりません)(ちなみにそのジッポ数年前まで使ってました)。
そのおじさんは、若い時にGSをやっていたと語ってくれました。
それ以後仲良くなって、コンビニの期限切れのパンや弁当をもって来てくれたり、作った味噌汁を飲ませてもらった事があります。(ホームレスの方に施されるってどうなんでしょう?

またある時はその公園に、以前イカテンに出演したという(その時はその人を知りませんでしたが、後で調べたらわかりました)ミュージシャンが通りがかり、話し掛けられその場でセッションをした事もありました。

また、マイ○真木の家のだという飼い犬、バカデカイ2匹のアフガン・ハウンド(多分)を散歩させているおじさんとも毎回話しをしたりしました。

それから今からは考えられないような話しですが、当時は携帯などなくて、私はよく公衆電話を利用してました。
曲を作ったら音楽仲間に公衆電話から聞かせたりしてました。(パソコンもないですし
ある日、たまたまそんな時に通りかかった近所のお兄さんが話し掛けてくれました。その人は浜田省吾のツアーの照明をやってると話してくれました。
話すうちにストーンズの話しをしてくれ、私があまりストーンズを知らないというと、わざわざ部屋に帰ってストーンズのCDを私にくださいました。
当時の私はストーンズを下手っぽく感じて嫌いだったので、そんな事がなければ、今までストーンズを真剣に聞かないままだったかもですね。
公衆電話で強盗被害にあった事もありましたね。お陰で?警視庁の本庁に入る事ができましたが。

携帯がないといえば、人との待ち合わせを、当時は何時に何駅の何改札前などと指定して待ち合わせたものでした。
ですから当然行き違いなどもあり、会えない事もあったものです。
女の子とはじめてデートする時に改札降りて会えた時には、ちょっとした感動さえありましたよ。


そして出雲に帰ってからは、hideは今の出雲ダンス連合会のメンバーとの最初の出会いは、ほとんどがストリートからになります。
その他ブラジルのダンサーやお友達までできました。

何故今回こんな話しをしたかというと、出雲のストリートの祭典(?)サウンドフェスタ大心路が、今度の日曜日の31日にビックハート出雲で行われます。
出雲ダンス連合会のメンバーは普段ビックハートで練習してますから、これ以上のホームはありません!
そして、ストリートにはもしかすると、人や思い出に残ることに、何か出会えるかもしれませんよ。特に休みの日を家ですごしがちな皆さん、たまにはお出かけてみませんか?
そしてダンスや歌に興味がある皆さん是非足を運んでみてくださいね!



第6回サウンドフェスタ大心路2008
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