AFRO SOULでいこう!

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DONALD DYRD/FUEGO (ドナルド・バード/フュエゴ)

2006-12-25 14:31:35 | アフロソウルな話
今回のアフロソウルの話は、ドナルド・バードのヒュエゴです。
このアフロソウルな話は、アフロミュージック(黒人音楽)を、年代ジャンルとも幅広くバランスよく紹介していこうと心がけてるのですが、これを書いている人間の趣味がバランスを欠いている為、ついつい偏ってしまいます。
今回紹介するアルバムは59年の録音なのですが、私の好きなJAZZのアルバムは1960年の前後5年に集中していて、ジャズの紹介だとついついこの年代の作品になってしまいます。今回はその時代の名盤中の名盤のひとつの紹介です。

ドナルド・バードには一般的に二つの顔があります。
72年の「BLACK BARD」あたりを前後に分けて、純粋なハード・バップ・トランペッタ-の顔とジャズファンクのミュージシャンの顔です。
ダンサー等のクラブになじみの深い人のとっては、後の方は、サンプリングされたのを耳にしたこともあり、馴染みがあると思います。

このアルバムは、それまでジャズのトランペットの良さがイマイチ分からなかった私にトランペットの良さを、はじめておしえてくれたアルバムでした。
それまで、ピアノやサックスに比べてメロディーの動きに早さがなく、音にエッジがない為、いまいちリズムを感じれない楽器と思っていました。
しかしこのヒュエゴの数小節をリラックスしながら聞いたときに、この伸びやかなトランペットの音色が歌をまるで歌声のようだと思え、トランペットのかすれる音もハスキーボイスに聞こえ、なんとも味わいのある素晴らしい歌に聞こえました
それ以来トランペットと言う楽器を聞く楽しさが分かり、今でもこのアルバムが私にとってトランペットの代名詞のようなアルバムですよ

この人の70年代のストリートのサウンドも60年頃のJAZZも、根っこの部分は同じなのはこのアルバムを聴くとひしひしと感じれますよ!

Donald Byrd OOPS!
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