京都府福知山市雲原にある、
「雲原砂防関連施設群」の一部の砂防堰堤を見てきました。
昭和9年の室戸台風により、雲原村は壊滅的な被害をうけました。
二度と、その大きな被害を出さない為に
京都府の直営工事として、砂防工事がはじまりました。
工事は、昭和9年から昭和27年にまで行われました。
当時としては、近代的な砂防工事と併せて村造りは大変な注目をあびました。
やがてその工事は、平成18年に堰堤7基、床固工117基、流路工を含む
総延長11.5㌔が、全国で初めて遺跡として国の登録記念物となりました。
非常に簡単に説明しましたが、詳しくはネットで検索すると
当時の被害状況や、復旧にいたるまでの経緯が詳しくのっています。
さてさて、以前から一度訪れてみたかったのですが、
なかなか、機会が無くノビノビになっていました。
今日午前中に用事をすませて、ふと思い立って勢い来てしまいました。
資料は、以前に調べていた時のうすーい記憶のみ。後は、現地に何らかの看板が
あることを期待しつつ・・・。
で、とりあえず記念碑のあるところに来れば、なにかわかるはず…(`・ω・´)
そして、看板!
あたり探して、記念碑があるところには、東屋があり少しだけ川が見渡せるよう
整備されていました。 雲原郵便局のお向かいあたりになります。
国道176沿いにあります。
この、看板とうすーい私の記憶で堰堤7基を見学…。
無理です。 下調べが必要です。 この時すでに15時です。
まあ、行けるだけ行ってみようと。
そして、だどりつけないところは、次回にちゃんと来ようと、
この瞬間から、今日は、「下調べに来た」ということにしました。ヘ(゜∀゜ヘ)アヒャ
(赤字で書いてある数字は私が画像に書き入れました。
⑥と⑦は、看板にはありませんでしたのでたぶんこの辺ということで書き入れました。)
国登録記念物堰堤は7基あります。
① 深山川第一号堰堤
② 長曽谷川第一号堰堤
③ 長曽谷川第二号堰堤
④ 上三岳川第一号堰堤
⑤ 下三岳川第一号堰堤
⑥ 山谷川第一号堰堤
⑦ 東山谷川第一号堰堤 ・・・です。
まずは、看板的に上の方から…、ということで、
与謝野トンネルの手前まで来ました。 トンネルの手前にパーキングできるので
そこからは、徒歩で探索に行きました。
なぜ徒歩かというと、狭い山道に行くだろうと想定したからです。
それと、手元にある資料的なものは、さっきの看板を写真にとったものと
携帯のGPSのみ。 看板ほど、どう考えたって単純簡単な道のりではないはず、と。
うん、携帯のGPSが役にたちましたよ。 結構、いままでやっかいなダム巡りでも
この携帯のGPSは、電波があると使えます。
まずめざすは、②長曽谷川第一号堰堤と③長曽谷川第二号堰堤です。
与謝野トンネルの脇の道を通ってトンネルの上を跨ぐ形で、道を進むと
川があります。 その川沿いを沿うように進むとありました。
案内看板はこのような形で設置してあります。
どうやら、(たぶん)堰堤の300㍍手前になると設置しているようです。
あくまで、堰堤の手前300㍍からです。 堰堤はある程度、奥まったところにあるのでry)。
この看板に従って、この道を進みます。
すると、たしかに300㍍くらい行くと、また看板がありました。
でも、倒れちゃってる(´・ω・`)。 直せるかな?と起こそうと
しましたが、思いのほか重かったので、ヤメマシタ。
昨日は、一日雨でした。
もしかしたら、けっこう水が多くて近づけないかも、と憂慮していましたが、
このとおりで、すばらしい堰堤でした。
②長曽谷川第一号堰堤です。
いいじゃないですか!!
もっと、お近づきになっちゃいましょう(*´∀`*)
横手から上に上がれそうなので、行ってみます。
ここから上流側を見ると、僅かに③長曽谷川第二号堰堤が見えるような…。
しかし、そのまま行くにはどう考えたって無理な様子なので、
一度引き返し、もと来た道を進むことにしました。
また、道に出てその先を進みます。
程なく、二方向に道が分かれますが、右側の道をすすみます。
ちなみに、左側の道は通行止めでした。
その先を行くと、すぐに水の音がするので行くのですが、、、
いかんせん、昨日の雨で足場が悪く、途中の路肩も崩れてアスファルトが浮いてる
状態のところもあり・・・。
それ以上は、近づけませんでした。
遠ーいけど、③長曽谷川第二号堰堤かな。
看板が回りに見当たらなかったので、違っていたらごめんなさい・・・。
さて、いったんトンネルのところまで、戻ります。
そのまま、①深山川第一号堰堤に歩いて向かいます。
看板的には、トンネルに向かって左側にある堰堤です。
ここも川沿いに歩くと、300㍍案内看板が出てきます。
そのまま進むと、この看板があります。
さてこの①深山川第一号堰堤、写真が正面きって撮れるところが無い!!
すごく、いい堰堤なのですが。。。
蛇がいるんですよ。 この300㍍の間にも見かけました。
普通の靴で来ちゃったから、川まで降りれない(´・ω・`)。
ここは、膝まである長靴でくると幸せになれます。
ここからが、なんとかマシにカメラで撮れたところ。
ぜひ、膝丈の長靴です。 後は言わなくても、行けばわかる。
堰堤の上に来ました。
上流側の写真、撮るの忘れた。
とても、水が澄んでいて綺麗でした。 昨日一日雨だったのが嘘みたい。
見惚れてしまいました。
さてここから、一旦車に乗って福知山方面に戻ります。
R176を記念碑のことろで、右に入っていきます。
看板の⑥、⑦はとばして、分かりやすそうな④・⑤に先に行きます。
④上三岳川第一号堰堤は、道沿いに案内看板が出ているのですぐに分かりました。
先に進むと、見えてきます。
④上三岳川第一号堰堤 です。
お近づきになっちゃいます。
これもまた…。(*´ω`*) 言葉がでません。
堰堤の横に階段っぽいのがあるので、上がってみました。
堰堤の上に出れそうかな、と。 私のこの靴では、その先は無理でした。
そこから、この眺めです。
さて、この時点で17:00をまわってしまいました。
⑤下三岳川第一号堰堤は、もう入り口であろう所から、川状態。
⑥山谷川第一号堰堤 、⑦東山谷川第一号堰堤は、たぶんすぐに見つからないであろう、ということで、
今日はここまでとしました。
道を聞いたりしたときに、地元の人にとても貴重な話も聞きました。
山での植林のこと、杉やヒノキを植林したことによって餌がなくなり、
鹿や猪が下りてきて、作物を荒らすこと。
村の高齢化によって、田畑や山が荒廃していくこと・・・。
大変ですね、なんて一言ですませない、かといって私なんかどうすることも
できなく・・・。
今回は、かなり勢いで行ったので、次回は装備を整えて行きます。
近いうちに行かないと。 10月の第一週目の土曜に行こうと思います。
天気がよければー、ですけど。
「雲原砂防関連施設群」の一部の砂防堰堤を見てきました。
昭和9年の室戸台風により、雲原村は壊滅的な被害をうけました。
二度と、その大きな被害を出さない為に
京都府の直営工事として、砂防工事がはじまりました。
工事は、昭和9年から昭和27年にまで行われました。
当時としては、近代的な砂防工事と併せて村造りは大変な注目をあびました。
やがてその工事は、平成18年に堰堤7基、床固工117基、流路工を含む
総延長11.5㌔が、全国で初めて遺跡として国の登録記念物となりました。
非常に簡単に説明しましたが、詳しくはネットで検索すると
当時の被害状況や、復旧にいたるまでの経緯が詳しくのっています。
さてさて、以前から一度訪れてみたかったのですが、
なかなか、機会が無くノビノビになっていました。
今日午前中に用事をすませて、ふと思い立って勢い来てしまいました。
資料は、以前に調べていた時のうすーい記憶のみ。後は、現地に何らかの看板が
あることを期待しつつ・・・。
で、とりあえず記念碑のあるところに来れば、なにかわかるはず…(`・ω・´)
そして、看板!
あたり探して、記念碑があるところには、東屋があり少しだけ川が見渡せるよう
整備されていました。 雲原郵便局のお向かいあたりになります。
国道176沿いにあります。
この、看板とうすーい私の記憶で堰堤7基を見学…。
無理です。 下調べが必要です。 この時すでに15時です。
まあ、行けるだけ行ってみようと。
そして、だどりつけないところは、次回にちゃんと来ようと、
この瞬間から、今日は、「下調べに来た」ということにしました。ヘ(゜∀゜ヘ)アヒャ
(赤字で書いてある数字は私が画像に書き入れました。
⑥と⑦は、看板にはありませんでしたのでたぶんこの辺ということで書き入れました。)
国登録記念物堰堤は7基あります。
① 深山川第一号堰堤
② 長曽谷川第一号堰堤
③ 長曽谷川第二号堰堤
④ 上三岳川第一号堰堤
⑤ 下三岳川第一号堰堤
⑥ 山谷川第一号堰堤
⑦ 東山谷川第一号堰堤 ・・・です。
まずは、看板的に上の方から…、ということで、
与謝野トンネルの手前まで来ました。 トンネルの手前にパーキングできるので
そこからは、徒歩で探索に行きました。
なぜ徒歩かというと、狭い山道に行くだろうと想定したからです。
それと、手元にある資料的なものは、さっきの看板を写真にとったものと
携帯のGPSのみ。 看板ほど、どう考えたって単純簡単な道のりではないはず、と。
うん、携帯のGPSが役にたちましたよ。 結構、いままでやっかいなダム巡りでも
この携帯のGPSは、電波があると使えます。
まずめざすは、②長曽谷川第一号堰堤と③長曽谷川第二号堰堤です。
与謝野トンネルの脇の道を通ってトンネルの上を跨ぐ形で、道を進むと
川があります。 その川沿いを沿うように進むとありました。
案内看板はこのような形で設置してあります。
どうやら、(たぶん)堰堤の300㍍手前になると設置しているようです。
あくまで、堰堤の手前300㍍からです。 堰堤はある程度、奥まったところにあるのでry)。
この看板に従って、この道を進みます。
すると、たしかに300㍍くらい行くと、また看板がありました。
でも、倒れちゃってる(´・ω・`)。 直せるかな?と起こそうと
しましたが、思いのほか重かったので、ヤメマシタ。
昨日は、一日雨でした。
もしかしたら、けっこう水が多くて近づけないかも、と憂慮していましたが、
このとおりで、すばらしい堰堤でした。
②長曽谷川第一号堰堤です。
いいじゃないですか!!
もっと、お近づきになっちゃいましょう(*´∀`*)
横手から上に上がれそうなので、行ってみます。
ここから上流側を見ると、僅かに③長曽谷川第二号堰堤が見えるような…。
しかし、そのまま行くにはどう考えたって無理な様子なので、
一度引き返し、もと来た道を進むことにしました。
また、道に出てその先を進みます。
程なく、二方向に道が分かれますが、右側の道をすすみます。
ちなみに、左側の道は通行止めでした。
その先を行くと、すぐに水の音がするので行くのですが、、、
いかんせん、昨日の雨で足場が悪く、途中の路肩も崩れてアスファルトが浮いてる
状態のところもあり・・・。
それ以上は、近づけませんでした。
遠ーいけど、③長曽谷川第二号堰堤かな。
看板が回りに見当たらなかったので、違っていたらごめんなさい・・・。
さて、いったんトンネルのところまで、戻ります。
そのまま、①深山川第一号堰堤に歩いて向かいます。
看板的には、トンネルに向かって左側にある堰堤です。
ここも川沿いに歩くと、300㍍案内看板が出てきます。
そのまま進むと、この看板があります。
さてこの①深山川第一号堰堤、写真が正面きって撮れるところが無い!!
すごく、いい堰堤なのですが。。。
蛇がいるんですよ。 この300㍍の間にも見かけました。
普通の靴で来ちゃったから、川まで降りれない(´・ω・`)。
ここは、膝まである長靴でくると幸せになれます。
ここからが、なんとかマシにカメラで撮れたところ。
ぜひ、膝丈の長靴です。 後は言わなくても、行けばわかる。
堰堤の上に来ました。
上流側の写真、撮るの忘れた。
とても、水が澄んでいて綺麗でした。 昨日一日雨だったのが嘘みたい。
見惚れてしまいました。
さてここから、一旦車に乗って福知山方面に戻ります。
R176を記念碑のことろで、右に入っていきます。
看板の⑥、⑦はとばして、分かりやすそうな④・⑤に先に行きます。
④上三岳川第一号堰堤は、道沿いに案内看板が出ているのですぐに分かりました。
先に進むと、見えてきます。
④上三岳川第一号堰堤 です。
お近づきになっちゃいます。
これもまた…。(*´ω`*) 言葉がでません。
堰堤の横に階段っぽいのがあるので、上がってみました。
堰堤の上に出れそうかな、と。 私のこの靴では、その先は無理でした。
そこから、この眺めです。
さて、この時点で17:00をまわってしまいました。
⑤下三岳川第一号堰堤は、もう入り口であろう所から、川状態。
⑥山谷川第一号堰堤 、⑦東山谷川第一号堰堤は、たぶんすぐに見つからないであろう、ということで、
今日はここまでとしました。
道を聞いたりしたときに、地元の人にとても貴重な話も聞きました。
山での植林のこと、杉やヒノキを植林したことによって餌がなくなり、
鹿や猪が下りてきて、作物を荒らすこと。
村の高齢化によって、田畑や山が荒廃していくこと・・・。
大変ですね、なんて一言ですませない、かといって私なんかどうすることも
できなく・・・。
今回は、かなり勢いで行ったので、次回は装備を整えて行きます。
近いうちに行かないと。 10月の第一週目の土曜に行こうと思います。
天気がよければー、ですけど。
砂防が大事にされていて、微笑ましい限りです。
ただでさえ砂防は日の当たらない物件ですし、、
私もよく現地について、”下見”に切り替えます。ネットで下見しても限界ありますし。
蛇がいては近づけません@~~
そうだ、冬に行こう!
・・・雪がなければ
砂防は、ムズカシイです。
下見の下見になって、そのまま下見で終わり
なんてことも、あると思います。
>kao3541様
冬はほんとに寒いかもー。
私のお会いした、@~~は
皆様、なぜだか道路を横断あそばされておりました。
そんなに、大きくは無かったけど。。。
でも、ぜひぜひ行ってみてください。
冬の方が、下草もある程度枯れてくるので、
堰堤に近づきやすいと思われ。
①~⑦の堰堤の入り口には標識が整備されているようです。今は雪深く進入できないと思いますので、春になったら再度訪れられてはどうでしょうか?
当ブログにお越しいただきありがとうございます!
公園が整備されたのですか!
この時に行ったのがあまりにも下調べもうっすらだったので、
ぜひ、再訪したいと思っていました。
貴重な情報、ありがとうございます!
まぁ、雪は無理ww
そうですね!春になったらこれもいい機会ですので行ってみようと思います。
ありがとうございました!