「旅人」
チェロ~松下修子さん
正直に書こう。
この曲の演奏者については、ギリギリのタイミングで神から啓示がやってきた。
9月のレコーディングの日取りが決まってからも、この曲だけは、誰とどうコラボするか、全く心当たりがなかった。
Darmaの記念すべき最初のオリジナル曲なのに、今まで踊りとのコラボをした事はあったけど、演奏とのコラボはした事がなかったから、「こんな感じ」ってイメージはあったのだけれど、どんな楽器がよくて誰にお願いすればいいのか、さっぱり思いあたる所がなく途方に暮れていた。
そんなある日、ガムラン仲間の松下修子さん(通称:しゅうしゅう)からメールがきた。
「◯◯に行きたいのだけど、久しぶりすぎて道を忘れました~どうやって行くのだった?」
しゅうしゅうは、一緒にガムランを勉強している仲間だけれど、本業がチェロを弾く人(プロ!)で、最近は教えたり演奏したりで忙しく、ガムランの講座はずっと欠席していた。
個人的にも、2年前くらいに、目黒でデートしたのが最後だった。
そんなしゅうしゅうから、久方ぶりのメールが来たもんだから、「そこに行くには、こうこうで~」って普通にメールを返信しながらも、私は普通でない感覚ににやけていた。
来た、神の啓示。。。
その後、8月(録音1ヶ月前)に会った時、しゅうしゅうに今回のCD作成プロジェクトの話をしてみた。
ガムランではなく、チェロで参加して欲しいと。
しゅうしゅうは快諾、興味を示してくれた。
それからも、しゅうしゅうは忙しく、曲やイメージのやりとりは全てメールで。
(最近は、音もメールで送れて便利だね!)
実際に我々と合わせたのは、なんと!録音前日。
でも、しゅうしゅうはいろいろ考えてきてくれていた。
「こんなのはどお?」って、いろんなパターンを弾いてくれ、Darmaは「じゃあ、こうしてみて」ってリクエスト、そんなやりとりが沢山あって、今回のこのアレンジが完成。
「ここはジェゴガン、ここはライヒ、次にみやしろんで、次がルバブ」
(これ、わかった人はかなりの東京ガムランおたく!!)
ガムランを知ってるからこそのチェロ、とのコラボレーション。
でも、それでは終わらない。
翌日の録音当日、しゅうしゅうは「音を上に合わせようかと思うんだけどどお?」って。
ガムランは2台の音のチューニングをわざとずらして、うねりが出るように設計されているのだが、その上めの音にチェロの音を合わせた方がいいのでは?、とういう提案があった。
よくわからないんだけど弾いてみて、って弾いてもらったら、全然違う。
チェロが前に出てくる。
なるほど!さすが!プロの耳とプロの技術!!
今まではただただ、しゅうしゅうと一緒に飲んでて楽しい(とっても気を使う人なのです!)、一緒にガムランやってて楽しい、ガールズトークも楽しい、そんな仲良しなおつきあいだったのだけど、匠の「耳」と「腕」を知った瞬間。
それに、演奏してる時の顔が違うもの!
その後のミキシングのこだわりも凄かった。
チェロとガムランを愛するが故のしゅうしゅうを感じた、この一曲。
見事に、「旅人」の風景や心情の変化を、チェロで奏でてくれている。
神の啓示は間違っていなかった、本当にしゅうしゅうと一緒にやれて良かった。
いい曲にしてくれて、しゅうしゅう、ほんとにほんとにありがとう!
ガムランもまた一緒にやろうね!
この曲「旅人」の誕生秘話はこちら
曲に歴史あり「旅人」前編
曲に歴世あり「旅人」後編
text maso
チェロ~松下修子さん
正直に書こう。
この曲の演奏者については、ギリギリのタイミングで神から啓示がやってきた。
9月のレコーディングの日取りが決まってからも、この曲だけは、誰とどうコラボするか、全く心当たりがなかった。
Darmaの記念すべき最初のオリジナル曲なのに、今まで踊りとのコラボをした事はあったけど、演奏とのコラボはした事がなかったから、「こんな感じ」ってイメージはあったのだけれど、どんな楽器がよくて誰にお願いすればいいのか、さっぱり思いあたる所がなく途方に暮れていた。
そんなある日、ガムラン仲間の松下修子さん(通称:しゅうしゅう)からメールがきた。
「◯◯に行きたいのだけど、久しぶりすぎて道を忘れました~どうやって行くのだった?」
しゅうしゅうは、一緒にガムランを勉強している仲間だけれど、本業がチェロを弾く人(プロ!)で、最近は教えたり演奏したりで忙しく、ガムランの講座はずっと欠席していた。
個人的にも、2年前くらいに、目黒でデートしたのが最後だった。
そんなしゅうしゅうから、久方ぶりのメールが来たもんだから、「そこに行くには、こうこうで~」って普通にメールを返信しながらも、私は普通でない感覚ににやけていた。
来た、神の啓示。。。
その後、8月(録音1ヶ月前)に会った時、しゅうしゅうに今回のCD作成プロジェクトの話をしてみた。
ガムランではなく、チェロで参加して欲しいと。
しゅうしゅうは快諾、興味を示してくれた。
それからも、しゅうしゅうは忙しく、曲やイメージのやりとりは全てメールで。
(最近は、音もメールで送れて便利だね!)
実際に我々と合わせたのは、なんと!録音前日。
でも、しゅうしゅうはいろいろ考えてきてくれていた。
「こんなのはどお?」って、いろんなパターンを弾いてくれ、Darmaは「じゃあ、こうしてみて」ってリクエスト、そんなやりとりが沢山あって、今回のこのアレンジが完成。
「ここはジェゴガン、ここはライヒ、次にみやしろんで、次がルバブ」
(これ、わかった人はかなりの東京ガムランおたく!!)
ガムランを知ってるからこそのチェロ、とのコラボレーション。
でも、それでは終わらない。
翌日の録音当日、しゅうしゅうは「音を上に合わせようかと思うんだけどどお?」って。
ガムランは2台の音のチューニングをわざとずらして、うねりが出るように設計されているのだが、その上めの音にチェロの音を合わせた方がいいのでは?、とういう提案があった。
よくわからないんだけど弾いてみて、って弾いてもらったら、全然違う。
チェロが前に出てくる。
なるほど!さすが!プロの耳とプロの技術!!
今まではただただ、しゅうしゅうと一緒に飲んでて楽しい(とっても気を使う人なのです!)、一緒にガムランやってて楽しい、ガールズトークも楽しい、そんな仲良しなおつきあいだったのだけど、匠の「耳」と「腕」を知った瞬間。
それに、演奏してる時の顔が違うもの!
その後のミキシングのこだわりも凄かった。
チェロとガムランを愛するが故のしゅうしゅうを感じた、この一曲。
見事に、「旅人」の風景や心情の変化を、チェロで奏でてくれている。
神の啓示は間違っていなかった、本当にしゅうしゅうと一緒にやれて良かった。
いい曲にしてくれて、しゅうしゅう、ほんとにほんとにありがとう!
ガムランもまた一緒にやろうね!
この曲「旅人」の誕生秘話はこちら
曲に歴史あり「旅人」前編
曲に歴世あり「旅人」後編
text maso
ほんとに貝になるか、darma&仲間達に証人になってもらうからね!(笑)
東京在住B.Tさん、全面的に私も同感!
しかし、Darmaにも「音大卒のヒト」が一人いますなぁ。
さすらいのテロリスト、もとい、チェリストですwww
ほんと、秀逸な1枚だと思います!こ○らさんがいうように、ピカソかまたは岡本太郎か、といったアルバムです。参加できて本当に楽しかったです☆
貝になっても我らの火によって口が開いてしまうこ○らさんを楽しみにしてます!
テロリストshushuさん、初投稿ありがとう。
さすがシャレもうまい!!
今度、こ◯ら貝のいる海岸を爆破しに行こう。笑