太陰暦：三月十五日

本日も　　お日柄良くて　　　外出に　　　　　　　
うってつけとか　　　お日さま語る　　　　　　　　




＜国民はミタ＞　　　　　　　
政府側　　　国民の前　　地元とは　　　　　
国民（クニタミ）すべて　　　広域と言う　　　　　　　　　


次の日は　　うその如くに　　　覆し　　　　　　
再稼動へと　　なびかせようと　　　　　　


風吹けど　　民踊らずに　　　戦前の　　　　　　
お上（かみ）の申す　　通りにならず　　　　　　　　


再稼動　　強引なこと　　やったなら　　　　　
衆人環視　　　黙っちゃいない　　　　　　


＜駅前からの光景＞　　　　
駅前の　　通りでリュック　　　背負う人　　　　　　
ゾロゾロ出かけ　　ウオッチングと　　　　　　


私鉄での　　企画に沿って　　街角で　　　　　　　
ウオッチングの　　ウオーク日和　　　　　　


　

太陰暦：三月廿四日

万物は　　慈雨のおかげで　　　うるおいを　　　　　　　
チューリップさん　　　目覚めてくれた　　　　　　


昨年は　　真紅だったね　　　今年色　　　　　
こじんまりして　　うすピンク色　　　　　




＜日本原子力研究開機構＝ＪＡＥＡは＞　　　　　　　　
原発の　　再稼動是非　　　金しだい　　　　　　　
マネー動けば　　朝令暮改　　　　　　　　　


福島の　　4号機では　　危機的な　　　　　　
状況にあり　　プールの破壊　　　　　　　　　　


時間との　　戦いのはず　　放置して　　　　　　　
ロボットさえも　　接近不可に　　　　　　　　　


大飯でも　　問題放置　　対策は　　　　　
なんの手立ても　　せずにＯＫする　　　　　　


＜置き土産＞　　　　
枯れつるを　　束ねて黒い　　干物かな　　　　　
カエルを串に　　さした如くに　　　　　　　　


百舌の技　　昨秋来の　　置き土産　　　　　　　　　　
つるに引っ掛け　　なんの意味かな　　　　　　　





　

太陰暦：三月廿三日

家の外　　閑雲野鶴　　早朝に
農作業機は　　仕事を開始　　　　　　


のどかなる　　田園地帯　　　田植え前　　　　　　　
ツバメも人も　　早起きものに　　　　　　　　


＜脱原発へ＞　　　　　　
物欲の　　しがらみ捨てて　　クリーンな　　　　　　　
地球を残す　　子孫のために　　　　　　　


人間が　　造った施設　　原発は　　　　　
すぐにボロボロ　　　長くはもたず　　　　　　


５０年　　コンクリートの　　建物は　　　　　　
老朽化にて　　廃墟同然　　　　　　　　


原発は　　圧力かかり　　海水で　　　　　
塩害ひどく　　穴ぼこだらけ　　　　　　　


20年　　経てば容器は　　ボロボロに　　　　
メルトダウンに　　なって当然　　　　　　


＜大飯原発は＞　　　　　　
オフサイト　　センターが壁　　　一つにて　　　　　　
原発となり　　あわせに存す　　　　


津波来て　　2ｍ高　　　耐えうるか　　　　　　　
無理な論理が　　自明のことに　　　　　　　

＜呉越同舟の北朝鮮と日本＞　　　　　
ミサイルが　　　自爆してチョン　　　アラートは　　　　　　　
エラーとなって　　　なんの効なし　　　　　　　


わが日本　　科学技術が　　　泣きそうな　　　　　　　
オソマツ君の　　　結末となる　　　　


アメリカへ　　依存の傘に　　自力での　　　　　　
脱出劇は　　ほど遠いこと　　　　　　


　　　　　　　　

太陰暦：三月廿二日

あさぼらけ　　５時には地平　　アカアカと　　　　　　
雨と雲とが　　去り行く日長　　　　


＜調査が必要＞　　　　　
巷では　　女性の中で　　５０代　　　
甲状腺の　　がんが増加と　　　　　　　


ウソではと　　見ゆるが実は　　　ありうると　　　　　　
3.12　　以後の生活　　　　　　　　　　　


どのような　　　地域でどんな　　　暮し方　　　　　　　
していたかとの　　緻密な調査　　　　　　　


必要な　　健康調査　　　魚貝類　　　　　　　　
海草などの　　　食生活を　　　　　　　　　　　　　


居住した　　地域の暮し　　　ていねいに　　　　　　　　
聞き取りをする　　　こと重要に　　　　　　　


被曝との　　因果関係　　　ありやなし　　　　　　
関東以北　　海産物は　　　　　　


ほかの物　　野菜などをも　　放射性　　　　　　
ヨードをいかに　　取り込んだかと　　　　　　　　　


原発の　　事故後ただちに　　関西に　　　　　　　
避難した人　　どれほどいたか　　　　　　　


＜生命力＞　　　　　　
草取りの　　絶好の日に　　タンポポや　　　　　　　
カラスムギなど　　スコップで抜く　　　　　　　


たいていは　　茎や根っ子が　　チョキンボキ　　　　　　　
途中で切れて　　　土中にもぐる　　　　　


次にまた　　　生えるからネと　　言いながら　　　　　　　
かくれんぼする　　根に脱帽す　　　　　　　　　


＜この星は＞　　　　　　　　
銀河系　　この美しい　　星の下（もと）　　　　　
地球に似たる　　星あるや否　　　　　　　　　　


太陽の　　爆発までは　　惑星の　　　　　　
地球も維持を　　　きれいな星で　　　　　


　





　

太陰暦：三月廿一日

雨水が　　更地の田へと　　　流れ入り　　　　　　
田植えの準備　　　始まり感謝　　　　　　　


＜競演＞　　　　　
芍薬は　　一雨ごとに　　グングンと　　　　　　
伸びろ伸びろと　　競演してる　　　　　　




真紅いろ　　ユリの芽はいま　　葉を出して　　　　　　
雨を喜び　　糧としている　　　　　




＜川柳短歌で＞　　　　　　　
大飯なる　　原発いかに　　再稼動　　　　　　
関西のツボ　　思うままには　　　　　　　　


カチカチの　　センゴク船も　　どろ船に　　　　　　　
ブクブクあわの　　つゆと消ゆるか　　　　　　　


国民に　　隠し立てする　　　タヌキにも　　　　　
ウソがバレバレ　　　ごまかされぬと