私がまだ独身の頃だった。
確か、著者は 山崎豊子ではなかったろうか 。
戦時中の、ある農家の長女で生まれた女性の悲劇 。
実話を書いた物でした。
兄弟姉妹が多くて、親は生活苦に・・・。
長女であるまだ子供の自分を、
人買いに身売りされたのでした 。
行った先が、南の島の サンダカンでした 。
子供のときは、まだ下働きの掃除係りなどでした 。
あるとき、置屋の主が、ある部屋に連れて行き、
戸を閉めて、まもなく男の人が入ってきた・・・。
ここららの悲劇がリアル 。
そんな事態に、読んだ私の心も、愕然とショックでしたよ 。
そのうちに、いなくなる女性もいたと。
性病にかかって死んだり、帰国させられたりと。
それが、誰の責任とは言えない悲しみ 。
著者は、この本を書くため、ある女性の元へ日参したのです 。
最初は、断られてばかりです。
それでも、根気よく日参し声かけ・手伝いなどをしているうちに、
誠実さを分かってもらって、語ってくれたものです 。
のちに、映画にもなったのではなかったかと思う 。
この本が完成したとき、豊子さんは、
その女性に会って、プレゼントしたということでした。
もうそのときには、
肝胆相照らす仲 になっていたそうです 。
韓国が、日本を攻めるけど、
それ以上の苦しみを味わていたひとたちがいるのですよ。
また、時代は変わって、ベトナム戦争のときの韓国軍の仕業・・・。
なぜ、あのことを隠すのですか 。
米軍さえも、その光景を見て、愕然 !
自分たちのしたことは無かったことにして、
されたことだけを強調するとは。
情けないと思いませんか!
明治から大正にかけて、日本が統治したときは
李承晩王朝の時です。
なぜ、王朝たりえたか。
わかりませんか。
王朝をサポートして教育体制を整備し、
ハングル語の学校を整備して肩入れしたのは、日本ですよね。
また、王朝と日本の赤十字が肩入れして、
朝鮮の孤児の保護と養育もしたのではありませんでしたか?