こすた みあ Diary

旅の思い出、日々の記憶・・・

Breakfast at Cap's

2006-04-30 | Caribbean
 


 April.30
 Anguilla 2nd Day
 キャプ・ジュルカで朝食を





キャプ・ジュルカの1日はルームサービスの朝食から始まる。
( このサービスはルームレートに含まれている )
前日にチョイスしておいたペストリー数種類と、フルーツ、フレッシュフルーツジュース、
コーヒー、紅茶からなるコンチネンタル・ブレックファーストだ。
更に、本日のアクティビティが記載されたリゾート新聞も配布される。

       

広い広いテラスに朝食の用意を整えてもらい海を眺めながらのんびり食事をとる。
食べたらまた眠くなるので、広い広いテラスに設えられているデイベッドや、
デッキチェアーでのんびり風に吹かれながらうとうとまどろんだり、読書をしたり。

私がキャプ・ジュルカに釘付けになった魅力の1つが、そのバスルーム。
大理石製のバスルームは2人で同時に入れるビッグサイズで、枕もきちんと
セッティングされている。そしてバスの外にはプライベートソラリウム。
燦燦と陽の光が降り注ぐ朝にゆっくりとお風呂に入るバスタイムが
お気に入りの時間となった。

 

お昼も過ぎたので、ビーチへ。
真っ白な砂浜に目も覚めるようなカリビアンブルーの海。
空に目をやれば、トルコブルーのカモメが翼を広げて悠々と飛び交っている。
んん ?! なぜにトルコブルー ?! 
サングラスを外して確認すると、カモメちゃんの真っ白なお腹に海の色が
反射しているのだと理解する。楽園ならではの美しすぎるサプライズ。

      

ビーチチェアーでのんびり寛いでいると次々とゲスト・マネージャーが握手を
求めてやってくる。「始めまして。私はゲスト・マネージャーのウィルマよ。
キャップは初めて ?! エンジョイしてる ?! 」
ビーチチェアーの後ろには6セットに1人ぐらいの割合でビーチバトラーも待機
している。アンブレラに付いている赤いフラッグを降ろすと、即座にオーダーを
取りにやって来る。その時もまずは握手からスタートだ。「こんにちは。私は
ビーチマネージャーの○○です。」
その他にも冷たいおしぼりを運んできてくれたり、シャーベットを持って来て
くれたりと時間ごとに色々なサービスを提供してくれる。そういえばファラライでは、
ビーチで寝ていると顔にエビアン水をスプレーしに来てくれるスタッフがいたことを
思い出した。笑



日も傾いてきたのでビーチをお散歩しながらリゾート探検。
テニスコートにマシンジム。広い敷地内には湖沼の周りを巡るウォーキング
トレイルまで。メイン棟にたどりつくとティータイムの用意が設えられている。
スコーン ( というよりビスケット的なお味でイマイチ ) とクッキー、紅茶を飲みながら、
コンシェルジェに明日からの予定を相談。色々なサジェスチョンを頂き、一通りの
予約を済ませる。



今夜のディナーは Altamer
ブラピとジェニファーも訪れたレストラン。( 追っかけか ?! )
たった4組のゲストの為にピアノの生演奏が奏でられる。
潮騒とピアノの音色に耳を傾けながら優雅なディナーを頂いた。
Anguilla Guide
で「 ここのスフレの為なら死んでもイイ ! 」と書き込みをされていた
ハウススペシャルのスフレ。カリブ名産のラム酒がた~っぷりとしみこみ、1口頂いた
だけでも酔いが回りそう。お酒に強い方にはお勧めの逸品かもしれません・・・。



ホテルに戻ってオーディオルームを覗くと、本日の映画を上映中。
ゲストは誰もいなかったが、ポップコーンとラム・パンチの心憎いセッティング。
どこまでも広がる夜空を見上げれば、大きな南十字星にいくつもの流れ星。
ゴージャスなハードに負けない宇宙によってもたらされる壮大な自然の美しさ。
キャプ・ジュルカの魅力に触れた瞬間だ。



Cap Juluca

2006-04-29 | Caribbean
April.29
Anguilla 1st Day

【 Part 2 】
Cap Juluca


ここはセント・マーテインは、マリゴのフェリーポート。
出入国審査官が気だるく構えるブースには" Caution Chikungunya "と
張り紙が。そう。ここマリゴは、フランス領。
同じくフランス領の「レ・ユニオンからお越しの方は申告を」との注意書き。
「あんたのせいでセイシェル行けなかったんだからね。」モスキートの
イラストを怨念をこめて睨みつける。

アンギラのフェリーポートにて気が抜けるほど簡単な入国審査を通過し、
タクシーへと乗り込む。さぁ、いよいよカリブ海の休日の始まりだ。

ワタクシと Cap Juluca との出会いは、1998年まで遡る。「カリブ海の青き休日」
そんなタイトルに惹かれて何気なく購入した" FIGARO JAPON " に掲載されて
いたのが Cap Juluca


ハリウッドセレブ御用達のハイダウェイでゲストルームには鍵がないという。
なぜなら " It's Safety "。素晴らしい海の色の写真と共に、そんな文章が
しっかりと頭の中に刷り込まれてしまった。その後もキャプ・ジュルカの話は
あちらこちらから耳に届いた。ブラッド・ピットと元妻ジェニファー・アニストンが
最後に休日を共に過ごしたリゾートもこちらだったと聞いている。

エントランスに乗り付けると予約名を告げる間もなく「 Mr.○○ですね ?! ようこそ。」
温かく迎え入れられた。「 さすがキャップ !! 素晴らしいっっ !! 」いたく感動したのだが、
後で冷静になって考えてみれば単に東洋人のゲストが他にいなかったというカラクリ
であることに気がついた。



ウェルカム・ドリンクのラムパンチを頂きつつ、リゾートの説明を受ける。
「お部屋に鍵のご用意はありません。"It's Safety"」
お~ !! このセリフを聞く為にわざわざカリブまでやってきたのっっ !!
しかし、ご時世は変わったのかその後、ちゃんとこんな説明もついてきた。
「でも、貴重品ボックスはちゃんとお部屋の中にあるからそれを使ってね。」

リゾート内はゴルフカートのような乗り物で移動する。
大好きなハワイ島のファラライを思い出す。カートのドライバーさんもいたって親切。
「リゾート内は一切歩く必要はないからな。いつでも呼んでくれ。」
ご親切にカートにはドリンクホルダーまでついている。
実際、お部屋に備え付けのラムとコークで ( 冷蔵庫内のドリンクはほとんど無料 ! )
キューバ・リバーを作って飲みながら移動しているゲストも見かけた。
とっても優雅だ。  
          

スーツケースを運び込み、一通りお部屋の説明をしてくれたドライバーさんが
付け加えた。「ちなみに部屋には TV がない。メイン棟にオーディオルームが
あってそこで映画を上映してるよ。うちのリゾートはハネムーナーが多いから
基本的に部屋には、TVが必要ないんだ。でも、すぐにつけられるから、
必要だったら言ってくれ。」「あ、そう。じゃ、すぐに設置してね。」とオット。
オイ・・・

 
 
 1st Nightのディナーは、
 レストラン George's で
 ビーチバーベキュー。
 早速カリブ海のロブスター
 にかじりつき、長かった1日を
 振り返りつつ眠りに着いた。


Road to anguilla

2006-04-29 | Caribbean
April 29
Anguilla 1st Day

【 Part 1 】
Road to Anguilla
珍道中最大の危機


目覚めると AM 5:10。
前日に歩きすぎたせいか身体が重い。
今朝は AM 8:10 JFK 発のアメリカンでいよいよカリブ海に向けて出発する。
ウェークアップをセットした時間まであと20分。
このまま起きちゃおうかしら。もう少し寝ようかしら・・・まどろんでいると
いつの間にかまた寝てしまった。

「はぁ~。45分。」オットの溜息で目が覚める。
ワタクシ「あれ ?! 30分にセットしておいたのにね。急がなくちゃね~。」
ゆっくりと伸びをしながら、のんびりとそんなセリフを口にするワタクシを
唖然とした表情で見返すオット。
「何言ってるの ?! 今、8:45 !! もう飛行機は空の上 !! 」
ぇえええええええええええっっっ ?!?!?!
前日に見た「オペラ座の怪人」のメインテーマが頭の中で高々と鳴り響く。
ジャーン ジャジャジャジャジャーーーン♪

一挙に眠気を吹飛ばす事実を目の前に突きつけられるも、
現実逃避をしたい一心でまたしても眠気が・・・。
「こらぁぁ !! 寝るな~ !! 」
オットに叱りつけられやっと現実を受け止める準備にとりかかる。
「え~と。飛行機を乗り過ごすなんてマヌケなことしたの始めて
なんですけど、どうすればいいんでしょうね?!」ベッドの上で正座をして
オットに相談を持ちかけるも「俺だって始めてだよ」と溜息交じりの返事。

とりあえず航空券の手配を依頼したアメックスに TEL を入れることに。
「え~とですね。端的に申し上げまして・・・飛行機に乗り遅れたんですね。
ですから、え~と・・・さっさと次のフライト手配しやがれ !! この野郎っっ !!」
とリクエスト。( 実際には、丁重にお願い致しました。 )
しかし、待てど暮らせど折返しの連絡なし。

「どうしよ~。満席なのかな ?! NY もう1日増えちゃったね~。
ライオンキング見て、昨日見損ねた夜景も見ようね。あ、ガイドブックでも
買ってみる ?! 」自虐ネタに走りつつ、いよいよ覚悟を決めかけたその時、
再び電話が鳴り響いた。
「大変、お待たせ致しました。アンギラへ入るには、プエルトリコ経由で・・・」
オペレーターのお姉さんの頓珍漢な説明が繰り広げられる。
ワタクシ「あの・・・元々のフライトの次の便を押さえて頂きたいのですが。
ええ。そうです。セントマーティン行きのフライトです。」

ここで Road to Anguilla の説明をしておこう。
カリブ海に浮かぶアンギラは、リーワード諸島に属するイギリス領の小さな島だ。
日本からの直行便はなく、NY や、マイアミを経由してお隣の、オランダ及び
フランス領に属するセント・マーティンという島に入る。パブリックなルートを
選んだ場合は、プリンセス・ジュリアナ国際空港からタクシーに20分程乗車して
フェリーポートのあるマリゴへ。そこで簡単な出入国手続きを済ませて更に
フェリーに20分揺られて、アンギラのブローイング・ポイントへ向かうのが、
1番メジャーな行き方だ。( ちなみにプリンセス・ジュリアナ国際空港のすぐ
隣から、チャーターボート
でアンギラまで移動することもできる。帰路はこちらを
利用したが確かに便利。ただし、コストは3倍かかる。)

     
その他にもプエルトリコを経由し、アメリカン・イーグルなどの小さな飛行機で
直接アンギラの空港に着陸する方法もあるにはある。( が、乗り継ぎ等考えると
相当時間がかかる。)と、いうわけで、アメックスのオペレーターは何を勘違い
したのか、ご丁寧に後者のルートを独自に調べ上げてくださった為に返事に
1時間も要したらしい。

「あ・・・そうでしたか。私、勘違いをしておりまして・・・。セント・マーティンへの
フライトでしたら11時の便があったのですが・・・。既に 9:30 ですから今から
ホテルを出るとなるともう間に合いませんね。申し訳ございません・・・。」
電話の向こうでお姉さんが小声で謝っている。

「お~い !! オマエが先に諦めるな !! 1時間30分もあるじゃね~か !! 」(心内語) 
待たされ続けたイライラが募り、遂に自分勝手モードへ突入。
「あのですね~。アナタのせいとまでは言いませんけどね~。」(←言ってる。
というか、寝過ごしたのは誰の責任でもなく自業自得でございます。はい。)
「こちらは1時間もアナタの返事を待っていたんです。今すぐホテルを出ますから、
とにかく乗れるようにリクエストを入れておいてください。いいですねっっっ !!! 」
小さな声で謝り続けるお姉さんに檄を飛ばし、電話を叩ききる。
再び受話器を握りレセプションへ。
「エクスプレスチェックアウト プリーズ!!」

スーツケースをトップギアでひきずりながらフロントに駆けつけると涼しい顔をした
レセプショニストがスマートにレシートを指し示してきた。わずか3分。
事前にカードを提示しているのでサインの必要もない。しかも会計はパーフェクト。
(南の島では、こうはいかない。大抵間違いが1つ2つありヒト悶着するのだが・・・。)
ベルボーイも私たちのただならぬ雰囲気にスーツケースをつかみとり、最速で
イエローキャブのトランクへと押し込んでくれた。チップを弾んで JFK へ GO !
アメックスの電話を叩ききってからこの間、わずか5分で車上の人となる。
この偉業の点だけとってみても、次回NYに宿泊することがあったらまた
The Court に泊まりたい。そう思わせる完璧な仕事ぶり。グッジョブ !!

タクシーのドライバーさんにも「急いで!!」とお願いすると「OK。普通なら40分かかるけど
Do My Best !! 」と力強いお言葉。結局25分で JFK に到着することができた。ふ~。
「空席状況は40席ほど空いておりまして何の問題もございません。」そう、説明を
受けていたのだが、乗ってみるとほぼ満席。「危なかったね~」やっと落ち着いたら
また眠気が・・・。 NY から4時間のフライトをほとんど寝て( 気絶して?! )過ごした。

着陸案内にふと目覚めると、海面が異様に近いことに気がついた。
このまま海に突っ込む気か・・・?!

素敵なプリンセス・ジュリアナ国際空港については コチラ
へどうぞ。


The Phantom

2006-04-28 | Caribbean
 

 April.28
 NY 2nd Day

 【Part 2】
 オペラ座の怪人
    &
 吉野屋の晩餐




グランドセントラルオイスターバーに向かうはずが、歩きつかれてクタクタ
だった為、MET 近くにあったビストロでランチを済ませることに。
「いいよね。いつだって行けるもんね。品川にあるんだもんね。」 

 


 1日で NY を観光しようなんて所詮無茶な話。
 NY の奥深さに本日2度目の敗北感をかみ締めます。
 MOMA での鑑賞は最初から諦め、デザインストアーに
 直行してお土産品を物色。パンパンに張った足を
 ひきずりながらホテルに帰ってしばし休憩。




一休みした後は、待ちに待った"オペラ座の怪人"を見るため、
お召しかえをして、いざ、マジェスティックシアターへ。
ここで突然、ワタクシによるワタクシの為の
"オペラ座の怪人"バイオグラフィー。
          
*1991年 12月31日 
紅白歌合戦に出演したサラ・ブライトマンを見て、あまりの美しい歌声 & 美貌に
衝撃を受ける。

*1992年
ハワイで見つけた LONDON オリジナルキャストの2枚組み CD とファントム役で
一世を風靡したマイケル・クロフォードの CD を購入し、自分でも口ずさめる
ようになるまでひたすら聞きこむ。

*1995年
劇団四季による「オペラ座の怪人」デビュー。
品川のキャッツシアターで大々的にキャッツを公演している裏、日生劇場で
細々と公演されていた「オペラ座の怪人」。たぶんメインの役者さんは全て
キャッツに借り出されていたのでしょう ?! 日本語の歌詞にまず驚き、
クリスティーヌの歌の下手さに更にびっくり。
とどめに「Phantom the Opera は~わたしだ~♪」と朗々と歌われ、
思わず腰がくだけて遂にノックアウト。
「オペラ座の怪人」への恋焦がれた想いは永遠に封印されたかに思えました。

*2005年
私の想いはフィルムとなって報われたのか ?!
映画 "The Phantom of the Opera" の美しい映像に再び熱い想いが再燃します。

*2006年 4月28日 20:00
ヴァカンス前に NY を通過することを知り狂喜乱舞。
1月、ブロードウェーにおけるロングランの記録を塗り替えたばかりの
"The Phantom of the Opera" の チケット
を入手。
遂に遂に夢の舞台の幕開けです !!

         

金曜日のブロードウェーは大混雑。思い思いにドレスアップをした人々が、
次々とお目当ての劇場に吸い込まれて行きます。マジェスティックシアターも満員御礼。
中には自作の仮面をつけた男性まで。客席のライトが落ちると同時に
「ウォーーーー」と割れんばかりの大歓声 & 拍手喝さい。
NY のオーディエンスの迫力に圧倒されます。

今回は、プレミアムチケットだった為、前から5列目のど真ん中。
メインテーマに乗って、シャンデリアが自分の真上をガーッと通過していき
ステージは一挙に華やぎし頃のオペラ座へと時代を移します。
しかし、頭上でブランブランと揺れるシャンデリアはなかなかの迫力。
本当に落ちてこないでしょうね~。ドキドキしながら舞台に見入ります。
ハワード・マクギリンの怪人は歌声といい演技力といい本当に素晴らしかった。
クリスティーヌへの想いがほとばしるように溢れる "THE MUSIC OF THE NIGHT"
切なく力強い歌声に涙が溢れます。
頭上で揺れるシャンデリアがまたまたドカーンと落ちてきてヒヤヒヤしながら
1幕目が終わり休憩へ。またしても割れんばかりの大喝采。



ラウル役の役者さんの実力がやや不足だったのか "All I ASK OF YOU" の
デュエットがイマイチだったことが残念だったものの、クリスティーヌの歌声も
とても可憐で美しく、ワタクシの封印された"オペラ座の怪人"への想いはついに
昇華されたのです。オルゴールが物悲しくマスカレードの調べを奏でる中、
想いに破れたファントムは仮面だけを残して闇の中へと消え去ります。
そして再び、客席は絶叫 & 雄たけび & 拍手喝さい。客席総立ち。
スタンディングオベーションの渦へ。

本当に本当にブロードウェーに来ることができて良かった。
観劇後は、12時までやっているというエンパイアーステートビルに登って夜景を
楽しむ予定でしたが、タイムズスクエアの大混雑に負けて辿り着けず・・・。
それどころか、適当なレストランさえ見つかりません。
なぜなら YES !! ガイドブックを持ってないから。

 
 歩きつかれたワタクシたちの前に、オレンジ色の
 ほのかな光を投げかけてきたのはなんと"YOSHINOYA"
 「日本では今、食べられない幻の牛丼だよ !! ある意味、
 グランドセントラルオイスターバーより貴重だよ !! 」
 無理やり自分たちを納得させて Beef Bowl を Take away。
 ホテルに戻って銀のトレイに載せればなんだか高級に
 見えるでしょ?!
 

NY の最後の晩餐はあえなく吉野家。最後の敗北感をかみ締めつつ、
深い深い深すぎる眠りについたのでした。


MET

2006-04-28 | Caribbean

 
 
 April.28
 NY 2nd Day

 【 Part 1 】
 ガイドを忘れて愉快なサザエさん &
 メトロポリタン美術館で敗北を味わう




NYはたった1日しかない ! というわけで珍しく午前中に起床して、
メトロポリタン美術館 ( MET ) へGO ! のはずが・・・ここで珍道中 Part 1. の
始まり始まり。スーツケースから取り出したガイドブックを開いて愕然・・・。
間違えました。持ってくるガイドブック。

今回のヴァカンスに際して購入したガイドブックは、「トラベルストーリー NY 」 &
「地球の歩き方 ・ カリブ海の島々」購入してからページを開くと、なんと
地球の歩き方にはアンギラのページがたったの2ページ。
なんの参考にもならないから、いらないね~。置いてきたつもりでいましたが、
しっかり旅路についてきちゃいました 地球の迷い方  
そして、自宅に放置されたのが NY のガイドブック・・・。
どうするよ ?! 一瞬、なみだ目になりましたが、幸い携帯用のマップのみ連れて
きていたのでその子を頼りに出発することに。オットがたった1度ながらも
ビジネストリップにて NY 経験者だったこともあり、あとは野生の感に頼るのみ。
気を取り直して MET へ GO !



金曜日は約1時間をかけてハイライトを巡る 日本語ツアー
をやっている
との事で、そちらに参加することに。鑑賞した美術作品は以下の通り。
( ワタクシ自身の備忘録用にアップ致しますが興味のない方はスキップして
くださいませ。また、メモをとっていたわけではないので、記憶に誤りがある
可能性も・・・気がついた方はどうぞご指摘ください。) 


① ヨーロッパ彫刻のエリアから紀元前の作品、竪琴を弾く男性の彫像
 ( マーブル製。ピカソやモジリアニもその造形の美しさに驚愕したとか ?! )

② ギリシャ美術から、戦いに疲れ物憂げな表情を浮かべる女戦士アマゾネスの彫刻

③ 紀元前のビザンツかどこかのモザイク壁画
  ( 小学生のグループが通り過ぎた為、説明聞こえず。)

その小学生の軍団から、1人の女の子が隊列を乱して私の方に駆け寄ってくる。
何事かと思ったら「あなたのカバンとっても素敵 ! 」そう微笑んで、また隊列に
駆け戻っていった。金髪青眼の少女から褒められてしまった。か、可愛い・・・


④ 武器・甲冑のエリアから、中世ヨーロッパの馬具甲冑
 ( 戦闘用ではなく、勝利を収めた記念に製作されたもの )

⑤ 楽器のエリアから、ダブルバージナル
 ( スペイン国王が贈答用に製作させたもの。幻の画家フェネメールの生涯
 三十数点の作品の中にはヴァージナルが描きこまれたものが数点含まれる。 )

⑥ 同じく楽器のエリアから、現存する世界最古 ( ? )のピアノ
 ( 現在のものに比べるとサイズが非常に小さい。 )


⑦ アトリウムにはティファニーの別荘に用いられた支柱、ティファニー製作のガラス

⑧ ヨーロッパ絵画のエリアから、幻の画家フェルメール「水差しを持つ若い女」ほか

⑨ 同エリアから、ティツィアーノ「ヴィーナスとリュートプレイヤー」


⑩ 同エリアから、クラナッハ「パリスの審判」
 ( トロイア戦争の原因となった女神の美人コンテストを巡るギリシア神話が題材。
 クラナッハの描くヴィーナスは他の画家と異なり、姿形が痩身であることが特徴。 )

⑪ 19世紀ヨーロッパ絵画・彫刻のエリアからロダン、ピグマリオン 
 ( 女神アフロディテに生命を吹き込まれた女性のモデルは、ロダン自身の愛人
 カミーユ・クローデル。 )

⑫ 同エリアから、死せるキリストと2人の天使
 ( キリストが蘇らなかったということを暗示した問題作 )

ハイライト・ツアーとのことでしたが、自分自身で回った場合、気づかずに
通り過ぎてしまうであろう数多くの作品に焦点をあてていて、とても良い勉強に。
ただ、本当に駆け足の鑑賞だった為、念願のフェルメールの前もほぼ素通り。
最後にもう1度戻ってじっくり鑑賞するつもりでいたのですが、くたくたになって
後戻りできず。 MET の奥深さに敗北感を味わった瞬間です。




解散後は、ゴッホの自画像を眺めたり、大好きなモネの「ルーアン大聖堂」
「エトルタの海岸」を眺めたり。ゴーギャンの「IAORANA MARIA」も記念にパチリ。
出口を探して彷徨い歩いた近代美術の通路には何気なくパウル・クレーの作品も。
なんとも贅沢な収蔵品の数々に改めて感動。疲れた足に鞭打って更に歩き続けます。

 
 今回、時間がないため MET か MOMA に
 絞ろうと悩んでいた際に決め手となったのが
 ただ今、開催されている特別展覧会
 「ハトシェプスト、女王からファラオへ」。
 そう。大好きな古代エジプト文明系。
 


METは、 1920~30年にかけてエジプトに大調査団を送り、多数の作品を発掘。
その膨大なコレクションでも有名だそう。
今回は、エジプト部門100周年を記念しての特別展。行かない手はありません。
というわけで勇んで辿り着いた特別展。写真撮影禁止のため入り口の画像しか
ありませんが、やはり凄かった。

紀元前、今から遡ること何千年も前という途方もない昔に、どのようにしてレリーフや
石柱にあれだけ克明に文字や絵を刻む技術があったのか。刻まれた象形文字の美しさ、
パピルスのほころび、縁取られた眼が印象的なハトシェプスト女王の石像。
ラピスラズリが用いられたスカラベのアクセサリー。なんだか、たまらなくワクワクします。
やっぱりいたんだよ。ヤツらだよ。宇宙人の仕業に違いないよ。だってギザのピラミッドは、
オリオン座の配置とピタリと一致するって言うじゃない ? 絶対ヤツラの仕業だよ !!
突如、SF的結論に達した我が家は、満足気に古代エジプト文明が残した美術品を
後にした。


特別展の部屋を後に向かった先は、お約束のサックラー・ウィング、デンドゥール神殿。
女神イシスを祀った紀元前15年の神殿をそのまま移築しちゃうあたり、さすがアメリカ !!
度肝を抜かれる発想です。オットが他の展示物に心を奪われている間、
神殿の前でほけ~っとその規模の大きさに呆れていると、アメリカ人の兄さんに
写真撮影を頼まれる。
「ここの犬神さまと犬神さまの間にオレな。で、神殿がここに入るように撮ってくれ。 OK ?! 」
「はいはいOK」私の撮った画像を満足げに確認した兄さんは「オマエもそこに立て」
私のデジカメを半ば強制的に奪い取って自分が考案した構図で私も撮影
「ベリーグッッ !! 」と言い残して満足げに立ち去っていった。


Peter Luger

2006-04-27 | Caribbean
April.27
NY 1st Day

分厚いステーキ

午前中で仕事を切り上げ、「 IXY に手ぶれ補正機能がついたらしいよ」という
オットにそそのかされて有楽町のビックカメラで待ち合わせ。
売り場のお兄さんの「いや~。まだ、値段が高いですからね~。」という
呆れるぐらい正直な意見に耳を傾けつつ、悩んでいると、隣に頭にのっかる
サングラスから足の先までブランド物で塗り固められた美しいお姉様が出現。
「あ、千野アナだ。」とオット。セレブもビックカメラでお買い物をするのね。
ほんの少しだけ親近感を抱く。

PM 17:50 フライング組で既に大混雑の成田空港を後に一路NYへ。
12時間のフライトを経て 17:30 JFK 到着。マンハッタンへ向かうタクシーの中から
クライスラービルや、エンパイアーステートビルのライトアップを鑑賞。
「うわ~ NY だ。」と初心者的感動に浸る。
NY での滞在は W HOTEL The Court
マンハッタンのホテルにしては
スペースが広いという言葉に惹かれて NY だけでも 4つ もある W HOTEL の
中からコチラをチョイス。 NY でも HOT なスポットと言われているホテル内の
WET BAR は、スノッブなニューヨーカー達で噂に違わぬ大盛り上がり。
巨大なボリュームで流れる BGM に負けじと絶叫しあうように会話を楽しむ ( ? )
ニューヨーカーたちの様子に呆れたオット。「今日は何かのパーティー ?! 」
チェックインの手続きをしながらレセプションスタッフに尋ねると、
「いいや。毎日あんな感じ。」と笑われた。




初めての NY 。古き良きアパートメントを思わせる The Court 。
お迎えの部屋にはゲストと一緒にブルドッグ君もチェックイン。
窓の外にはエンパイアステートビルもちらりと顔を覗かせる。
うう~ん。 NY って感じだわ~。

もともと旅程になかった NY に急遽ストップオーバーすることになったのは、
ワタクシの「せっかく NY を通過するんだったら、ど~しても "オペラ座の怪人" が
見たいっっ !! 」というワガママから。「休めないよ。」と最初こそしぶっていた
オットも「ぶあついステーキ喰わせてくれるなら。」という条件のもと、最後は
承諾してくれた。そうとなったら俄然張り切るワタクシ。
NY のレストランガイドを読み漁って辿り着いた答えが ピーター・ルーガー

ZAGAT サーベイ
で22年間もステーキ部門のトップに君臨し続ける
名門ステーキハウスだ。創業はなんと1887年に遡る。

 
 ということで、チェックインも早々に
 ベル・ボーイにタクシーを捕まえてもらって
 日本から予約を入れていたブルックリンの
 「ピーター・ルーガー」へ。ワタクシたちが
 辿り着いたちょうどその時、無駄に長~い
 リムジンもお店の前に横付けされた。 
 やはり人気の店のようだ。



ZAGAT の認定証が収まったフレームがズラリと飾られた BAR スペースを抜け、
満席のテーブルに案内されると「2人前だな ?! 焼き加減は ?! 」とオーダーを
取りに来る。「ミディアム・レア」と言いかけるオットを制して事前調査に基づき
「レア」と断言。 BSE もなんのその
サイドオーダーに頼んだ、スライスされただけの巨大トマトに噛り付いていると、
お待ちかねのポーターハウス・ステーキが登場。こちらのウェイターは全員が
オジ様。肉汁を上から回しかけながら「ほ~ら美味いぞ~」とお皿に取り分けて
くれる。表面は焼き色がしっかりとつきながらも、内部は肉汁したたる見事な
赤色に染め分けられた極上のお肉は、タタキとローストビーフの中間のような
お味で、しっかり分厚いのにジューシー且つ柔らかく非常に美味。



日本の高級ステーキとは違って脂質も少なく、かなりのボリュームでも嫌気が
ささずにぺろっと食べられてしまうから不思議。アメリカンサイズを苦もなく完食
した東洋人カップルに「そんなに美味かったか ?! いや美味いんだけどな。」と
ウェイターさんも驚きの表情。「骨、パッキングするか ? 」とウェイターさん。
周りを見渡すと結構お持ち帰りをするゲストが多い。ホテルに持ち帰って
しゃぶってみる ? それとも完食の証に握り締めて記念写真撮る ?!
一瞬心が揺れ動いたが、ゴミ箱に巨大な Tボーン が突き刺さっていたら
ルームメイドがビックリするに違いない。丁重にお断りする。

お腹はいっぱいなのだが、隣のカップルも、その後ろのグループも食べていた
ホットファッジサンデーに目が行って仕方がないワタクシ。「あれも食べたい。」
指差すと、オットが「あと、あれね。あ、1つでいいよ。」とオーダー。
「1つ」と言ったところで「賢明な判断だ」とうなずきながらウェイターさんは
立ち去っていった。

「うわ~すごいね。このチョコサンデー。絶対食べきれないね~。」そう言いながらも
予想に反して甘さがスッキリと抑えられたそのホイップクリームのお味に、
気がつけばこちらも2人で完食。「コイツら、また、喰いきったのか ?! 」驚きの
表情のウェイターさん。いや~アメリカンの機内食があまりにも粗食でほとんど
食べられなかったものですから・・・なんて言い訳してみたり。



タクシーをお願いすると現れたのはまさかの白タク。
この地区ではイエローキャブをほとんど見かけなかった。( 結構、危険な地域らしい。)
ただ、レストランのガードマンが最初にきちんと目的地を告げて適正価格を
指定した紙をドライバーさんに渡してくれるので、特に恐ろしい思いをすることも
なくきちんとホテルに帰宅することができた。

WET BAR で引き続き繰り広げられる喧騒はまったく終わる気配を見せない。



Sora 04.16

2006-04-16 | Sora-Umi
 
 
 ふと窓の外に目を向ける。
 ついさっきまでどんよりと垂れ込めていた
 グレーの雲が一瞬ローズ色に染まったからだ。
 ほんのわずか数分の出来事。
 海と空の境目がぼやけて見える。
 海は空の色を映す鏡となる。



こんな時に聞きたくなるBGMが CASA

キラキラと光に溢れた海ではなく、気だるいオトナの
夕暮れの海によく似合う。


Sadaharu Aoki

2006-04-14 | Gourmet
 Sadaharu Aoki Again... 

以前もエントリーを書いたので、特に追記することは
ないのですが、あまりにフォトジェニックな金柑飴細工に
思わずパチリ。なんて美味端麗なスイーツなんでしょう





なんとかGWの手配が完了いたしました。
その後、ニュースが流れないチクングンヤ熱。
果たしてセイシェルをキャンセルしたのは
正解だったのかどうなのか・・・。
ただ、今回ご縁がなかったということだけは事実。
そして予定変更を強いてまでワタクシを呼んでくれた
新たな楽園へ。今回は東を目指します。
帰国しましたら、またご報告させて頂きますね。
皆様のVacationのご報告も楽しみにしています !
一緒になって心配してくださった方、
たくさんのアドヴァイスを頂いた方、
本当にありがとうございました 

ほそぼそと French Polynesia 04 in Bora Bora
更新中
 

世界のフルーツ

2006-04-13 | Gourmet

 千疋屋  
 世界のフルーツ食べ放題



お遣い物の買出しに行く度に気になっていた。
レジが置かれているカウンターに掲げられた、カレンダーに
びっしりと埋まる「満席」の文字。
なんだろう・・・店員さんが贈答品を包装してくれている間に
すばやくチラシを手に取り走り読み。

そこには・・・

-世界のフルーツ食べ放題- 3,150円

千疋屋総本店では、お客様の日頃のご愛顧に感謝し、世界のフルーツを
ふんだんにご用意し、千疋屋特製のマンゴーカレーライス、または
パイナップルハッシュドビーフライスを、コーヒー・紅茶・フルーツ
ドリンクとともに召し上がっていただきます。
フルーツはお馴染みのものからトロピカルフルーツまで多くの世界の
フルーツを用意いたしました。


と、魅惑の言葉が書き連ねられている。
さて、このフルーツで3,150円を「安い」と取るか「高い」と取るかは
判断の別れるところではあるかもしれない。しかし、ふと商品が陳列
されている棚を振り向けば、恭しく桐箱に収められたぴかぴかな光を放つ
15,000円のさくらんぼ。ランチ時にサービス ! とばかりに店頭に並ぶ
バナナでさえ1本100円。アボガドに至っては1個500円。夏には10,000円の
マスクメロンアイスクリームだってお目見えする。
そんな千疋屋総本店サマのフルーツ様が食べ放題で3,150円。

いいんじゃない ?!

ということで領収書を受け取りながら店員さんに問い合わせ。
「どこかキャンセルが入った日はありませんか ? 」帳簿をくる店員さんが
顔を上げた「はい。このお日にちでしたらお2席ご用意できますが。」

そんなわけで訪れた当日。喰いも喰ったり。世界のフルーツ。

マスクメロン/パパイヤ/マンゴー/オレンジ/キウィフルーツ/バナナ
グレープフルーツ/パイナップル/すいか/アボガド/ビワ/イチゴ/
ライチ/ランブータン/マンゴスチン/ドリアン/スターフルーツ/
ドラゴンフルーツ/キワノ/ブルーベリー etc・・・


更にフルーツサラダや、フルーツヨーグルト、
ドリンクコーナーには、ミックスフルーツエード、パイナップルジュース、
レモンウォーターにコーヒー、紅茶が用意されている。

運ばれてきたパイナップルハッシュドビーフをスプーンで口に運びながら、
ここはライスを半分にしてフルーツを食べまくった方がコスパはいいのか ?!
などセコイ計算を頭ではじき出す。

一通りのフルーツを食べ終え、マンゴのおかわりを2回して、トロピカル系
フルーツももう1回制覇した頃、ストロベリーソースが掛かったブラマンジェ
が各テーブルに供された。あ~ん幸せ
最後まで残っていたキウィフルーツ。勿体無いからお顔に貼り付けて
ビタミンCパックでもしたい気分であったが、そこはぐっとこらえて
千疋屋総本店サマを大満足で後にした。


半文居

2006-04-07 | Gourmet
wine & slow-foods
半文居


桜の花びらがひらひらと春の空に舞い散って、新しい年度のスタートです。

2006年度第1週目のフライデーナイトは、予てから噂に聞いていた銀座の
隠れ家フレンチ「半文居」へ。お店の名前の由来は「文化を分かち合う場所」。

銀座の路地にひっそりと佇む、趣き深いネーミングのそのレストランの
扉をそっと押し開くと、カウンターとテーブルに分けられたわずか12席ほどの
親密な空間。更に、本日セレクトしたレストランが大当たりに違いないと確信
させてくれる芳しい香りが力強くあふれ出して、私たちを迎え入れてくれます。

黒板で示されたメニューはどれもこれも魅力的で、とりあえず直感に響く
ものを手当たり次第にオーダー。
「冷たいお皿ばかりになってしまいますが、いかが致しましょうか?」
「イベリコ豚のお皿が重なりますが、メインに鴨はいかがでしょうか?」
マダムから的確なアドヴァイスをいただき最終的に落ち着いたメニューは
次の通り。

冷たい前菜に、菜の花とヌレソレ(アナゴの稚魚)と温玉子を合わせた
春らしい一皿を。イベリコ豚とフォアグラ、砂肝のパテもオーダー。
温かい前菜には、スチームしたホワイトアスパラガスにミモザを散らした、
春のお皿第二段。メインは、鴨のソテー。そして、パスタにウニの
カッペリーニ。タルトタタンとハーブティーを頂いてフィニッシュ。
カラフェの赤ワインとアペリティフをそれぞれ頼んでお1人様7000円ほど。
素晴らしいコストパフォーマンス !

今回は残念ながらカメラを忘れてしまったため、お料理の撮影はしておりません。
ただ、このお店を紹介するにあたっては、却ってその方が正解だったような気が
致します。決して声高に語らず、アピールせず。銀座の路地にひっそりと佇む
その隠れ家は、訪れた人にだけ、秘密のベールをそっと外してその姿を現して
くれるのです。

ねね ? この秘密めいた書き方のほうが、逆に訪れてみたくなったりしませんか ?!

ですから、今回はあえてお料理の詳しいお味も記述致しません。
ただ、一言、とても美味しかったとだけ書き添えましょう。

「分かち合う」ほどの崇高な文化など持ちえていない私たち。
ただひたすら「美味しいね~癒されるね~」とにこにこしながら他愛のない話に
たくさんの花を咲かせて、親密な金曜日の夜を過ごしたのでした。
 

 「半文居」
 東京都中央区銀座3-4-1
 03-5524-0428
 18:00~22:00( L.O.22:00 )