Dandelion~美容師の生活~

ヒトのために地球のために自分ができること

Paris旅行記-Ⅱ

2008-11-21 08:06:28 | 旅のこと


今回の旅のテーマ、題して

 “モネの睡蓮をみる~ホンモノに触れてこよう~”

美術館って実はあまり行きません
けど、『モネの睡蓮』はすごくみてみたいって思ったのです。

お客様におススメされたのもありました。。
そのためだけにあるような美術館だって。
丸い部屋の中に、壁一面『睡蓮』飾られていてる。真ん中にソファがあってね・・・。
もう、それだけでアタシの妄想は広がっていきました

しかし、前回Parisへ行ったとき、オランジュリー美術館はまだ工事中。
ったく~、何年工事すれば気が済むの!?というくらい・・・日本では考えられません。

そして、たまたまTVで見たのです。
女優の壇レイさんが広重の浮世絵を片手に、フランス絵画の旅をしている番組を。
とても興味深いものでした。
広重に影響されて、それを真似して描いている絵画がたくさんあるのです。
描いているものはまったく違うのに、構成が似ていて、ならべると一目瞭然だったりしたのです。
本当にビックリするくらいでした。

たくさんの芸術人のひとりに『モネ』がいたのです。
憧れのオランジュリー美術館の映像もあり、益々興味は膨らみました

・・・観に行ってきました


想像以上でした。。


毎日通いました。日の入り方で見え方が変るんです。別の表情が見えてくるんです。
間近でみたり、う~んと遠くからみたり、ソファでボーっとみたり・・・・。

モネは晩年、『睡蓮』を描き続けたそうです。
もうただひたすらに、何かを訴え残そうとして・・・。
最後はほとんど眼が見えなくなってたらしいです。

画から様子が伺えました。
最初の頃は、睡蓮の花やまわりの木々がわかるんだけど、だんだんぼんやりとなっていく。
しかし、あの色使いはなんとも言えません。

実物も観に行きました

ジヴェルニーにある『モネの家と庭園』まで足を運んだのです
しかし、すごいですよね。
歴史上の絵画の、その原風景に触れることができるって。


画の印象、そのままで。。。感動でした。

そして家に入り、なぜだか本当に感動してしまったのです。

・・・号泣です。

とても悲しく切なくなり、胸が締め付けられそうでした。
けど、なんだか懐かしく、ホッと癒された・・・そんな感じもありました。

未だになぜ涙したのかはわかりません。

 『モネの睡蓮』を通して、ひとつの出逢いがありました

行きの電車で乗り合わせ写真を撮らせてもらった少女と、その後2度も会ったのです。

 同日、モネの庭園 次日、オランジュリー美術館にて
この時ほど、語学ができない自分を悔しいと思いませんでした




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