ちょっとわたし自身のデリケートなことを書いたので
別のデリケートなことも。
髪のことを、専門用語で「毛髪」と、わたしたちは勉強します。
併せて肌を「皮膚」、毛髪のおなじものとして「爪」も一緒に学びます。
はじめてこのような分野に触れるのは、中学生の理科。
そして、その後専門的に勉強されている方もいるかと思うんですが
美容師もじぶんたちが扱う部位として、勉強をもう一度します。
「毛髪」「皮膚」「爪」はすべてがつながっていて
どこもまだまだ研究が後回しになって、診断しにくい部位で
とてもデリケートなんです。
なぜかというと、カラダ(細胞)の排出物で
命に直接かかわらない部位だからなんです。
ないとたいせつでデリケートなところを守れなくなって
けど、他の部位が弱っていると、そこに異常が出てくることがあるところです。
細胞は大きく分けると
生きているモノと死んでいるモノに分けることができて
「毛髪」と「爪」は死んでいるモノ
「皮膚」は内部は生きているけど、表面は死んでいるモノです。
大雑把に言うと、皮膚が角化して
表面に押し出されて色があるのが「毛髪」、ないのが「爪」になります。
くわしく言うとちょっとちがうけどね。
成分が「タンパク質」なのはおなじです。
「毛髪」は<毛周期(ヘアサイクル)>というものがあって
伸びているとき、お休みをしているとき、抜ける時期があって
男性は女性より短い、けどこの毛周期の回数はすべての人が一緒。
毛穴の数は、産まれた時にすでに決まっています。
そして、男性はもともと遺伝も大きく影響してしまします。
あと、ココロの影響がとても出やすいのもこの「毛髪」です。
例をあげると・・・
・ストレスで白髪になってしまった
・産前後に生え際の抜け毛、細毛
・胃痛と併せて、円形脱毛症
・抗がん剤による脱毛
・生まれつきの産毛、脱毛しやすい
・激務、環境の変化によって細毛
など
ま、あとは、老化と頭皮環境の悪さが影響していきます。
そして、残念なことに
美容室で行う施術(カラーとパーマ)も、細毛・薄毛の原因をつくります。
予防・防止は
・髪と頭皮を乾かすこと
・ブラッシングをすること
・頭皮のマッサージ
など
たぶんなんですが、だから髪の毛は
触られるとイヤな人と、触れられるとうれしい人が出てくるんだと思いますよ。
じぶんで施術しながらも、違和感と不思議と、慣れないように、ココロの毒を読まれないように、気を付けています。