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だっくすの「ボヤキ生活」

バイク大好き人間「だっくす」のブログです。(^_^)v

SBとPCXの自己診断機能リセット。

2013年09月08日 14時40分40秒 | バイク・メンテナンス

前々から気になっていた事があったので、今日はそのメンテナンスを行いました。(^・^)

それは、HONDAのPGM-FIに搭載されている「自己診断機能」のリセットです。
CB1300SBはずぅ~と前にスロットルボディのバキューム同調作業を行った事がありました。
その時に細いバキュームホースを外して、四連バキュームテスターへ接続するのですが、コンピュータ上はエラー表示をして故障と認識してしまいます。
作業終了後にコンピュータの「故障データ」を消去する為にリセットを行うのですが、物臭の性格から野放しにしてありました。(^^ゞ
今日はPCXもリセットしたいと考えましたので、SBも一緒に行った次第です。

リセットする為には専用工具の「SCSショートカプラ」というのが必要になります。
これは既に販売店経由で入手してありました。(*^^)v

まずはCB1300SBから行います。


作業手順を確認後、SBのバッテリーカバーを外します。


相変わらず配線類がゴチャゴチャです。(*^。^*)

コンピュータユニットの横に「サービスチェックカプラ」という赤いカプラ端子があります。
そこに付いている「ダミーカプラ」というカバーを外します。
これはロックするツメが付いていますので人差し指で引っ掛けて持ち上げるようにしながらダミーカプラを引くと外せます。

(この画像はPCXです。(^^ゞ)

サービスチェックカプラにSCSショートカプラを接続します。


そしてキルスイッチをONの状態にしてメインキーをONにすると故障データ部分の有無を「PGM-FI警告灯」を点滅させて表示します。


点滅回数により故障箇所が分かるようになっています。
案の定、バキュームホース異常の点滅表示をしていました。(*^^)v

消去方法はメインスイッチをONにしてSCSショートカプラを着けたり外したりする事でリセットする事ができます。
最後にメインスイッチをONにして「PGM-FI警告灯」が正常表示している事を確認。


SBに関してはこれで作業終了です。(^・^)


続いてPCXの自己診断機能リセット。
PCXについては問題は無いと思いますが、エアクリーナー交換や燃調を繰り返しましたのでスロットル開度センサが誤認識を起していないか確認です。
異常を起していれば、以前に登坂能力が低下したように感じたのと関連もあるかもしれません。

まずは同じようにサービスチェックカプラにSCSショートカプラを接続します。


そして故障データ有無の確認。


問題はありませんでした。

続いてスロットル開度センサを念の為にリセットしてみます。



スロットル開度センサのリセットはSCSショートカプラを接続してから水温センサのカプラを外し、水温センサカプラに信号を導通させる「ジャンパ線」を接続します。
ジャンパ線は簡単な線ですので自分で作製。


最初に右サイドカバーを外して、ウォーターポンプ上側にある水温センサのカプラを外します。


ちょっと狭くて手が入りにくいですが、カプラのツメを押しながらカプラを引けば簡単に抜けます。

次に作製したジャンパ線を二つのメス端子に接続します。


メインスイッチをONにしてPGM-FI警告灯が点滅したら10秒以内にジャンパ線を抜きます。
正常にリセットされれば点滅時間が変わって、リセット終了の確認ができます。


あとは水温センサカプラを元通りに取り付けます。


最後に右サイドカバーを取り付けて作業終了。(*^^)v


登坂能力が変化したかどうかは分かりませんが、また後日試運転をしてみたいと思います。
おそらく変わり映えはしないと思いますけどね・・・。(^・^)


今週末のツーリングですが、急遽都合により14日(土)から15日(日)へ変更となりました。
今回は山梨県北杜市の長坂にある「つゆだく焼きそば」を予定しています。
車両はフォルツァで走って参りますデス。o(〃^▽^〃)o

コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
凄いですね! (カズ)
2013-09-08 19:45:45
だっくすさん、こんばんは!
だっくすさんは色々なことが出来るんですね!
CB1300SBも所有されてるんですね!凄い!
だっくすさんに聞けば何でも解決しそう(^_^)

私のNCはアクセルを徐々に開ける時、たまに回転数が瞬間、下がる時があるのですが正常でしょうか?
エンジンが温まってない時は顕著に出て一瞬、エンジンが止まりそうでオイルランプが瞬間点灯したりします。
購入したホンダドリームの担当者に聞いてみたら「異常ではありません」と言ってましたがどうも不安で。。
返信する
Unknown (だっくす)
2013-09-08 22:04:43
こんばんわ、カズさん。
機械ものが好きなのですが、特にクルマやバイクの整備関係には好奇心旺盛なんですヨ。(^・^)

NC700Xはまだ新車そのものですので、エンジンの調子が安定するまではちょっと時間が掛かるのではと思います。
通常はアイドリング回転数をちょっと高めにすれば良いかと思いますが、最近のホンダFI車はIACバルブというのでエンジンのアイドリングや同調をコントロールしているので、手動による調整が出来ないんですね。

詳しくは実車を見てみないと何とも言えませんが、私がNC700Sを試乗した時は発進トルクが弱いと感じました。
あとはスロットルの開け具合とクラッチミートのタイミングを感覚で覚えるしかないと思います。
ドリーム店で実車を見てもらってのでしょうか?
どういう判断で問題ないと言ったのか分かりませんが。
もう少し慣らし運転をしながら様子を見ては如何でしょう?
エンジンも馴染んでくると変わってくるかもしれませんしネ。(^_^)v
返信する
Unknown (KON)
2013-09-08 22:42:47
こんばんは、えっ!
自己診断機能をリセットしなければならなかったのですね(汗) まっ、車両が変更してましたが。
だっくすさんは詳しいですよね!
そうそう!おやじさんが、この9/14、9/15とこちらに来ますよ!14日、朝霧高原~吉田うどん~松本宿泊。15日ヴィーナス~志賀高原~大阪だそうです。私は朝霧、吉田うどん迎撃予定です。
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Unknown (だっくす)
2013-09-09 18:15:54
こんばんわ、KONさん。
自己診断機能の「故障データ」は故障履歴ですので必ずしもリセットをしなければならないワケではないと思いますが、スロットルボディなどを一度取り外すと、スロットル開度センサの全閉位置をPGM-FIに再認識させなければならないとの事です。
その場合、まず故障データを消去してからでないとスロットル開度センサのリセットが出来ないそうです。
サービスマニュアルとSCSショートカプラは必要になりますが、作業自体は難しいものではありません。
故障データの消去というものがあるという事を知っておくだけでもよろしいのではないでしょうか。(^・^)

おやじさんがいらっしゃる件は携帯メールでお知らせした通りです。
宜しくお願い致します。(^_^)/
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