廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

球界の宝

2009-04-28 22:22:22 | Weblog
 今日からカープは地元・マツダスタジアムでジャイアンツとの試合だ。 ゴールデンウィークの大半をジャイアンツ、タイガース戦を含むホームゲーム9試合組まれているとは”新球場元年”にセ・リーグ側が配慮してくれたと言う事か。 開幕を地元でさせられなかった分の穴埋め...でも無いと思うが。 さて、今日からの三連戦では3月に行われて日本代表が優勝したWBCのトロフィーの展示もマツダスタジアム前のテントで行われ、私も早速行って見た。 展示場所はマツダスタジアムの正面ゲートより一塁側に入ったところにあり、近寄って見ると三角屋根のテントの前に行列が...いや、大した長さでは無い。 10分も並べば見られそうである。 前回、2006年の大会の後の展示では広島市民球場の前で長々と待たされた記憶があるのだが、今回は妙に冷めているのか? まあ2回目と言う事もあるだろうが、街のど真ん中の市民球場で野球と関係無い人も思わず立ち寄った前回と比べ、今回は本当に野球に興味があってスタジアムに来た人しか居ないからこそこの人数なのかも知れない。 これを見て私はカープ球団は常に広島人や世間の注目を集める様な努力をしていないと、駅からちょっと歩くマツダスタジアムまでわざわざ来てくれないのだと思った...



 広島での展示はトロフィーと、WBCに最初から参加した石原捕手のユニフォーム、そして大会途中で怪我により離脱した村田選手(横浜)に代わって緊急招集されて準決勝のアメリカ戦から参加した栗原選手のユニフォームが飾られている。 私も見たのだがちょっと感動が薄かったのは前日に広島市内のショッピングモールで多数の選手のユニフォーム展示を見て来たからか。 一方でトロフィーは下半分が妙に汚れている...いや、これは選手達の指紋が残っていると言う訳だろう。 イチロー選手(シアトル)の指紋はどこか...なんて分かる訳もありませんな。 本当、今思い出しても宿敵・韓国との戦いを始めとして厳しい試合ばっかりでした。 しかし前回大会では惜敗したアメリカにあそこまで完勝出来るとは思わなかった。 アメリカが大リーグ球団の非協力、有力選手の辞退や大会に入ってからも故障者続出だった事を差し引いても日本と韓国の強さが際立った大会でした。 私もアメリカや中南米諸国が本来の力を出す為にはシーズンを中断して7月か、ポストシーズン終了後の11月末に温暖な地域で行うべきだと思っていますが...

 トロフィーの展示を見た後、三塁側に行って見た。 まだ早い時間だったのだが既にジャイアンツは球場入りしているらしく、チームバスが三塁側関係者入り口に付けていた。 前の市民球場時代、ジャイアンツの選手と関係者は球場に隣接するホテルから通路を通って三塁側ブルペンを通って球場入りしており、私も一度”お出迎え”した事があったのだが、マツダスタジアムの構造ではファンと直接顔を会わせる事も無くバスから直接乗り降り出来るので選手の安全を考えるといい事だと思うが、前みたいに”お出迎え”は出来なくなったと言う訳だ。 ただ、試合終了後にどこを通って帰るかは分かったので今後、スタジアムに来て試合を見て負けた場合はこの三塁側関係者出入り口の脇に行って”お見送り”くらいはする事にしましょう。 選手を乗せたバスが球場を出てから北側を通るのか西側を通るのかがちょっと分からないので、道路を渡った向こう側で待つのか、それとも球場出口のカーブミラー付近で待つのか、その辺は何度かやってみてやり方を工夫するしか無いですね。 もちろんせっかくスタジアムに応援に行ったのだからカープの勝ち試合を見たいのですが...



ノムさん超奇策!岩隈を三回から“先発”(サンケイスポーツ) - goo ニュース

 イーグルスはリリーフ陣が安定せず、”勝利の方程式”が確立されなくて苦しんでいるのは分かりますが、故障で長く苦しんだ経験のある岩隈投手が球数を見て早くマウンドを降りたがるとネチネチ嫌味を言うのはどうかなと思います。 イーグルスとは逆にリリーフ陣が充実しているけど、彼らの出番を作れる先発投手に恵まれないチームだってあります。 岩隈投手に田中投手と”先発二本柱”を抱えているイーグルスはむしろ恵まれていると思いますけど... WBCでの疲労もあるのかと思えば、同じ大会に参加した若い田中投手が開幕から3連続完投勝利を修めているだけに岩隈投手が不甲斐なく思えるのかも知れませんが、岩隈投手もかつて故障で長く投げられなかった時は「このまま野球を辞める事になるのか...?」と怖かったと思うのですけど、だから球数で自分からマウンドを降りる事を責任感が無いなどと責めるべきでは無いと思います。 昔のエース達が責任感を持って最後まで投げ抜いていた、田中投手は稲尾和久投手の再来...ですか。 じゃあその稲尾投手は何年投げられたと言うのでしょう? 年間42勝も挙げる大活躍の代償として失ったものも余りにも大きかったのでは。 いや、大昔と言わず21世紀に入ってからもチームの為にと無理をして投げ続けたエースがその後は故障続きで引退に追い込まれた例だって見て来たのですから。 もちろん野村監督もそんな投手達を見て来たはず...

 田中投手も本当に凄い大活躍ですね。 私も一人のカープファンとして野球を見ていてエースが任された試合を一人で投げ抜いて勝ってくれると中継ぎを休ませられますし本当に助かると思いますし、エースに対するファンの信頼感も高まります。 でもそれはそれとして大事な投手が少しでも長く投げてくれる事はもっと大事です。 田中投手もここまで来たら一つでも多く開幕からの連続完投記録を続けて欲しいと思っていますし、WBCの疲労もそれほど無いみたいですから今季は出来る限り完投を狙って欲しいなと思っていますが、完投した後は身体の手入れを徹底して将来ある自分の身体を大事にして欲しいと思っていますし、岩隈投手も身体に不安がある様なら大事に使ってやって欲しいです。 今は田中投手が絶好調ですし、岩隈投手が一人で責任を感じて無理をする必要は無いのです。 先発投手が降板後に逆転されて困っているのでしたら、頼りになるクローザー(外国人投手)を今からでも獲って来てくれる様、フロントに求めるべきだと思います。 球団側も今は球団が仙台に出来て以来の優勝のチャンス、今勝てば集客にもなるのですからいい投手に”投資”する時だと思います。 とにかく変な精神論を振りかざさず、選手を大事にしてもらいたいです...



女児「しんどい」と保健室訪問 大阪・遺棄事件(朝日新聞) - goo ニュース

 この事件もよく分からない事が多いですね。 そもそもこの母親が産んだ3人の子供の内の2人を離婚した元の夫が引き取っていて、比較的近いところに住んでいると言うのなら別の男と同棲する前に亡くなったこの子も元夫に預けるべきだったと思うのですが。 手続きとかは面倒かも知れませんけど同棲相手の男にとって血の繋がりも無い子になるのですから、それでも我が子として可愛がる人もいますけど、そうで無い人も居るから... 事実、最近になって妻や同棲相手の連れ子を虐待するケースが妙に多いのが気になるんですよね。 プライバシーの問題もあって容易ではありませんが、学校や児童相談所が家庭環境の変化した子を監視して殴られた跡とかがないかチェックする事も必要なのでは...

                                    

農地利用権、自由化へ 農地法改正案、自・民が合意(朝日新聞) - goo ニュース

 農地利用の自由化はどんどんやるべきだと思いますね。 同じやるのだったら広い土地を買うか借りるかして大規模にやって生産コストを下げ、国産の農産物をもっと安く一般の消費者の手の届く値段にして欲しいですね。 企業による農業への参入も今以上に規制緩和して山間部とかに大量の土地を確保して必要な作物を効率的に生産するのがいいと思いますよ。 そもそも、わざわざ海外から輸送コストを支払ってまで輸入して来た農産物より、同じ国内で生産して近くから運んで来たはずの農産物の方が圧倒的に安いなんておかしいのですから...

                

 先程書いた通り、今日からカープは地元でジャイアンツ三連戦。 初戦の今日はカープ先発の大竹投手とジャイアンツ先発・内海投手と言う何故か未勝利のエース同士による投手戦となった。 今日も栗原選手はベンチで代打として待機らしい。 一方で日曜日の試合で肩を痛めた赤松選手は何とか先発で出られた。 試合が動いたのは6回で、大竹投手がピンチを招いてヒットを打たれたが、日曜日の試合でチームを救った広瀬選手がまたしてもホームに突入した二塁走者を”レーザービーム”でアウトにして流れを変えた。 その裏の攻撃で赤松選手の二塁打からチャンスを作ってシーボル選手の犠牲フライ、その後も梵選手の三塁打などで一挙に5点を取って試合の主導権を握り、その後は大竹投手が最後まで安定した投球で投げ切り、5-0で見事な完封勝利を納めました。 中継ぎも休ませられましたし、意味のある完投・完封でしたね。 やはり投手にとって広い球場と言うのは心理的にやりやすいのかも知れませんね。 今日も広島市民球場だったらホームランになっていた打球が結構ありましたし。 カープもこの球場の広さを生かした野球をもっと徹底してホームでは無敵となって欲しいです。 ジャイアンツも昔の”FA軍団”時代の打撃優先の外野陣だったらカープもランニングホームランを打ち放題だったのですけど今はそうではありません。 原監督は以前から俊足・攻守の選手を二軍から抜擢して我慢して育てています。 このマツダスタジアムや甲子園、拡張した神宮球場など、今の広い球場の時代を見越した戦略で、さすがはWBCで世界を制した名将だと思います。 カープがそれをやるのは普通なのでしょうが、見栄えのするホームラン打者を使えと”外野”がうるさいジャイアンツでそれをやったと言う事はもっと評価されてもいいと思いますので...

クチコミblogランキング TREview

 ...以上です。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« リニューアル! | トップ | アホになる »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事