トンビ夫婦の「北海道楽日記」

いつか、大切な人達との『ほっと😩できる空間づくり』を夢みて、北海道へ移住した夫婦の物語です。

長い一日

2018-09-07 05:39:20 | 日記

9月6日☀

とても良いお天気。

 

今日は夜中の3時頃、ゆったりと揺れる

地震で目が覚めました。

ユラユラとした横揺れが30秒くらい続いて

いました。

 

我が家はオンボロなのでミシミシと音をたてるので、

小さな揺れでもわかるので便利です😊

 

妻は熟睡していて気持ちよさそうに寝てたくらい

なので大したことはありませんでした。

 

目が覚めたのでトイレにいくと停電していることに

気づきました。この程度の地震で困るなぁ😅

 

ただ経験上、このようなゆったりとした横揺れが

長く続く時は遠くで大きな地震が起きている事が

あるので、大丈夫かなぁと思いながらも、

また寝てしまいました。

 

朝。暖かくて気持ちの良いお天気✨

停電しているけどトンビ夫婦とりあえず仕事に。

信号機も点いていないので気を付けるようにと、

お互い確認しましたが、信号機もほとんど無い

田舎なのでこんな時便利?かも😅

 

私は一昨日に続いてある業者さんに

国立公園内を案内する仕事に。

 

皆さん帰りの飛行機を心配しながらでしたが、

無事仕事を終える事ができました。

 

屈斜路湖へ続く林道✨

 

もうすぐ鮮やかな紅葉になります✨

 

 

続いて定番の摩周湖✨

昨日も来たらしいけど霧で何も見えなかったみたい。

 

今日は摩周湖と反対側の屈斜路カルデラも

よく晴れていて、遠く屈斜路湖も✨

 

業者さんの一人はオーストラリア人。

彼女は日本に憧れて留学をしてそのまま日本で

ライターの仕事をされています。

 

時々話をしていて彼女がとても日本の歴史文化

を勉強していると感じたので、二人になったときに

話をしました。

 

今後、日本の歴史文化を書く機会があるなら

片寄った意見だけを見ないこと。

 

人から聞いた話を鵜呑みにしないで、

文献等を複数調べた上で、事実、当時の事情、

背景、複数の事実を合わせて書いてほしいと、

お願いをしました。

 

今回もアイヌ民族の紹介をするときに、

資料館等をご一緒しましたが、明らかに

片寄った情報を発信していると感じた事も

あったので、日本に対して誤解の無い見識を

持ってきてくれたらと、願わずにはおれませんでした。

 

最近特に感じるのは自国に誇りを持てない人が

増えたこと。

そのような人が片寄った意見をばらまくことで、

過去にたくさんの苦労をしながら日本を守って

くれた先人たちに感謝どころか泥を塗るような

事があまりに増えたこと。

 

そんな人達はとても優しくて純粋で、

学識もあり、私は大好きな人が多いのですが、

事、日本となると自分達の意見しか見なくなる

傾向があります。

 

過去の反省は大いにした方がいいけど、

現在から見る過去は当時にしか解らない

事もあり、事実をしっかりと見極めて、

自分でしっかり練り込んでの発言にしてほしい。

 

今回、海外の人と話す機会があった事で、

益々そんな事を感じてしまいました。

 

仕事中にしきちゃんから連絡が。

「停電で食材が無駄になるので、食べに来て

くれませんか?」

 

しきちゃんが朝コンビニに行ったとき、

食べる物が無くて困っているのをみて、

少しでも誰かの役にたてたらと思ったみたい☺

 

と、言うことで業者さんと一緒に甘えました😋

 

食べ終えて料金を払おうとする皆をおさえて、

停電で皆さん大変だし、無駄になるなら少しでも

喜んでくれたら私も嬉しいと語るしきちゃんは

本当に素敵な人ですね。

私達以外にもたくさんの人に振る舞っていました。

 

先程のライターさんに、「これが日本人ですよ。」

そっと、囁きました☺

 

夕方仕事を終えたトンビ夫婦は、スズメ姉妹の

家にお邪魔してそれぞれの食材、器材を持ちよりBBQ。

 

皆さん心配してくれているのに不謹慎ですが、

なんせ、冷蔵庫が機能しないのでとにかく食べないと❗

 

もちろん参加している河○先輩のコンロ。

とても使い勝手がよくて重宝しました。

しきちゃんの子供達、従兄の子供達も大喜び☺

 

最低限の灯りで満天の星空を眺めながら、

天の川を時おり渡る流れ星に歓声をあげ、

不便を楽しむ夕食になりました。

 

自宅に帰り暫し語るトンビ夫婦。

ろうそくの灯りの中で心配してくれて、

連絡をくれたたくさんの人達に感謝をしながら、

一日を無事過ごしました。

 

心配してくれた皆様本当にありがとうございました。

充分な説明もできませんが、落ち着いたら、

ゆっくりとお話できればと思っています。

 

平凡な日常のありがたさが身に染みます。