何せ毎日オープン時には長蛇の列は当たり前で、オープン前に名物の餃子完売っということも珍しくないっというすごい人気らしい。だってならんでいる間にオーダーを取っていくので、本当にオープン前に完売になること珍しくないというすごい店なのだ。
今日は覚悟決めて食うと決めてきた。オープンは17時。噂では2時間前の15時に並ぶ必要あり!っとのことだが、いくらなんでも・・・っと15時半に駅に着き、店には15時40分前に・・・おいおいホントにもう〜ならんでる。
ドキドキしながら人数数えてみると11人目。おぉ〜無事1巡目ゲットだ。ところが・・・。
約80分後、待ちに待った開店時間・・・ところが入店できたのは3組ほどだけ・・・えっ?どうなってるの?
どうやら先に入店された方の料理がある程度出し終えた段階で、少しずつ次の順番待ちの客を入れるようで、1巡目でも席は空いているのに店内ではなくこの寒空の店外で待たせようということらしい。おいおいなんなんだぁ〜こんなの初めてだ。
入店できたのは17時半過ぎ・・・おいおい1巡目で開店後30分以上待って・・・それもトータル110分待ちだ。
更に自分の隣のカウンターは5人分ほど空いている・・・って、外寒いんだぞ。座って待って貰えばいいじゃないか?そりゃ〜店主には色々考えあるのだろう?しかし、ハッキリ言うがちょっと人気店だからって勘違いしてるんじゃない?
折角きてくれているお客様だ、寒い外で立って待たせるよりも、暖かい店内で座って待ってもらうのが筋だろう?その上「お待たせしてすみません」の一言も全くない。
その分、ドリンクまで注文終えているので、席に着くやすぐに生ビールは出てきたが、注目の餃子食う前にすでに自分の中ではほぼダメ出し確定?
生ビールに続いて、1品目となる「本格 青菜炒め」がすぐに登場。すごく期待してきたのにどうも面白くない。但し、ここは折角なので面白くないことは忘れて、料理に専念するとしよう。ニンニクの香りが素晴らしいからね。
う〜ん、文句なくこれはめちゃ美味〜い!青菜のシャキシャキ感もいいし、何よりニンニクのパンチがくるんのだ。明日は仕事だが我慢できん。ニンニク完食だ。美味ぇ〜!
続いて、メインの名物の焼き餃子だ。
東海エリアの方であれば、ここ岐州の餃子は1度はメディアで見聞きしたことあるだろう?それほど超有名な餃子も正直ここまで苦労しないと口にできないとは・・・。
思ったより皮厚のモチモチタイプのようでやや小ぶりな餃子ながら、ずっしりと重た〜い。まずは一気に一口に・・・おぉ〜熱〜い!噂通りめっちゃ熱〜い!火傷しそう!
この餃子は皮に味がついているので、まずはそのままで食うのがルールらしい。
ここ岐州の餃子をここまで有名にしたのは、熱々の肉汁がほとばしる小籠包風の焼き餃子だからだ。
なるほど、熱々の汁だく。ちなみに小皿に肉汁出してみるとすごい量が出てくる出てくる。上手く食わないと肉汁を浴びることになる。実際にお隣の方なんか絵に描いたようにシャツに汁シミつけちゃってたもんね。
なので、ここの餃子の食べ方は箸で優しく持ち、口にしたらチューチューっと優しく中の肉汁を吸っちゃうといいっ。こうすると肉汁が飛ぶこともない。用心していても箸で強く握ると暴発もあるので危ない。
ここでようやく特製のラー油をつけて頂く。チューチューした後なので、肉汁が漏れてしまうこともない。なるほど、このラー油だけで実に美味い!
更に生ビールお代わり!餃子にはやっぱりビールだ。
実は今回焼き餃子を3人前の15個注文。1人前5個だからすごく迷ったんだよねぇ〜。っと言うことで、まずは20個が先に提供。
そして、珍しいのが紅生姜!周り見ても一緒に食ってたので、自分も真似てチャレンジ・・・おいおい、めっちゃ美味いじゃん!紅生姜の酸味が実にいいアクセントになっている。これは思いっきりアリだ!
ここで残りの焼き餃子1人前5個が登場。改めて超熱々だから更に注意が必要だ。ここでようやく醤油+ラー油で頂く。うん、悪くないけど、そのままでも全然美味いかも?
結構モチモチ皮なので15個食べられるか?ちょっと心配だったが、肉汁はすごいものの中の餡はそこまででもないので、軽くクリアできそうだ。
丁度上手く餃子の端噛み切れたので、のぞいて見てよ〜。この肉汁!!餃子の中一杯満ちているって感じ。でも、これって焼き餃子って言えるの?根本的な疑問?正直言って小籠包だよね。餃子って言っていいのかね?
もちろん、最後も紅生姜と一緒にだ。でも、これもよく考えると最初から餡に刻み紅生姜入れちゃってもいいんじゃない?ダメ?
そして、〆はチャーシュー炒飯だ。エビ炒飯と悩んだのだが、ここのアテの炙りチャーシューが美味いと評判だったので思わずチャーシュー炒飯をチョイスだ。
おぉ〜この濃厚な色はなるほど海老炒飯とは全然色が違う。
うぅ〜焼豚の旨みがしっかりと滲み出た美味い炒飯だ。結構満腹に近づいてきていたし、生ビール3杯分腹にタプタプと溜まったいて苦しい・・・しかし、この美味さでは残す訳にはいかない。くぅ〜ギリ完食成功!
十分満腹。しかし、噂の岐州の餃子ようやく口にすることができたが、正直ここまでハードル高いとは驚いた。その上で、ここの肉汁汁だくの餃子だが、確かに当初は斬新で珍しく、すごく評価されたのはもちろんわかる。
但し、今となってはこの手の肉汁の多さを売りにする餃子も正直増えてきたので、斬新さはやや影を潜めつつあると言っていいっ。もっと正直言っちゃうと、想像通りで驚きはなかった・・・なんでこんな人気なのか?ハッキリ言ってよくわからない。
店でると、まだ時間は18時10分。おいおい、驚くほどの長〜い行列。それはそうだろう、自分は早喰いなので40分ほどで店出たが、まだ2巡目に入ったの2組くらい?餃子店ってどこも回転早いものだが、ここは群を抜いて遅い。いやっ遅すぎだ。
っと言うより上記もしたが店主の考えなんだろう?悪いが自分から言わせて貰えば、自己満足であってお客目線になっていない。頑固一徹の店なんて今時古すぎる。
何よりあれだけ待たせて、基本中の基本の「いらっしゃいませ!」等が全くないことがもう〜自分的にはX。更に、脱帽させられるような餃子でもなかった。
やや長文になってしまったが、すごく期待して行ったが、今回のみで十分だ。ここまで苦労してまで食うレベルではない。ご馳走様。
さて、帰宅したらワンコたちの散歩済ませ、今宵も芋焼酎を嗜もう。う〜ん「吉兆宝山 初蒸無濾過」美味い!
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