母べえ
注意!!映画の感想の場合ねたばれが含まれる事が多々あります。これから観る予定とかある場合は本文は決して読まないで下さいませ。
いよいよ3月になってしまいました。気付いていませんでしたがひな祭りですね。
娘三人いますが何もしてねっす(笑)
1940年から始まるこの物語。窓ガラスのひびにシールを貼っていたり、昭和って感じがとてもよく出ていたと思います・・・って当たり前か。
ラストシーンは泣けました。そういえば"たそがれ清兵衛"の時もそうでしたが、山田洋次監督の映画帰りのバイクは危ないっすなあ。またしても涙で前が・・・・
こういう作品をみると個人よりも国家が優先されて特高警察とかかなり悪い人のように描かれているのはしょうがないとして、彼等も仕事だよなあとか今となっては思ってしまう。いやな仕事ですな。
獄死させられてしまうほどの思想犯の妻子が、差別を受けなかったのだろうかとか、あの山ちゃんとかあの辺は警察にマークされていなかったのだろうかとか、いろいろ考えましたが、ま、いいです。
小林信彦さんが何かに、「戦前は人が言うほど暗い時代ではなかった。」と書いていた。今も確かにそんな暗い感じはしないなとただ漠然と思っているところです。
子役の二人、良かったです♪
浅野忠信さん、そういえば"父と暮らせば"にも出ておられましたね。
壇れいさん、美しかったです。のはっ!
中村梅之助さん、最初気付かなかったなあ。