私はひとり木の葉のような舟を漕ぎ出してゆくのです。
第18話「潮騒の彼方から」1968.5.27つまり雄之助さんの最終回のシーンを思い出す。
ちなみに"大根役者・初代文句いうの助"
初版は1968.4.24
もしかしたらまさに"待っていた用心棒"の頃に書いていたわけですね。
あくまでも想像ですが、26話中18話での主役降板ってのもこの本にもなにかかかわっているのかも知れないなあ。
ウィキペディアにも書いてあるが以下引用
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芝居に対する執念はすさまじく、ゴテ雄のあだ名がつくほどであった。また気骨ある言動で知られ、1968年には映画界の因習について厳しく批判したエッセイ『大根役者・初代文句いうの助』を執筆したため、しばらく映画界から干された。
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たしかに後ろ盾というか祖父が亡くなって手のひらを返したようにいじめられた話や、遺産のほとんどを叔父夫妻が持っていったとか書いていたら、近場にいる人は"ああ、あいつかあ~"とかすぐ思い当たるわけでして...
まだ一章三項までしか読んでいませんが、「世間の風は冷たいこと」そのまま読んでもいいし、ちょっと自業自得も入っているかも。
雄之助野良犬も好きです。
それだけに最後まで行って欲しかったなっす。
先程お風呂してたら歓声が凄いなと思ったら楽天、もう10-0でリード。
最後に10-12とかで負けぬよう祈ってます。うふふ