ゲゲゲの女房

ゲゲゲの女房
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MOVIX仙台にて

ゲゲゲの女房はNHKの連続ドラマでもずっと観ていた。20代の目が元気な頃(笑)、水木しげるさんの小説はよく読んでいましたので。連ドラとは違い、貧乏にたいしてあっけらかんとはしていません。というか現実味があるので暗いです。
とりあえず子どもが産まれてすぐ芽が出て良かったです。古今亭志ん生師匠のようにほとんど60近くなってから売れるってのも..売れたから良かったのですけれど。
売れずに消えていった方々も沢山いるのだろうなあ~とそんなことを考えていました。

そういう意味ではなにか目に見えない"運"というか何かが味方したのかな。しかし下宿人の名前が金内さん、読者が安井さんって..あはは。金内さんが出て行ってから運が向いてくるってのもなんだか意味深でした。

TV版とは当然別物でしたが、楽しめました。あそこを耐えられるかどうかが人生の中で大切なことかも..
でも、耐えて芽の出ない(笑)、自分を想像する。