赤門記者のメタボな日々

笑いの街・大阪で、笑えることも笑えないことも追いかける因果な商売。明日は笑っていたいなあ…。

あさきゆめみし

2008-06-22 20:18:03 | Weblog
 という少女漫画がありまして、
源氏物語の世界を漫画化したものなのですが、
大学受験の際は、かなりの確率で古文の問題に源氏物語が出題されるということで、
受験生にとってはちょっとしたバイブルみたいになっておりました。
私は何となく読む気が起こらなかったのでスルーしたのですが…。

 と、急に思い出したのは、
昨日、京都国際会館で行われた着物ファッションショー
「ファッションカンタータ2008」の取材に行ったからです。
今年のテーマは、源氏物語千年期に合わせ、
源氏物語をモチーフとした「時空翔ける恋」。
舞台上を彩った美しいモデルの方々に釘付けになって参りました。

 このショーは毎年、芸能人の方がメーンキャストとして登場するのですが、
今年は、“元祖・癒し系女優”の井川遥さん。
源氏物語でも、光源氏の理想の女性とされた「藤壺」を演じられました。
一昨年の秋に結婚されたばかりですが、
何というか、ますます妖艶な魅力を増した感じがします。
会見の際には、何度か目が合った(ような気がした)のですが、
しびれるような色気に、仕事を忘れそうにすらなりました。
一方、同じく源氏が愛した「紫の上」を演じたのは、
女優として人気上昇中の芦名星さん。
こちらはピュアで可憐な雰囲気が実に魅力的でした。

 十二単も身に纏った井川さんは、
「まさか着られるとは思いませんでした」
と感動しつつ、
「実際着てみると、重装備でもあり、ある意味“足かせ”のような…。あの時代は自由に動けないし、自由に恋愛もできず、本音も言えなかったんじゃないかなとも思いますね」
と、時空を超えて思いを馳せていらっしゃいました。
自由な恋愛を実らせて、結婚された井川さん。
結婚生活についてなど、プライベートな質問はNGだったため、
詳細を聞くことはできませんでしたが、
幸せな生活を送られていることはうかがい知れました。

 ちなみに井川さんの夫は、14歳年上のファッションデザイナー。
一回り以上年上の男性と結婚するというのも、
ごく短いながら、ある意味時空を翔ける恋かもしれません。
時空を翔けるとか翔けないとかそういう次元ではない我が身にも、
かくも若く、かくも美しい方との恋などが生まれる時が来るのでしょうか…。

 こんな妄想こそ、「あさき夢」ならぬ「あさはかな夢」というものかもしれません。

 ところで、前回のブログで頂いたコメントの中に、
掲載写真の肖像権に関するものがありましたが、
もちろん、きちんと使用許可はとっております。
今回を含め、何度か写真が載っていないブログがあるのは、
そういうことなわけです。
今後とも、なるべく許可を多くとって多くの写真を掲載していきたいと思っております。

 さらに追記ですが、
前回含め、たびたびご紹介しております
デイリースポーツ朝刊の「なにわShow劇場」面ですが、
掲載は関西地区限定となります。
関西以外にお住まいの方は、大変申し訳ないのですが、
バックナンバーをご注文頂ければと思います。
詳しくは、当社ホームページ
http://www.daily.co.jp/company/back_number.shtml
をご覧下さい。