赤門記者のメタボな日々

笑いの街・大阪で、笑えることも笑えないことも追いかける因果な商売。明日は笑っていたいなあ…。

天使か悪魔か

2008-06-09 20:00:52 | Weblog
 立て続けに入っていた美女取材も一段落し、
今日は真逆(失礼かな)の方のインタビュー取材をさせて頂きました。
ブルースバンド「憂歌団」のボーカルにして、
日本ブルース界をリードし続ける鉄人・木村充揮さん。
全く面目ない話、これまであまり木村さんのことはよく存じ上げなかったのですが、
この1度の邂逅で、あっという間にファンになってしまいました。

 取材対象が「元々ファンだった」ということはままあるのですが、
やはりあくまで仕事として対応しているからか、
「取材したことでファンになる」ということは、ほとんどありませんでした。
それほどのディープなインパクト。
[大阪のおもろいおっちゃん」という風貌ですが、
何気なく吐き出される言葉が実に深いんですね。
詳細は、18日付けデイリースポーツ関西版朝刊
「なにわShow劇場」面でご覧下さい。
そして皆さんも是非、木村さんのファンになって頂きたい。

 というわけで、あまり詳しいことは書きませんが、
やはり木村さんといえば、「天使のダミ声」と言われる独特の声が魅力。
ご本人は「最近は『悪魔の美声』て言われるんですわ」と笑っていました。
やはりその日の体調によって声も若干変わっていくそうで、
その日によって天使が出るか、悪魔が出るかわからないとか。
それでも「考えたり、力んだりしたらダメ。気持ちよく歌わんと、声も出んのですよ」
という木村さん。
常に自然体で、好きな歌を好きなように歌う。
これもまた、プロの神髄ということでしょう。
一言で表すのは失礼かもしれませんが、
とにかく「格好いいおっちゃん」でした。