冬本番で風邪をひきそうな大工のともです。
福知山で施工中の古民家の現場も順調に進行中です。
舞鶴での仕事が主なんですが今回始めての福知山の現場で遠いので大変かと思いきや・・・・
30分くらいで現場にたどりつく事が出来東舞鶴の奥に行くのとそんなに変わらず全然大丈夫でした。
さて古民家の現場ですが・・・・。
お施主さんの頑張りもあり・・・・解体作業も順調に進みいよいよ床部分の解体です。
↑お施主さんによる屋根裏の解体で出たすす竹を利用した壁の装飾作業も行われています。
いい感じですよ!
床板・根太・大引とすべて解体していき・・・解体後・・・下がっているジャッキで柱を持ち上げ高さをなるべく水平にしていく作業にうつっていきます。
それにしても・・・重機のない時代にこんな太い梁をよく組んだものだと昔の大工さんの凄さ・職人技を感じずにはいられないです。
曲がった梁を使い組んでいくことで重量が分散されるよう1か所が下がっても梁がこぜ合うことでもつように作られているから100年以上たった今でもこうして残っています。
古民家を解体した材料で建てることはできてもこういう家を1から建てることは不可能に近いです・・・。
↑大黒柱にはひょうたんの形に埋め木が・・・・すごい技術です!
おそらくこの古民家を建てた大工さんはもうこの世に存在していないと思います。
自分が死んでも建てた家は残っていく・・・。
大工という仕事に就いた以上そういう家を建てていきたいですね。
そして・・・何かの縁でこの古民家に出会い施工させて頂く事になり、古民家を残していける喜びを感じながら仕事に励みたいと思います。