大丈夫だよ。

卵巣腫瘍の治療を終え、再発予防の為の情報を交換したいと思っています。病を皆で乗り越えましょう。

サイモントンセミナー

2006-10-11 23:07:48 | 09 サイモントン療法

 サイモントンセミナーに参加してきました。

 今回はタキソールによる副作用があった為、健康に自信がなく、1泊2日の強行スケジュールとなりました。疲れた…。行くととても良いんだけど、帰りの電車が疲れるんですよね。電車やタクシーに酔い、副作用なみに気分が悪くなって、今日は病院以外は寝ていました。

 得た結論

 「やっぱり自分は心の問題で病気になったのである。」

 サイモントンセミナーは、9時から「サイモントン先生へのコメント・質問」10時半ぐらいから、「カウンセラーと患者同士による小グループでのシェア」、14時半から「サイモントン先生或いは川畑先生へのコメント・質問」16時から、「カウンセラーと患者同士による小グループでのシェア」という形で一日が終わります。

 2日目の朝、着いたら既に始まっていました。自己紹介を求められたのですが、これが困る。インターンと呼ばれる健康なカウンセラーが30人近く、患者はどうも10人前後…。ここで、「自己紹介として、名前と診断名」を求められたのです。名前は言えても、診断名まで何となく言いにくかったので、「言いにくい」というと、それはそれでいいということになってほっ。

 で、私の最初の質問

 私「なぜ、病気になる人とならない人がいるのか。」

 サイモントン先生 「あなたはなぜなったと思いますか」

 私「自責の念が強かったかも。」

 サイモントン先生「まずは自分自身に質問をしてみて、深く考えてみる。その上で他人を見ると見えてくることがあるかもしれません。とにかく自分に自信を持って下さい。」と質問の答えをしめました。

 で、私のセミナーへの参加は、その答え探し(つまり病気の原因探し)がテーマとなった訳です。

 その日のサイモントンセミナーでは、まず自分に喜びを与えることを5つ以上書き出し、気分がダウンしてきたら、それを思い出すことで、シフトチェンジするというワーキングをやりました。

 それから、ビリーフワークです。これは、前日にやったみたいなのですが、あらゆる場面で基本となります。まず「モルツビーの5つの質問」というのがあります。自分の中に恐れや不安が起きた時

「その思考は事実に基づいているか」

「その思考は自分の健康や生命を守るのに役に立つか」

「その思考は自分の目標を達成するのに役に立つか」

「その思考は自分の問題や悩みを解決するのに役に立つか」

「その思考は自分の気分をよくするか。」

 という質問表に対して答え、NOが3つ以上になったとき、不健全信念として、健全信念にシフトするという方法を採ります。

 例えば「自分は化学療法の副作用で苦しむかもしれない。」という不安が起きたとき、上記の5つの質問に対して全てNOなので、「化学療法で苦しむとは限らない。治療は自分の味方である。そして自分の力で大きな変化を起こすことができる。」という具合に書き換えて何度も見るわけです。

 何でもいいので、白紙の中央に線を引き、左に不健全信念、右に健全信念を書く訳です。どう書いていいか分からない場合、カウンセラーが助けてくれます。その紙が書けたら、1ヶ月くらい、健全信念を唱えて、不安を解消する訳です。

 大切なことは「自分の健康に悪いことはしない。自分の健康に良いことをする。」という評価軸です。

 例えば、こんなことがありました。早朝目が覚めて、咳が出るので、風呂にお湯を貯めて寝ようと思ったんです。すると、「ぴちょんぴちょん」という水漏れの音。気になって眠れません。どうやっても直らないので、「ホテルの癖に」と腹を立て始めた瞬間「これは健康にいいことか?」と自問してみました。答えはNO。すぐに怒るのを止めました。自分の為です。

 つまり、この思考パターンが、今までの自分を形づくってきたということです。これを変えれば、健康になれると思いました。

 サイモントン先生の言葉「出来事や過去は変えられないが、それに対するとらえ方は変えることができる。」これは非常に力強い言葉となりました。

 思い出すと、今の職場に行ってから、「本来自分はこんなとこにいるはずじゃない。」なんて思っていました。報われない感があったわけですね。その否定的な感情が私を病に導いた気がします

 2つ目の作業として、がんと自分、自己免疫力、治療の4つを書き、がんをどう思っているか無意識の部分を探ります。

 色々な絵があって、興味深く話を聞きました。

 夕食では、色々な人と話せました。代替療法を患者さんに指導する為に来ているカウンセラーの人が多かったです。この人たちは11時ぐらいまで、討論をするらしく、健康な人でも疲れます。

 にんじんジュースをやっている人がいたので、「効果はありましたか?」と聞くと「黄色くなりました。」と言われて吹き出しました。

 患者同士で話がはずみ、気づいたら9時近く。温泉もあったので、入ってその日は寝ました。

 とにかく、このセミナーはいい人が多い。不快になることが、全くありませんでした。これは驚きです。それほど深く話さなかっただけかもしれないけれど、皆いい人でした。


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おかえりっ~ (さくら)
2006-10-11 23:32:55
ねこたん、おかえりっ~。気は充分養えたみたいですね。サイモントンパワー恐るべし。私も本読んでみようかな。ねこたんは、気持ちをコントロールするのに、上手に使っているみたいですね。

すみちゃんとこのコメント読みました。アクトポちゃんになったのですね。マーカーの数値も極限近くに低いし、体内に悪いヤツラはもういないよっ!

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>さくらさん (ねこた)
2006-10-11 23:38:27
 サイモントンは本当にいいですよ。とにかく「生きる気力」を十分に養えます。今日の白血球も3800で、化学療法中にしては、上出来。

 アクトポ話は、また後日アップしますね。いつもいつも励ましありがとうございます。(感涙)



 固定TOPのコメント話は、皆さん気にしないでください。最近コメントを消さないといけない非常識な人が現れるので、困っています。
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Unknown (すみ)
2006-10-12 00:22:52
>ねこたん

サイモントンはやっぱりスゴイ! なんとかこれらの記事を旦那に読ませたいと思います(彼の精神上の健康のために)。

川畑さんって、『癌患者研究所』(ですっけ??)の方ですか? みんな繋がってるんですねー(って勘違いかもしれないけど・・・)。

アクトポはいいけど、ねこたんは「入院」が何よりイヤそうですね・・・。「もう終わりにしませんか?」と言いたい感じですが、ダメ押しですね・・・。



固定トップ、やり方がわかったら、わたしもやろうかなー。

同じ被害者としては・・・(笑)
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Unknown (こうめ)
2006-10-12 18:38:47
ねこたさん、お帰りなさい。

サイモントンで、いい気分転換できたみたいですね。良かったです。



これから薬が替わるんですね。不安なこともあるでしょうが、サイモントンパワーで行きましょう~!!応援してますよ
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>すみさん (ねこた)
2006-10-12 21:55:14
 薬を使わず「言葉で治す」っていうのが、すごいですよね。副作用はゼロだし。多少お金はかかるけど、一年に何度もあることじゃないので、いいと思います。

 固定TOPの仕方、後でメールしますね。

 私たちは治療でただでさえ、嫌な思いをしているのですから、ブログでまでしたくないですよね。(^^ゞ
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>こうめさん (ねこた)
2006-10-12 21:56:01
 ただいまです。

 いつもありがとうございます。



 こうなったら、すみさんみたいに、全国行脚の旅に出ることを目標にしたいと思います。こうめさんともお会いしたいです。
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