入院前日

　入院も二度目になると、段々慣れてくる。（いや慣れたくない。反語）

 　入院前チェックリスト

　まずは、入院関係の書類を集める。保険会社に

　次に、しばらく行けないかもしれない、テニススクールに毎日通い詰めて、クラスを消化しておく。

　そして、しばらくできないかもしれないので、出来る限りテニスや運動をしておく。

　気の置けない友人には、メールをして、しばらく入院する旨伝えておく。

　冷蔵庫の中身をなるべく食べて、宅配の野菜を止める。

　テレビを見るためのヘッドフォンの延長コードを準備して、ラジオなども用意しておく。

　もしかするとやる気になるかもしれない、仕事をパソコンに入れ、とりあえず持って行ってみる。

　毎日やることリストを作って、テーブルに置いてみる。

　DSの新しいソフトを買ってみる。

　シャンプーやボディシャンプーなどを準備して、サンダルも忘れないように入れておく。

　とまあ、こんな感じの準備をしました。もう忘れていることはないと思うのですが、行くと「あっ持って行けば良かった」ってものを思い出すんですよね。

　この時期に１０日も入院してしまうと、出てくるとき寒いだろうなあ、なんて思って、思わず荷物が増えてしまいます。

　タイムリーなことに、郵便ポストに投函されていた無料情報誌にこんな記事が。

　すれ違っていたのは心じゃなくて脳だった。

　どういうことかというと、男脳と女脳は右脳と左脳をつなぐ橋梁の太さが違うので、どうしても考え方に差異が出てしまうと言う記事です。

　男は右脳と左脳をつなぐ橋梁が女性に比べて細いので、「集中力が高く、細かな計算や工作が得意。」なぜかというと、狩りの時、感情に左右されず危険を回避するために備わった能力だそうです。

　女は右脳と左脳のバランスがいいので、「複数の用事を同時にこなしたり、言葉を操るのが得意。」だそうです。

　確かに、女性は子どもの泣き声が聞こえると、そちらに耳を傾け、やっていた仕事をおいて、そちらに行けますよね。男性は物事に集中しちゃうと「黙らせろ！」なんて言ったりします。

　それから、男の同僚が繰り返し言っていたのが、「女は歯磨きしながらしゃべる。すごい生きものだ。」ということ。

　男性は同時に複数のことをこなすことができないらしく、歯磨きしながらしゃべるのは不可能だそうです。

　また、男脳は「不安が怒りに変わる」そうで、うちの昨日の喧嘩がまさにそれ。

　よくあるのが、妻が出歩いていると「今まで何をしていたんだ！」と怒る夫。なぜ怒るかというと、不自由で不安だからだそうです。

　こういう場合、「歯磨きはここ、」なんていうふうに、どこに何があるかを１０歳の男の子が分かるようにセッティングしておくといいらしいです。

　夫婦げんかをしないコツは「脳が違うから、考え方も違う。相手に期待しないこと。」だそうです。

　５０歳を過ぎると、男性もおしゃべりになりますよね。これは男性ホルモンが減って、橋梁が太くなり、女性化するかららしいですよ。

　そうそう、昨日の件、結局ちょっと仕事をずらして、夫が送ってくることになりました。最初から気持ちよく送ってくれればいいのにね。