すごかった

　点滴の後、不覚にもけろっぴしたことは既にお伝えしました。
　そのけろっぴが「こみあげる」「噴出」という感じで、どうにもトイレまで我慢できる代物ではないのです。

　家に帰ってから、吐き気止めを飲んでいなかったのですが、何と姿勢を変えるだけで「けろっぴ」結局点滴後の夜に３度けろっぴしたのでした。

　そのけろっぴの仕方もまさにマーライオン。噴出という言葉がぴったりです。
　
　本当に点滴をやめたくなる一瞬です。

　もちろんご飯などは食べられません。ぽこた特製にんじんりんごジュースだけが、唯一の栄養源でした。

　翌日も、相変わらずうげげげげという感じだったのですが、ぽこた特製にんじんりんごジュースで何とかしのぎ、昼はお茶漬けのりに玄米を炊き込んだ不思議な雑炊を一口二口。

　それでも、何か胃に刺激を加えるとうげっとくるので、何度も生唾を飲み込みました。（入院中に吐かなかったのは、何度も飲み込んでいたからですね。）

　夜、ぽこたが焼そばを食べているので、美味しそうだと思って食べたら、すぐうげげげげ。

　さすがにカイトリルを出動させて、その後餅だの、あまりの玄米雑炊だのを食べてその日を過ごしたのでした。

　そして本日に至るわけですが、相変わらずけろっぴ気分があります。でもカイトリルを飲んで、うどんを食べることができました。掃除もしましたよ。

　やっぱり食べるとちょっと動けるようになりますね。動けるから食べられるようになるのかな。

　この命の危険を感じる点滴ってどうなんでしょうね…。私はいつも点滴後３日は「死んだ方が楽なのではないか」と思います。多分そう思う人多いんでしょうね。

　点滴をしなくなってしばらくしたら、天国って感じで遊んだりしているのですが、日常生活に戻れたら本当に天国ですよね。

　病気の心配もなく、病院に行くこともなく、食べたいものを食べ、寝たいときに寝て、無理したいと思ったら無理の出来る、そんな生活に戻りたい！