十万石クラブのロボット製作日誌

マイコンカー・ロボット競技・ソーラーラジコンカーの全国大会出場とロボレーブで世界一になることを目標に取組むチームの記録

ハンダ付け作業の改善

2011-06-25 | 活動
センサ基板のハンダ付けが始まりました。
いつものことですが、子供たちは私よりうまくハンダ付けが出来ません。

そこで今日はず~っとじっくりとやっている様子を観察してみました。
私と何が違うのかな?と。。。

生徒たちはほとんど水を含んだスポンジでハンダをぬらしません。
セオリーどおり、ハンダごての先端が鈍い色にくすんできたら
スポンジを使いますが、私はもっと頻繁にスポンジを使います。

そこで考えてみました。生徒たちの半田ごての温度がたかいのかな?と。

どうやら正解のようです。半田ごての温度が高いと、ハンダの温度も高くなり、
ハンダが弾くみたいです。そのため、スルーホールにハンダが入っていきません。

ハンダをスポンジでぬらし、その直後からハンダごての先端でハンダをチョンチョンと
接触していると、ある時点からハンダが溶け出します。そのとき、ヤニの白い煙が
上がります。

どうやらその時がコテの最適温度のようです。
ハンダが解け始めて白い煙が出た直後、基板をハンダ付けすると
狭いスルーホール内でもハンダが溶けて入っていきます。
この温度を見計らう必要があるようでした。

それとは別に、生徒たちはコテ先の状態に鈍感でした。
中には実習で使っていた半田ごてがあり、それらの半田ごては
ハンダの乗りが悪くなるとコテ先をやすりがけしていることも発覚しました。
これではコテ先のメッキがはがれて熱伝導が悪くなってしまいます。
実際にコテの先っぽではいつまでたってもハンダが溶けないコテもありました。

道具のコンディションはとても大切のようですね。

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