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下地(したじ)。
家づくり現場で、よく登場する言葉でありますが、、
簡単に言いますと、家が出来上がると見えなくなってしまう所。
床板や壁の左官塗り・クロスなど、家が仕上がっても見える所・材料は「仕上げ=しあげ」って言って、それの反対が「下地」。
だから、
(世の中で一番使われているであろう)
壁がクロス仕上げの場合、
そのクロスを張るための石膏ボードは「下地」。
その石膏ボードを張るための木も「下地」という事になりますね。
この下地、
家が出来ちゃえば見えないからって適当に工事すると、仕上げに影響してきます。(水平や平行がきちんととれているか?、角はきちんと直角になっているか?また仕上げ材料の耐久性などにも)
また、壁下地の木などをきちんと細かく入れないから、「子供がちょっと壁にぶつかると穴が開いた」なんて話にもなります。
↑こんな横の木(縦の場合もありますよ)が下地の一例。胴縁なんて言います。
結局、「下地」と言っても、仕上げに影響があるから、決して手を抜けないモノでありますし、、
そもそも、下地は適当にやって「仕上げでうまくやってもらおう。ごまかしてもらおう。」なんて気で、イイものは出来ません。
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ココまでは、壁や床などの仕上げをきちんとするための意味での「下地」。
でも、また違う「下地」もありまして、、、
何かを取り付けるための「下地」。
例えば照明器具であったり、エアコンであったり、手すりであったり、、、
こういうのは建築工事と絡みますから、まあ大丈夫ですが、
例えば「絵」
例えば「特殊なカーテン」
こういうモノを家が完成してから取り付けるつもりであれば、
それはつくり手に伝えておかなければいけません。
(気の利いたつくり手なら、そちらから聞いてくれるでしょうが、人間忘れる場合もあるし、そうじゃない方が全然多いですから、それ位は御自分で気をつけましょうね。)
小さな「絵」なら大丈夫ですが、大きな「絵」や、重い「絵」(石膏などでつくられた絵)を飾るつもりならば、取り付ける予定の壁にまえもって下地が必要です。
普通のカーテン、ロールスクリーン程度であれば、気の利いたつくり手なら、窓枠の上にそれに対応できる下地を入れておいてくれますが、
特殊なカーテン(バルーンシェードとか)や、窓のはるか上天井一杯からカーテンをつりたい。
そんな時は、伝えておかなければ、下地がなく取り付けられない・取り付けるのに一苦労って事になってしまいます。
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それから、案外うっかりしてしまう事もあって、この間もお施主様から聞いてもらって、助かったのですが(汗)
バルコニーなどに物干し金物を取り付けたい場合の「下地」。
壁に取り付ける場合も、天井に取り付ける場合も、
物干し竿は洗濯モノが一杯ぶら下がって重くなりますので、
「下地」は必要です。
ついつい忘れて仕上がってしまっても、後から何とかする手はありますが、、
何とかならない場合。
物干し金物の取付部が不細工になってしまう場合。
もありますので、
前もって考えておくのに越した事はございません。
どうぞお気をつけ下さいませ。(もちろん僕も(笑))
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コメント遅くなってすいません。
いやいや、勉強になるだなんて事ありませんよ(笑)