先日、大阪の堀江に行ってきた話。
以前にも述べたように、家具が趣味の私ですから家具探しに行ったと思うのは間違い?で今回はケトル(やかん)探し。(うちのやかん、嫁さんが焦がしちゃったんですよね・・・)
それで、私の気に入ったのが、このケトル。デザインは巨匠 柳 宗理さん。
一見普通のケトルですが、プロポーション・細部の納まり(ディテール)もGOODで、さすがです。嫁さんからは「何の変哲もないやかんだね。値段もやかんにしてはちょっと高いし・・・」と、反対されましたが、
「柳さんのポリシーは、デザインのためのデザインはしない。使いやすい素直な形をデザインする人なんだ」と説得し、購入。
帰って早速使ってみて、「持ちやすいし、注ぎやすい」との嫁さんの感想を受けひと安心。
更に「店で見た時は普通のやかんだったけど、テーブルに置いている姿とか、ずっと見ているとだんだん良く見えてきた」ですって。
そう、それ!!
長年使っても飽きないどころか徐々に良くなってくるのが、一番素晴らしいデザインなんだと思います。
家づくりも同じ事。お客様に「住めば住むほど良いところが出てくるね。」と言っていただける様な家を建てていきたいものです。
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