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GIANT ESCAPE R3 ドロップハンドル化 Vol.3

2009-02-11 11:35:22 | 自転車
更新が遅くて申し訳ありません。
なんか最近忙しいなぁ…。忙しいのは私には似合わない…。

さて、それはさておき、今回はドロップハンドル化を終えた愛車を紹介したいと思います。

わざわざ草むらを背景に写真を撮ってみました。
愛車なのだから背景も凝らないと、ね。

では「ESCARPE R3 Drophandle ver.」のパーツ紹介です。

STI: SHIMANO TIAGRA4500
クランクセット: TRUVATIV ISO FLOW(デフォルト)
Fディレイラー: SHIMANO FD-T301D(デフォルト)
Rディレイラー: SHIMANO TIAGRA4500 RD-4500-GS
スプロケット: SHIMANO TIAGRA 12-25T
チェーン: SHIMANO HG53
ハンドル: NITTO Neat-Mod.153-STI 400mm
ステム: DIXNA カトロア ステム 6°/84° 100mm
カンチブレーキ: SHIMANO BR-R550(F/R)
アウター受け: (F)ダイアコンペ社 1281-F (R)ダイアコンペ社 1268-2
補助ブレーキレバー: テスタッチ社製エイドアーム
サドル: GIANT コンフォートサドル(デフォルト)
シートポスト: KALLOY SP-380 サスペンションポスト(デフォルト)
ホイールセット: GIANT FOUR BY SIX 24H(デフォルト)
タイヤ: MAXXIS DETONATOR 700X28C ブラック(デフォルト)
ペダル: wellgo CP-19
(その他)
バーテープ: OGK ソフトバーテープ ブラック
シフトケーブルアジャスター: ジョグワイアー ROCKET ADJUSTER
フェンダー: ジャイアント社純正 ESCAPE専用フェンダー
ライト:キャットアイ社 HL-EL500
サイコン: キャットアイ社 MITY8
サドルバック: トピック社 型名不明
ボトルゲージ: ミノウラ社ペットボトル用ゲージ
コラム: ノーブランド カーボン製ブラック
スタンド・ベル: 社名不明

こんな感じです。
情報たくさんでごめんなさい…。
結構な部分を変えていますが、大きなパーツはそのままなので、「ESCAPEらしさ」は残っていると思います。
フェンダーがついているのでダサい感じは否めませんが、通勤用としては必要十分以上のスペックを揃えたと思います。

全体的な印象としては、やはり乗りやすく、かつスピードを出しやすくなったと感じました。
時速2~3キロは上がったと思います。
またドロップハンドルのおかげで3時間ほど乗っていても、握る部分をまめに変えれば手の痺れが起きることはありません。
9段変速と細やかな変速が可能になったので、加速がスムーズになりました。
ロングライドが本当に楽に、楽しくできるようになりました。

一方で、セッティングで大変なことがありました。
それは、やはりブレーキ周り。
初めのセッティングでは補助ブレーキレバーで引くとカッチリ止まるのですが、STIレバーで引くとふんわり効くんですね。
なのでブレーキパッドの幅詰めやケーブルの取り回しを工夫しました。
それこそ膨大な時間を費やしました。
今ではそこそこ効くようになりました。
私的にカンチブレーキをセッティングする際のコツとしては、
①補助ブレーキレバーの導入(こっちの方が効くし、ケーブルアジャスターがついてくるためセッティングしやすい)
②ケーブルが余分にたるまないようにする(特にリア)
③ブレーキアーチは低めにする。
④トーインをつける(よく効かせるため、そして音鳴りを防ぐため)
などが考えられます。

その他の問題点としては…
やはり既知の事実ではありましたが、デフォルトのFディレイラー「SHIMANO FD-T301D」とSTIの相性はいまいちで、「インナー×ミドル」か「ミドル×アウター」かの2段しか変えられません。
というわけで私は「インナー×ミドル」でセッティングしました。
セッティング自体はあまり苦労せずにできましたよ。

まだまだ調整は必要だと思いますが、でもそれも楽しみながらサイクリングを「NEO ESCAPE号」と満喫していきたいと思います。


GIANT ESCAPE R3 ドロップハンドル化 Vol.2

2009-01-11 00:27:00 | 自転車
「ESCAPE ドロップ化」の第2回でございます。

私が愛用している「ESCAPE R3」2005年モデルの詳細スペックはジャイアントの昔のページに載ってます。
参考にしてください。
GIANT社2005年「ESCAPE R3」のページ
ドロップ化する前の構成は上記とはほとんど相違ありません。
ライト、ベル、サイクルコンピューター、サドルバッグ、ボトルソケット、GIANT純正フェンダーを取り付けてあります。

さて、ドロップ化にあたりどんなパーツが必要かチェックしてみました。

①シフター
まずこれを考えるところから始まるといっても過言ではありません。
選択肢としては、STIかバーエンドコントローラー(バーコン)があげられます。
バーコンを使うと安価に、しかも簡単にドロップ化できますが、私的には見栄えが気になりました。
ということで、必然的にSTIとすることにしました。
グレードは9速の「SORA」か「TIAGRA」かで迷いましたが、ドロップハンドルの下側を持ってもシフトチェンジできるという点から「TIAGRA」を選びました。

すると他のパーツも連動してきます。
②Rディレイラー
STIに合わせて「TIAGRA」を選択しました。「SORA」との価格差もたいしたことありませんでしたし。

③チェーン
9速用の「HG-53」を選択しました。「HG-73」も迷いましたが、ま、最初は低グレードからということで。

④Fディレイラー&クランクセット
これは購入を迷いました。
というのも、ネット上の一部情報筋(笑)によると、デフォルトのままでも9速のRディレイラーやチェーンが使えるらしいからです。
MTB用とロード用ではFディレイラーのチェーンラインが違うそうですが、STIでもMTBのFディレイラーをある程度は動かせるようです。
もっともその範囲は3段ではなく、「インナー×ミドル」or「ミドル×アウター」に限定されるそうですが。
私はフロント3段のうちインナーとミドルしか使っていないので特に問題はなさそうです。
クランクセットのチェーンリングもIG専用のようですが、HGもいけるそうです。
これらを購入するとなると工具も含め2万円弱かかってしまうため、今回はとりあえず購入を先延ばしにしてみることにしました。
そして結果的にこの判断は正解でした。

④スプロケット
こちらは替える必要があります。
「TIAGRA」なので9速用のものを。
歯数で迷いました。
デフォルトのスプロケットは11-32で8段。
11Tは使わなかったので、候補としては12-23Tか12-25T。
迷いに迷い、結局自分の脚力の屁たれ具合を鑑みて、12-25Tにしました。

あとはそのほかのパーツです。

⑤ドロップハンドル
ドロップ化するなら絶対に必要です(笑)
安いものでいいだろう、ということで日東の「ニート153STI」にしました。
安いし、黒だし、下手に硬そうじゃないし、ということで。

⑥カンチブレーキ
ショートVではなくカンチブレーキを選択。より調整が簡単そうだから。
効きが悪いと評判のカンチブレーキなので、その中でも高評価だったシマノの「BR-550」を選択。
前後で7千円くらいしました。

⑦補助ブレーキ
ステム付近につけるブレーキレバーです。
初心者用のロード完成車にも良くついているものです。
あって悪いものではないだろう、とのことで選択。テスタッチ社のものにしました。

⑧ペダル
今のESCAPEは金属製らしいのですが、昔のものは樹脂製のもの。
ドロップ化するにあたり、ダサいので取り替えることにしました。
安くて、かつかっこいいものを選択しました。
比較的評判の良かったWellgo社のCP-19にしました。

⑨バーテープ
コルク製のがポピュラーのようですが切れやすいとのことで、OGK社のソフトバーテープを選びました。
ビニール製で厚めなので、手が痛くならなそうです。
色は黒。

⑩シートピン
別に取り替える必要はなかったのだけれど、黒いものにしたかったから…。

⑪カンチブレーキ用アウター受け前後
カンチブレーキのためにアウターケーブルを受ける部品が必要です。
前ブレーキについてはコラム部分につけるものを、後ブレーキについてはシートピンに挟み込むものを選びました。

⑫コラム
これも別に取り替える必要はなかったのだけれど、黒いものにしたかったから…。
ちょっとかっこつけて、カーボン製のものを選択。

⑬シートピラー
あまり効かないと評判のESCAPEデフォルトのサスペンションシートピラー。
これも黒い普通のものに取り替えようと思ったのですが、予算の都合で今回はパス。

⑭サドル
デフォルトのサドルはダサいのだけれど、すでに自分の体になじんでいるので、積極的に取り替える必要性は見当たらず。
ドロップ化したら乗り心地が変わるかもしれないので、それを見てから買い替えを考えることにしました。

⑮工具
自転車は専用工具がたくさんあるので、意外な出費どころなんですね。
チェーン切り、スプロケット外し、スプロケット取り付け工具、ワイヤーカッターなど。
安いものを選んで買いました。
ワイヤーカッターはシマノ純正のだと高すぎるので、ホームセンターで1500円ほどのものを購入しました。特に問題ありませんでした。


たくさんありますね。
いくつか購入をあきらめたものもありますが、それでも全部合わせて5万円はいったはず…。
特にSTIの2万円が痛いですね。
私はこれらを「ワールドサイクル」の通販で購入しました。
2万円以上なら送料無料とのことで、町の自転車屋で買うよりもけっこう安く買えます。


次回はより詳細をご紹介しようと思います。


GIANT ESCAPE R3 ドロップハンドル化 Vol.1

2009-01-04 19:57:37 | 自転車
ガンプラ、料理、シルバーアクセサリー、アクアリウムなどなど、インドア系の趣味が多い私ですが、アウトドア系の趣味もあります。
それが「サイクリング」。

5年ほど前にアルバイト先の後輩に刺激されて目覚め、初めてスポーツバイクを買いました。
それ以前も自転車での散歩は好きだったのですが、それを契機にすっかり目覚めてしまいました。
本格的にやっているわけでもないのですが、たまにふらっとでかけて、風を感じながら知らない道を走るのはなかなか楽しいです。

さて、そんな私の愛車がこれ。
GIANT社のクロスバイク「ESCAPE R3」です。
2005年モデルです。
場所はイチョウ散る神宮外苑の銀杏並木です。
買ってすぐにポタリング(自転車での散歩)をしたときの写真ですね。
懐かしいです。その日は60キロ走りました。

「クロスバイク」というのは、「ロードレーサー」の巡航性能と高速性能、「マウンテンバイク」の走破性、快適性を併せ持ったジャンルの自転車です。
街乗りに最適、ということで街角でもよく見かけるようになりました。

買って4年、普段使用ではまったく問題なかったのですが、段々不満、というか欲が出てくるんですね。
「ESCAPE R3」はクロスバイクとしてはコストパフォーマンスの点からも性能の点からも非常に良くて、当然快適でした。
でもそのうち、快適であるがゆえに、もっと上の性能を想像してしまうんですね。
そしてもっといろんなことがしたくなる。
たとえば長距離ライディング。25キロ以上走っていると、フラットバーだと手が痛くなってきつくなってしまうんです。それに上体も起きてしまい、風の抵抗が大きくなるんです。
あと、輪行。京都まで新幹線を使い輪行したことはあるのですが、フラットバーだと輪行袋からはみ出てしまって場所をとるんです。

ということで、自然と「ESCAPEをドロップハンドル化=ロードレーサー化したい!」と思うようになりました。
ネットでいろいろ調べてみると、実際に実行している人が何人もいるんですね。
たとえば…、
・Yas / Wolfgangさんの「Thinking Aloud――Yasの雑記帳
・カンチR3さんの「【完結的】ESCAPE R3 改造日記
などなど。だいぶ参考にさせていただきました。

おかげでドロップハンドル化する際に問題となることがいくつかあることがわかりました。

①ブレーキについて、どれを使うか???
ESCAPEにはテクトロ社のショートリーチVブレーキがついています。通常のVブレーキとは違ってショートリーチVはSTIで引けるようです。
しかしかなりシビアな調整が必要とのこと。
代わってカンチブレーキを使う選択肢もありますが、Vブレーキよりも制動力が落ちるらしいです。
キャリアーダボを使ってキャリパーブレーキを使う選択肢もあるようですが、穴の径が足りない、強度的に不安、という問題もあるようです。

②コンポーネントの互換性の問題
ESCAPEはインストールされているコンポーネントが独特で、
SRAM社…シフター、Rディレイラー、スプロケット
SHIMANO社…Fディレイラー
TRUVATIV社…クランクセット
と3社を合わせて使っているんですね。
しかもこれらはロード系ではなくMTB系。
そのためにドロップハンドル化に合わせてSTIを用いようとすると互換性の問題が出てくるのです。
最悪、全部取り替える必要があるかもしれないのです。

③コストの問題
これが一番問題なのかもしれません(笑)
私はESCAPEを2割引の34000円ほどで手に入れました(今より1万円ほど定価が安かったです)。
しかし②の問題からパーツを揃えると軽く本体代を超えそうなのです…。
だったら新しい自転車を買ったほうがいいのでは…、とも思えてきます。
古いフレームは近い将来にクラックなど問題が生じかねませんし…。
でも一方で、2台も自転車は要らない、新しい自転車は要らない、ESCAPEが気に入っている、とも思うのです。


結論から申しますと、①~③の問題はありつつも、ドロップハンドル化を敢行しました。
そして、私的には成功したと思います。

その詳細については次回以降にご紹介したいと思います。