daddy-kのいきあたりばったりⅡ

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松前の桜を見てきました

2023-05-04 | ちょっとお出かけ

早くも八十八夜が過ぎましたが、札幌の季節感は本州と1ヶ月ほどズレます…例年は。でも、今年はせいぜい半月ズレと思わせる春の速さで、このまま行くと今年の真夏日は20日間以上はあるかも? 海が好きな私はそれでも良いのですが、あまり気温が高く、農作物の育成に支障があってもそれは困るのですが。

いつものG・Wは帰省し、山菜採りや五分咲きの桜を見る(私の田舎=太平洋岸は遅い)のですが、今回は道南方面の桜を見てみようと、早くからバスツアーに申込みをしました。

例年なら一番見頃を押えたはずが、今年の異常な開花の速さなので、葉桜は覚悟はしていたのですが、松前の桜は待っていてくれました。と言うか早咲き・中咲き・遅咲きと揃っているので、ソメイヨシノは終わっていても大丈夫なのです。

ステレオタイプな見かたですが、城には桜が似合う気がします。北海道で城があるのはここだけなので、そんな本州気分も味わう事が出来ますし。

 

ここには250種類、1万本の桜が植わっていて、松前生まれの桜も白鳳、紅豊、幸福と三種類あるそうで、私がむかし来た時は8月だったので、こんなに種類があるのは知りませんでした。

それらの桜からは名札が下がり、この札は毎年書き換えられていて、古くなった札は希望すると貰えた時もあって、部屋数多い人は貰った札を自宅部屋の入口に掲げ、ここは何々の間だと悦に入っていた…とは添乗員さんのジョークですが、ここでようやく桜に出合う事が出来、前日の函館では葉桜ばかり見て来たので一安心しました。

 

松前に向かったのは二日目ですが、初日最初に向かった函館公園は函館山の山麓にあり、日本最初期の公園の一つで、レトロな観覧車があったり、時期だから露天が出ていたりと、これはこれで懐かしい気分に浸らせてもらいました。

次に向かったのは普通の住宅街、と思ったら桜の木のトンネルが現れ、ここは800mも続き、シーズン中は車のラッシュだそうで、ゆっくり確認することが出来て?良かった。

この日の最後は五稜郭、むかし仕事で近くまで来た事はあるけど、タワーに登ったのは初めてで、ここでは函館の開港から箱館戦争までのジオラマが順に展示され、商家のダイコン一本から、裏に回っての生活の様子まですごく精巧に出来ていて、これは見る事が出来て良かった、もう桜は無くとも…。

 

二日目の松前の前に立ち寄った法亀寺の樹齢300年のシダレザクラや、松前藩戸切地陣屋跡の桜並木など、なるほど道南には桜の見所が一杯あったのですね、時期は残念でしたし、両日ともお天気もパッとせずでしたが、それはまた次回のお楽しみ。

初日の夜は函館の居酒屋で「花見酒」も充分いただいて、良い(酔い?)ツアーとなりました。 ※居酒屋の料理は別ブログ桜は散っても花見酒 函館海のがき大将でどうぞ。

 

ニュースでは昨日3日に、千島列島を除く北海道道東の最東端、根室でチシマザクラが平年より13日早く開花し、北端の稚内でもエゾヤマザクラが開花しているそうで、沖縄からリレーされた桜前線もついにゴールに到達。お祝いに今夜も一杯…ですかね。



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