言葉の力について、述べたいと思います
大和光紀をずっと読んでいる人の中には
言葉の力というのは常識である
という人が多数おられると思いますが、言葉の力など、ばかばかしくて認めるわけがない
という人も世間には大勢います
数的には言葉の力を認めている人よりも認めていない人のほうがはるかに多いでしょう
さらに言葉の力を認めていない人よりも言葉の力について知らない人の数のほうが
言葉の力を否定する人よりもはるかに多いと思います
さらにいえば
「言葉の力について、教えてあげようか」 と言ったところで
「別に、いいです」 と 興味を示さないひとの数は
言葉の力を知らない人よりも多いかもしれません
常識的に考えれば
「ただの言葉」に力があると言うほうがおかしい と なるでしょう
そのことを理解しつつ
まだ言葉の力について知らない人
あるいは、聞いたことがあっても否定している人のために
あえて言いましょう
常識が間違っています
言葉には力があります
その力にはよいパワーも悪いパワーもあります
このことを知らないために
言葉の力に翻弄されて、不幸になる人、苦しんでいる人はたくさんいます
このことを知っていて
言葉の力をうまく利用して、幸福な人、楽しくやっている人も大勢います
潜在意識に関する本を出版する人は当然、言葉の力の恩恵を受けています
具体的に名前を挙げれば
アメリカの鉄鋼王、カーネギー 自動車王 フォード
日本では、多数の本を出版している、日本屈指の資産家 斉藤一人氏
あるいは、一代で京セラをつくりあげ、日本屈指の資産家でもある 稲盛和夫氏
あるいは、多数のベストセラーを続出させている 船井幸雄氏
こういう人々は当然のごとく言葉の力を認めています
言葉の力を一笑に付す人は、この事実をどう考えるのでしょうか
上記5人よりも自分の方が認識力が高いと言うのでしょうか
上記5人は常識が足りない、知性が低い、お人よしとでも言うのでしょうか
もし、あなたが、「言葉の力」否定論者なら
あるいは、まだ知らなかったのなら
成功者の多くが、言葉の力について肯定的な考えを持っていることを
認識して、そして、そのことを重く受け止めなければいけません
自分が幸せになるために、少なくとも不幸にならないためにです
ところで、言葉に力がある理由は何でしょうか
言葉には力があることを体験的に知っている人は多いですが
その理由を知っている人は少ないようです
まず、思い出していただきたいのは
造物主(神から見た神)が、思考に力を持たせたという事実です
つまり、私たちが今生きている世界や
死んで肉体からでて生活している世界では
考えることが実現するという法則があるということです
このことを理解していると
言葉とは、思考が音声としてあるいは文字として外に現れたものですから
言葉に力があるのは当たり前の話しになります
心の中で思っている思考が口を通して肉体の外にでると言葉ですが
その言葉は耳を通して、また自分の心に戻ります
また手を介して文字になった場合
その言葉は目を通して、また自分の心に戻ります
ですから、自分の思考を言葉にするということは
ただ、たんに心の中で考えているよりは、はるかに自分に影響を与えます
また、他人に対しても自分の思考エネルギーの影響を
ただ自分の心の中で考えているのよりは、はるかに大きく与えます
ですから、自分がどのような言葉をだすかは極めて重要です
他人を怒らせたり、悲しませたりする多くが、言葉です
自分の怒りや悲しみを増大させるのも、言葉です
だから、自分がどのような言葉をだすかは極めて重要なのです
知っている人はまだ少ないでしょうが
言葉のエネルギー、別の言い方をすれば、誰にでも認識できる思考エネルギーは
その力によって、体内に毒素の元を作りだします
したがって、マイナスのことを考え続けていると体内に「毒素の元」が作られていき
それがある一定の量を超えると本当の毒素になります
この毒素が一定の量を超えると、肉体や精神(神経)に異変がでます
これを昔の人は体験的にとらえて
病気は気から と言っています
真実は今私が説明した通りです
現在、多くの科学者が発ガン物質を求めて研究しています
いつの日にか、究極の発ガン原因は自分の思考(感情)であると気づくことが
あるかもしれませんが、まだまだ、遠い先のことでしょう
でも、あなたは違う、と信じたいと思います
あることで怒り続けていたら 癌になりますよ と 怖がらせるつもりはありませんが
お教えすることは、知っている者の義務だと私は思っています
それから
マイナス感情の多い人でも長生きしている人は大勢いると
反論する人に言います
その長生きしている人は、毒素の元が毒素になって、
実際に死に至るほどの影響を与えるまでの時間が長いだけです
(免疫力が普通の人より高いことがその主な要因です)
本人は実は体調が悪くて苦しでいるのが実情です
さて、今回のテーマの最後を締めくくるにあたって
言葉の中で最もプラスパワーのある言葉を確認しておきましょう
言葉の中で最もプラスパワーのある言葉
それは、もちろん
「ありがとう」 です
文字の形、音の形自体にパワーがります
(今、この段落の文章を書いた途端にエネルギーが発生しました)
また「ありがとう」という思考エネルギーは
多くのマイナスエネルギーを中和させる万能のエネルギーです
「ありがとう」につぐ有効な言葉は、いうまでもなく
「ごめんなさい」 です
「ありがとう」と「ごめんなさい」の力を使う際に注意事項あります
それは、一時に多用してはいけないということです
たとえば、感謝の気持ちを出そうと思って
「ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう」
と、ありがとうを5回言ったならば
「ありがとう」のパワーは5倍になるかというとそうではなく
むしろ、数を増やすたびにパワーは落ちます
ですから、「ありがとう」や「ごめんなさい」を言うときは
あなたの感謝の気持ちを回数であらわすのではなく
ただ1回の発声に
全感謝(全お詫び)の心を込めて言う
のが、いいと思います
そして、ご承知のごとく、「継続すること」には力がありますので
毎日1回、誰かに、あるいは何かの状態に
心をこめて、プラスの言葉を発し続けるならば
いつの日にか、あなたに奇跡が起きることは
法則にのっとって 当然なのです