
AM6時00 快晴 無風 熱気球
アキオ「ボス 行ってきます!あの雲の上まで」
ボス(決して世界新など狙うんじゃないぞ!装備は万全、よし点火)
バーナーの強烈な音と共に機体はゆっくりと持ち上がって行く
アキオ「聞こえますか、、」
ああ、クリア もうかなり小さくなって見える 高度は?
アキオ「5,500!酸素点検、マスク付けます」
機体はもうほとんど点にしか見えなくなった、あとは無線だけが頼り
アキオ「高度12,000 寒いぜ、うっ!かなり揺れるなぁ
ボス 上昇が止まり始めました 機体が上下に振られています!
あっ火が消えました!!
うぐぅ…
なんだこりゃー」
ビューーー強烈な風が球皮を襲う、機体は木の葉のごとく更に舞い上がる
ボス(アキオ!新しく付けた青と赤のボタンスイッチを押せ!
酸素と新しく付けた機体安定用のジェットバナーだ アキオー!)
応答無し…
ピーピー 「ボ、ボス!」
「立て直しました!それより、景色が素晴らしいです
高度?え! に、20,000です!下には青い海が広がっています
ついに来ました、あの雲の上、上から見ると
ゴジラが昼寝しています、はは、いやいや
竜かな?竜が登ってきます」
ボス(何を馬鹿なことを言っておるんじゃ酸欠で頭が変になったか…)
アキオ「最高の気分、上り竜の写真撮りましたから 下で待っていてください」
機体は再び地上から肉眼で確認できるまで降りてくる
アキオ「ボス、何故、赤と青のスイッチの事黙っていたんですか?」
ボス(ふっ、お前のとっさの判断力を見たかったのじゃ ハハハ)
アキオ「… 」
出演者
アキオ 22歳 パイロット
ボス 62歳 科学者件オーナー
原作
cyori
7月2日
朝5時43分
寒いよ~~!
この原作者に
いや~大きく外したと思っていた作品に
息を吹きかけて下さって、ありがとうございます!
ただいままだ、エアコンが故障中なので
窓を開けて寝ています、朝方は丁度良い気温でした。