先日、日曜日の夜、テレビで写真の「東京家族」名匠・小津安二郎の「東京物語」(1953)の現代版リメイクの家族ドラマがありました。瀬戸内海の小さな島に暮らす平山周吉と妻のとみこ夫婦は、子どもたちに会うために東京へやってくる。お話なんですが・・・いやぁ~家族ドラマみたいなもん、興味もなにも無かった私、歳ですかね~今回は観てみよう。と何かの力に吸い寄せられて観てしまいました。うぅぅ~私にとって、この時期だったんだな~ってね。子供の家をたらい回し状態、子供達にはそれぞれ自分たちの生活があるんですもんね。当たり前だけど・・・心のどこかに、当てにせんとはいえ子供に頼っていた自分の心に、駄目だしされたような映画。人生なんてあっという間、年老いても一人で生きて行かなくては・・・と、改めて納得した次第です。私には多くのメッセージが込められていて、何気ないどこにでもある家庭の内情、そぉ~ですよね~お告げ映画?みたいな・・・思い知りましたわ。
その話を友としたり、80歳の習字の先生ともしたりして・・・みんな、最初の小津安二郎のをも観た人で、私の心の変化に苦笑い~ハハハ 先生は「そぉ~思っていたらいいわ!」 なんてね。期待してたらガッカリするもんね。この物語その年代ごとに、気持ちが読み取れてちょっと、ウルウルしましたわ~産まれるのも一人亡くなるのも一人、みんな一緒ですね。私にとっていいタイミングでいい映画でした。cyicyikatsuko
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