

やっと土曜日になっても、余りいいお天気にはなりませんでした。 ホントにえらいリーダーが現れて、世界中をかき回されてるようで~ こんな事になるんだったら~なんて、あとの祭りですね。 ジッと我慢の4年間なんでしょうか~いいニュースがありませんね。
さて、一気に読み終えた「つけびの村」高橋ユキ著 たまたま このニュースを覚えていたので、興味が倍増、過疎化の話もあるし、 何より私が面白かったのは、この本がノンフィクションの賞の応募 から外れて審査員からの評判も芳しくなく、お箱入りになりかけて いたところ、好きが高じて裁判所に通い始め、傍聴マニアのブログ 開設から、書籍化になったとか~今風の流れでフムフムですわ。
本の構成も内容も、ライターだけあって文章が面白い語り口で、 次々読み進めました~手がかりを求めて明治、大正、昭和とまさに 日本の歴史がそこにありました。どこにでもある過疎化のお話です。 うわさ話が高じて、村八分に至る歴史や、孤独が生じて妄想性障害 など、この事件で扱うテーマの深さ、まぁ~祟りまで行きつきます。 裁判の被害者家族、被告人家族、そして精神鑑定の責任能力など 今まで想像していたけれど、文章で読むとなお頷けました。 この本がウェブサイトで日の目をみて、よかったな~が感想です。
cyicyikatsuko