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KDDI、ブラジル日系企業の ICT 環境構築をサポートする「KDDI ブラジル」を設立

2011-01-07 16:50:10 | 日記
KDDI は2011年1月6日、サンパウロ市内に「KDDI ブラジル」を設立し、1月7日より営業を開始する、と発表した。

KDDI ブラジルの開設によって、KDDI の海外拠点数は、世界25地域、57都市で計88拠点となる。

KDDI ブラジルは、ブラジルでビジネスを展開する日系企業ユーザーを中心に、通信ネットワークやセキュリティなどの IT システム構築に関するコンサルティング、システムインテグレーションおよび運用保守サポートなど、幅広い ICT ソリューションサービスを提供する。

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ダウンアド、セキュリティ対策のずさんな企業をねらう――トレンドマイクロ12月度インターネット

2011-01-07 16:49:49 | 日記
トレンドマイクロは2011年1月6日、2010年12月度のインターネット脅威マンスリーレポートを発表した。

12月の不正プログラム感染被害の総報告数は813件で、11月の1,049件から減少している。感染報告数ランキングでは、「WORM_DOWNAD」(ダウンアド)が前月に引き続き1位となった。

「WORM_DOWNAD」は、Windows Server サービスの脆弱性を狙い感染を拡大させるワームとして、2008年11月に登場した。その後、共有ネットワーク経由や USB メモリなどのリムーバブルメディア経由で感染する亜種が見つかるなど、機能が拡張され、複数の拡散経路を持つワームとして感染報告が継続している。

報告数としては、家庭よりも企業が圧倒的に多く、12月の報告の約85%が企業からのものだった。

感染報告が続いている現状から、企業におけるセキュリティ対策の課題が浮かび上がる。2年以上前に公開された修正プログラムを適用していない、推測されやすいパスワードを利用している、ネットワークのアクセス権限が適切でない、USBメモリの使用に制限がない、などのセキュリティ上の不備がネットワークに存在している企業では、いまだにモバイル PC や USB メモリの持込をきっかけに社内感染が広がる例もある。

また、過去に「WORM_DOWNAD」による大規模感染を経験した企業では、駆除と再感染防止のための対策を終えた後にも、時折、限られた範囲で「WORM_DOWNAD」が再び検出されるケースが散見されるため、注意が必要だ。

これは、情報システム部門が認識していない管理外のコンピュータまで十分な対策が行き届いておらず、そこに社内ネットワークで駆除し切れなかった「WORM_DOWNAD」が潜伏していた可能性があるためだ。

「WORM_DOWNAD」には、脆弱性の修正、パスワードの適切な管理、運用、共有フォルダの適切なアクセス権限の設定、USB メモリや持ち込み PC の管理といった基本的な対策を、漏れなく実施することが必要になる。

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