埼玉県手をつなぐ育成会 県大会 備忘録その3
知的に障害のある人がたくさん集まって1つのことをする場合、本当に多様な人の集まりになります。
なので自分はどこにいれば良いのか、どのタイミングで何をやるのかを、出来るだけ分かりやすくした方が落ち着いて行動できると思います。
また運営する人を含めて全員がシステマティックに動くことが大切です。
そうでないと周りの人が気になったり、どうして良いのか分からずプチパニックになったりする人が現れて、結果全体が混乱しやすくなります。
今回はチーム名は「動物の名前+色分け」にして、まず個人個人にはその名札シールを事前に胸に貼ってもらいました
1つのチームに1名のまぜこぜ担当者を配置してA3サイズのパネルを持ってもらい、自分のチームがどこなのか分かるようにしました。
またカーレットの両脇には人数分の椅子を並べ、投げる順番に座ってもらいました。
そして1人投げたら席をひとつずつ移動。次に投げる人が1番前になり、投げ終わった人は一番後に座りました。
これは狭山の手をつなぐ親の会での経験が役に立ちました。
また1つの試合が終わったら対戦相手が代わります。
この時、全8チームが一斉に動くとゴチャゴチャになり、自分はどこに行けば良いのか分からなくなるかも知れません。
それを避けるために全8チームのうち4チームは場所を変わらず、他の4チームが隣のカーレットに移動すると言った最低限の移動で済むようにしました。
これもチームのパネルを持った担当者が誘導して、次の試合をする場所に案内しました。
これらによって試合進行がとってもスムーズに行ったような気がします。
埼玉県手をつなぐ育成会 県大会 備忘録その2
今回の体験会参加者は本人(障害当事者)55名、付添10名、見学者数名でした。
一番気をつけたのは我々が知らない本人が多かったことです。
すなわち個々の障害特性が分からず、かつ付添のいない人が多かったので、出来るだけシンプルに分かりやすい仕組みにすることです。
それと途中トイレに行く人がいると思うので、ウエスタ川越という慣れない広い施設で迷子になったら大変なので、その時の対応をどうするかを事前に検討しました。
結局その場合は県育成会担当者でもあるまぜこぜ会員が、育成会事務局員と連携して付添、見守りをすることにしました。
この判断は大正解でした。
途中、トイレだけでなく、飲み物が欲しくて別の部屋で会議中の親を探してウロウロする人、たばこ吸いたいと外に行く人など様々。
本人と付添(親)と連携できている事務局員が協力してくれて本当に助かりました。
我々だけだったら、カーレットの進行そっちのけでアタフタしていたかも知れません。
狭山カーレットクラブまぜこぜは、昨年3月に団体設立以来80回以上の外部体験会を行ってきました。
その中で今日の埼玉県手をつなぐ育成会 県大会は、純粋な体験会としては最も準備に時間を使った体験会になりました。
どんな工夫や準備をしたか、備忘録を兼ねて複数回にわたって投稿しようと思います。
まず、手をつなぐ育成会とは、主に知的障害者の権利擁護と政策提言を行うための障害者団体で、単一(?)障害での団体としては日本最大ではないでしょうか。
今日は育成会の埼玉県大会が、ウエスタ川越で開催されました。
その中で障害当事者のレクリエーションタイムでカーレットを行いました。
大会記念誌で紹介されているページをチラッとご紹介。
全国手をつなぐ育成会の事務局長である又村あおいさんと左右のページを分け合って紹介されています。
って、ぱっと見、スゴそうですが、たまたまそうなっただけなんです。ははは。
大同生命厚生事業団の助成金贈呈式に行ってきました。
最初の写真は立派な贈呈状なるものをもらったので、家に帰ってから撮った写真です。
さすがに私でも理事長から受け取ったときはもっと真面目な顔・・・だったはず。
今回はボランティア活動に対する助成で、場所は浜松町のホテル アジュール竹芝。
ここで式典の後、ランチをごちそうになってきました。
ウエスタ川越で市民による合唱構成「ぞうれっしゃがやってきた」&松元ヒロソロライブが開催されました。
その大ホール前ロビーでカーレット体験会を行いました。
メインの対象者は合唱に参加した子供達。
今回は大ホール前のロビーにカーレット2台並べて、オープンな雰囲気がとっても良かったです。
そのおかげで次から次へと大人も子供も体験してもらい、ロビー中に大きな声が響いてました。