お~カナダ! たてよこナナメ歩き

主にカナダ🇨🇦西海岸の生活話と少しアメリカ🇺🇸のことと音楽について

感謝祭の夜

2010-10-12 20:28:52 | 秋のものごと 2010
家の中にはまだ開けてないダンボール箱があるけれど、
なんとか感謝祭のディナーができるほどまで片付いてきた。
ダイニングテーブルがないので、普段家族がご飯を食べるテーブルに、
毎年おなじみのガーリック&マッシュルームライスを詰めたまるごとローストチキン、
マッシュポテトにコーンスープなどなど・・・
そしてデザートは手作りのアップルパイ。
今年はちょっと凝って、リンゴの下にカスタード風アーモンドクリームを入れて焼いてみた。

引っ越しの片づけをしながら、合間合間にキッチンで料理。
まだまだ見つかってない調味料や調理器具とかある。
それもまた一風変わった感じでいいや。

感謝祭の日は、どこの家でも家族でディナーということになってるらしい。
午後早く、うちの家で一緒にDVD見ようとやってきた二女の友達たちも、
我が家のオーブンからローストチキンの香りが漂うようになってくると、
みんないそいそと自分達の家に帰っていった。

もし長女が家から通えない遠くの大学に進学を決めたら、
今年はおそらく家族5人で感謝祭のディナーテーブルを囲むのは最後の年になるのかな。
クリスマスに家に帰ることはあっても、感謝祭は無理だろうから・・・

だから、
心を込めて料理していたんだけど。

食べ始める前に、一人一人、何に感謝するか話して、
穏やかに進んでいったんだけど、途中から風向きがおかしくなった。
もうすぐ18歳ともうすぐ15歳の姉妹は性格も価値観も生き方も得意な科目も違う。
姉の方は、細かいことにこだわりがあり、自分の信念を固く通すたちで、周りにも自分がいいと信じることを強く勧める。
妹の方は、人生はあまりいろいろなことを気にせず自然体で、自分にも他人にもあまり干渉しない。
姉の考え方を妹にわからせるのは無理だと思うが、姉はあきらめない。で、一方的な衝突が起こる。
弟6歳は、感謝にあふれた温かいディナーのはずが大声の議論っていう思わぬ展開になり悲しんでいた。
最後の最後にアップルパイが出る頃には、少し穏やかになったんだけど・・

私が思い描いていたようなディナーになってたら陳腐な昔の映画のシーンみたいだもんな。
これもきっと、後で思い起こせば感慨深い家族の思い出の一こまになるんだろう。
娘達も自分が母親になって思春期の子ども達を持てば、この夜のことを思い出すかな。



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