お~カナダ! たてよこナナメ歩き

主にカナダ🇨🇦西海岸の生活話と少しアメリカ🇺🇸のことと音楽について

キャリア・コーチ 二回目(2)

2012-12-03 09:59:24 | カナダで暮らす
最近セミナーづいていて、キャリア・コーチのほかに、非常に衝撃的なセミナーに行ったんですが、
この話を書いてしまわないとそっちが書けませんね。笑

さて、キャリア・コーチの一回目に自分に誇りを持っていることは何か?という話を書くという宿題が出て、
二回目にそれを書いたり覚えたりして行ったわけです。

そしてまず、先生の【誇り=プライドストーリー】を聞きました。
夫に先立たれた先生が四人の幼子を抱えて引っ越し、そこで今のキャリアに進んで行った経過の話です。
内容は「おお~」と声が出るような、大変な話でしたが、詳しい説明はなくおおまかで、
え?もう終わり?というほどあっけなく短い時間で終わっちゃったんです。

そして
「今の話の内容に基づいて、私がどんな特技や特長を持っているか考えてください」
と言って、いろんな特技や特長が列記されてる表を渡されました。
50項目ぐらいあります。
例えば、
・設備・工具・機械などを修理できる
・部品の組み立てができる
・分析・試験・評価・診断などができる
・写真・スケッチ・絵を描くなど
・想像・発明・創造・革新
・人を導いたり教えたりする
・販売・促進・協議・説得
・会計・予算・財政データプログラム
・書く・編集する・翻訳する・など
などなど・・・

先生の短い話を聞いて、先生の能力や技術、やったことがどれに当てはまるか考えるわけです。
答え合わせというのはないのですが、参加者と先生とで答えを出していくと、
かなりたくさんの項目に当てはまります。

それが終わると、パートナーと順番に同じことをします。
パートナーの話を聞いて検討するだけで時間が終わってしまったので、
私の誇りの話をする時間はなかったのですが、ほかの人のそういう話を聞くのはいい経験です。
カナダに移住してから看護師になって今に至るという話でした。
とてもたくさんの項目に当てはまりました。

最後に、子どもに聞いた【プライドストーリー】に基づいて、
子どもが持つ特技や特長について考えていく、というのが趣旨です。
なるほどな~、視野が広がったなぁ。と思いました。

先生によると、参加者の中から「ペアで話し合うのは必要ないし、いやだ」という意見が出たことがあるそうです。
先生の意見はしかし、「隣の人と話し合うのはいい練習になるし、
隣の人ともスムーズに話せないようでは家のティーンエイジャーと話すのは難しいんじゃないか?」
ということでした。
私は講義を聴いているだけよりずっといいと思ったんですが。

あとは、夢の職業があるとして、それがあまり現実的でない場合、
(たとえば、ここでは「アイスホッケーの選手になりたい!」という子がとても多いです。
我が家にも若干一名、絶対なれると信じているやつがいますが。笑
でもそれはほとんどの場合非現実的です。
あとは、食べていくのが難しい職業もありますし。)
じゃあ、その夢からどうやって可能性を探していくか、というので、
その「夢」に少しでも関係ある職業を派生方式で探していく練習をしました。
いろいろな考えが出ておもしろかったです。
夢を持ち続けることにいろんな可能性があるなんて、うれしいじゃないですか!

ほかにも、いろいろな話がありましたが、
今現実に進学や就職がどうなっているという話はなかなか知ることができないので有益でした。
今の時代らしく、たくさんのウェブサイトを教えてもらいました。
たとえば、職業について知るサイト、大学を転校するときに便利なサイト、
進学の計画を立てるのに役に立つサイトなど。
大学の制度にしても常に変動しているので、
いずれにせよこういう情報を活用していかなくちゃついていけないんだろうな、と思います。

大学に進学しても、道を見失ってやめてしまう学生が多いということで、
それに対して親が直接何かできるわけじゃないですけど、知識を持つことが大切なようです。

キャリア・コーチ 二回目(1)

2012-11-28 11:34:12 | カナダで暮らす
先週に引き続き、キャリア・コーチの二回目に行ってきました。
参加者は一回目より減っていました。
一回目より二回目のほうが役に立つ情報がたくさんあったのに・・・
(一回目がちょっと実際に即役立つことが少ない印象だったかな?)

子どもの進路決定をサポートするのが目的だから、
子どもと対話する予行演習というか、予備体験というのか、
一回目に「隣り合わせた人と話し合ってください」と先生に言われることが何度かあったのです。
そのとき、たまたま隣に座ってて私とペアになった人は全く知らない人で、
自分のことや子どものことを話しても気持ちが楽だし、その人のおもしろい話が聞けてよかったんですが、
なんと、今回、会場に入って行ったら、先に来ていた二女の同級生のお母さんに呼び止められてしまいました。
「隣に座って」と言われて’ちょっとまずいなあ’としましたが、しかたない。座りました。
その人は前回この講座のことを忘れてしまい、欠席していたのだそうです。
んなわけで、今回はなんだかお互いの子どもの近況などを話すことになってしまい、緊張感ゼロでした。笑

前回、二つ宿題が出ました。

ひとつは「子どもの各年代(未来の希望も含め)での 好きな教科・好きな余暇活動・好きなボランティアワーク・
好きな仕事(報酬を伴うもの)・就きたい職業または夢の仕事」を調べて表に書くこと。
もうひとつは、子どもの「自分に誇りを持っていること」または「過去に誇りを持ったこと」について聞いて詳しく書くこと。

先生は一回目の終わりに
「話を聞いたけど書けなかった、という場合でも、二回目に来てください。
たとえ宿題が全然できてなくても、二回目に来てくださいね。」
って強調してましたけど、たぶん宿題できなくて二回目を欠席した人もあったかな?
あと、一回目に遅刻した人は、ペアワークに入っていきづらい様子だったので、
二回目に行くのをためらった人があったかもしれません。

さて、私は話はなんとか子どもに聞きましたけど記入しないまま二回目に行きました。

私から見ると、二女は我が子ながらいろいろなことにがんばっていて、
「誇り」の話はたくさん聞けるかな?と思ったけど、
聞いてみると「自分に誇りを感じることはないし、過去にもない」
「自分は何も成し遂げてない気がする」と言うのです。
思春期の、自分のことがわからない不安の作用かな・・・とも思うのですが、
私が「こんなこと、お母さんは誇りに思うよ、あんなことも」と話すのも黙って聞くばかりでした。

二女は二人目の子、三人の真ん中で、二女自身も時々言うように、
「一人で写ってる写真がほとんどない」とか「あんまり相手にされずに育った」ということがあり、
おとなしくて本を静かに読んでるのが好きな性格もあいまって、
長女や末っ子(息子)のようにわーわー話しかけてくる子にかまっている間に、
コミュニケーションがほかの二人の子より少なくなってしまっていたかもしれないな、
と思うのです。

今、二女は進学のことや学校のことで忙しくてあんまり長く話すことはできないのですが、
それでも「何事も遅すぎるということはないのだ!!」と自分に言い聞かせながら、
機会を見つけてはいろんなことを話すようにしています。
今回の宿題もそのようなことを考えさせられました。

この宿題を元に二回目何をしたか、という話は次回書きます。

プロブレム・ソルビング・デー

2012-11-27 11:12:59 | カナダで暮らす
土曜日の朝早くから午後まで、息子を連れて

プロブレム・ソルビング・デー
Problem Solving Day

というのに参加しました。
会場は隣の市の中学校です。

日本語でなんて言うんでしょうか?
課題解決?
問題解決?
なんか違うような気がします・・・
ご存知の方があったら教えてください。
課題を与えられて、それをグループでこなしていくんですが、
たとえば、ロボットコンテストみたいな感じのもあるし、
劇やダンスを作るのもある。
棒で橋を組み立てるのとかも。
ほかには、言葉を次々出すのもあります。
事前に課題をもらうのもあるし、即興のもある。
なかなかおもしろそうなのです。
この日の課題は、もらった内容に沿って発明するというものでした。

午前中は、分科会?みたいにテーマごとにいろいろなことを二つ習ってました。
一つは自分で選んで、もう一つはくじを引いて習う内容が決まりました。
たとえば、劇、ダンス、電気回路、動く車などなど。
午後は体育館に集まって、グループごとにランダムに課題をもらいました。



グループであーでもない、こーでもないと話し合って組み立てること一時間。



各グループが作品を持ち寄ります。



そして発表。



このグループは新製品の発表コマーシャルでした。
プロ顔負けのアイディアと構成力で会場は爆笑に沸きました。



大人は必要なものを用意したり手助けするけど、一切口出し手出ししない、というルールでやります。
創造性を尊重して、ってことですが、それが結構難しいです。
「それ、いいね」なんてフィードバックしてもよくないんだそうで・・・
奥が深いです。



専攻(専門)分野トップ15

2012-11-22 11:07:18 | カナダで暮らす
キャリア・コーチという講座に出てます。
こっちは高校で進路指導とかほとんどしてくれないので、
本人と親に丸投げ状態なのですが、
私はカナダ人ではないし、よくわからない事情が多くて困りますから・・・。
講座のほうは、進路指導というよりも、
大学に入ったはいいが、迷子状態になってやめてしまう学生が多いということもあり、
どうやってサポートしていったらいいか、という話がメインになるようですが。
たった今、我が家には進路決定に苦悩する娘がおります。
私も思いついたことは調べてみてますが、
論理思考の傾向が強くて非常に頑固な子ですから、ちょっとした直感的なアドバイスに心動かされるとも思えず。
そんなこんなでインターネットでうろうろしているとき、こんなランキングをみつけました。
職業の将来性や収入を考慮してのランキングのようですが・・・


1) 生物医学
2) 生化学
3) コンピューターサイエンス
4) ソフトウェア工学
5) 環境工学
6) 土木工学
7) 地質学
8) 情報管理システム
9) 石油工学
10) 応用数学
11) 数学
12) 建築管理
13) 金融・財政
14) 物理学
15) 統計学


そりゃそうでしょう、と納得のラインナップですが、
それにしても、お見事に理系ぞろいでありますこと!!
(金融・財政は理系と言わないのかも知れないですが)
私のように数学のセンスない人にとっては全滅ですよねえ。
数学って大事なんですなあ。

クリスマス前に忙しくなるから・・・

2012-11-21 16:02:04 | カナダで暮らす
今週と来週は頭がくらくらするほど行事が詰まっている。

こちらの学校は9月に始まるけど、ものごとが波に乗るまで急がず時間をかけている。
だから、いろんなことが本格的に始まるのが10月中旬、なんてこともざらではない。
(特にきちんとしてない先生はひどい)

そして、12月も日付が二桁になるころには、みんな忙しくて目の色が変わってくるから、
10月中旬頃から11月終わりごろまでに行事を詰め込んでくるらしいのだ。
それを各方面の団体でそれぞれにやってくれるから、個人としては一気にスケジュールが込み合ってくる。
頭がこんがらがってきたので一枚の紙に書き出してみたら、
ほぼ隔日、ひどいときは毎日何かある。昼間のもあるし、夜のもある。
気合入れて準備しないとどこかで生活上のボロが出そうな感じだ。

とにかく、12月に入ったら、日本で言ういわゆる年の瀬。
店が混む、駐車場が混む、用事がはかどらない。
毎年、今年こそはきっちり早めに年末の準備を終えるぞ!と思っているけど、
うまくできたためしがない。
結局最後の最後までバタバタしてしまう。

しょっちゅうは会えない友達だと、「クリスマス前になると忙しくなるから・・・」と言って、
「その前に会おうよ」という機会が増えるのがこの時期。
人出の多いときに買い物や用事をしないといけないのは苦手だし疲れるけど、
その季節を前に、忙しくなる前に、とそれを口実に時間を作り、久しぶりに会ってしゃべって、
会わなかった間の時間を縮めるのはホントに楽しい。
今日は、そんな良い日だった。

カーリングの試合、初勝利!

2012-11-19 14:24:34 | カナダで暮らす
この前の土曜日は二週間ぶりにカーリングの試合がありました。
(隔週リーグなので、普通は二週間おきに試合があります。)
そして、5-0で初勝利!
今まで引き分けはあったんですが、勝ったのは初めてです。
そして、私の石がなんと、真ん中に入った!!
うれしすぎて思わず写真を撮ってしまいました・・・試合中に・・・すみません。
今度はど真ん中のへそのところに置いてみたいです。
ますますカーリングに夢中になっています。笑


共感教育 Roots of Empathy

2012-11-14 10:49:04 | カナダで暮らす
Roots of Empathy(ROE) がクラスにやってくるんだそうです。

これはカナダで開発された共感教育のプログラムです。
三週間に一度、赤ちゃんとお母さん(お父さんかもしれない)が教室に来てくれて、
そこで子ども達が赤ちゃんの成長を見守りながらふれあい、
赤ちゃんが出してるサインを読み取り、
今何を感じていて何を訴えようとしているかを観察していきます。
そして、自分の感情、クラスメートの感情についても話し合います。
ほかの人が何を考え感じているかを理解することで共感や思いやりの気持ちを育てていくのです。
もちろん、赤ちゃんの観察だけじゃなくて、それ以外にも共感教育が組まれていくわけですが。

いまや以前に増していじめの問題が大きくなっているし、
すぐに’キレる’とか、人とうまくコミュニケーションとれないとか、
そういうことを解決していく一歩になるプログラムじゃないかな。

うちの場合は、一番上の子が二番目の子の誕生に立ち会っているし、
その二人は三番目の子の誕生に立ち会っています。
そして、その後、年のずいぶん離れた弟のの成長を目の当たりにして、世話もしてきているので、
娘たちは家でRoots of Empathy(ROE)プログラムに参加していたようなものかもしれません。
しかし、当然ですが、末っ子(三番目)にはそんな機会がありません。
きっとよい経験をしていろいろ気づいたり考えたりするでしょう。
私もクラスにいて見学したいなぁ・・・。




リメンバランス・デー 戦没将兵追悼記念日

2012-11-12 22:38:11 | カナダで暮らす
11月11日はリメンバランス・デー(戦没将兵追悼記念日)。
今年は11日が日曜だったので、今日12日が振り替え休日になった。
毎年11月11日朝11時にはテレビをつけて子ども達と式典を見ているが、
私は11日も仕事に行っていたので、行き帰りにクルマの中でラジオを聴いていた。
どこかの子どもがインタビューされて
「戦争で犠牲になって命を落とすのは意味がないことなので、
こういう風に追悼されて人々の記憶に残ることで
亡くなった人たちの人生に意味が生まれる」
なんて言っていて、へええええと思った。
日本でだと、子どもがこういう風に答えないだろうな。
リメンバランスには「覚えていること」って意味があるんだから、
毎年こうやって犠牲になった人たちを思い出し、これからも覚えている日なんだ。
多くの人が心から願っても、この世界すべての場所が平和になることは難しい。
すぐに何か直接的に効果のあることができなくても、
こういう日があることで少しずつでも平和のほうに動いて行ってくれますように。





写真は8月に訪れた、「硫黄島の星条旗」を模した「海兵隊記念碑」




大はしゃぎの結婚写真

2012-11-06 17:00:24 | カナダで暮らす
天気のよい日に景色のよいところに行くと、
かなりの確率で結婚写真を撮っているのに出くわします。
8月のこの日はねだられて、湖の近くのジャングルジムに行ったんですが、
わーっとどこからともなく結婚写真の夫婦と友人たち一団が現れて、
遊んでいた子ども達を追い出して撮影を始めました。
追い出された子ども達は早くジャングルジムに戻りたくてわーわー文句を言いましたがお構いなしです。

大の大人がジャングルジムによじ登って・・・どんな結婚写真?と突っ込みたくなります。
それも子ども達を追い出してまで。
ジャングルジムから見える風景はこんなのです。



インド系のお嫁さんですかね?















カメラマンがジャングルジムの下にもぐりこんで撮影。
プロの人みたいでした。



やっと退散。
子ども達は待ちくたびれてましたが、すぐにまた歓声が戻りました。