クロイドンノース

メルボルン郊外のクロイドンノースでの主婦の生活。
息子の言語発達遅滞のことやクロッシェの記録も。

2017年2月の検査結果

2017年04月26日 | 言語発達遅滞

4月で8歳になった息子LH。

2月に4度目の言語発達の検査がありました。
一番最初の検査がLHが4歳半の時。

今回の検査の結果、聞き取り理解能力(Receptive Language Skills)はなんと「普通範囲」と大昇格!!!
前回は「遅れているのカテゴリー」でした。前々回は「著しく遅れている」でした。

文法能力(Productive Skills)のほうは「少し遅れている」とかなり普通に近いグレーゾーンとなりました。

去年の検査ではまだまだの「著しく遅れている」のカテゴリーでがっかりしたのを覚えています。
LHががんばっただけでなく、私も息子の言葉の発達の様子を見ていて、今回はかなりいけるかもと期待してしまうほどの上達ぶりを見ていたので、まだまだ「著しく遅れている」はショックでした。

去年一年は、セラピストがコロコロと予約時間を変えたせいで、LHが好きなことに集中して取り組んでいる時間に教室から引きずりだなければいけないことが多く、本人やる気が出ず、セラピーに集中できませんでした。
時間がコロコロ変わると、確保できる部屋とか教室もコロコロ変わらざるを得ず、場所によっては他の児童が物を取りに来たり置きに来たりと色々邪魔が入ることもありました。

去年の後半には「決まった時間に固定してほしい。先生方もLHも困惑している。」と強くお願いしました。
セラピストも「そうするよう努力する」と平謝りでしたが、あまり改善はありませんでした。
セラピーの内容もLHが今やるべきことよりも、なんだか一歩遅れているような感じで、あまり成果が見られなかったようにも感じました。

なので、去年最後のセラピーで彼女とはおさらば。

もうお遊び半分のPrepの頃とは違い、LHが授業中に教室から引き出されるというのもセラピーに対する態度に悪影響があったと判断し、放課後にセラピーを移行することにしました。

今年、何度かすでに新しいセラピストと新しい時間でやっていますが、とてもうまく行っています。


LHに対する話し方を見て、セラピストとの相性とはすごく重要なことだと思いました。
去年おさらばしたセラピストは優しくてフレンドリーではあったけど、早口で話し、練習問題の説明もLHが理解したかどうかはあまり注意を払っていなかったので、私が「何やるか分かった?」と聞くことがよくありました。
発音練習でも、舌の動きが悪いLHに舌が口内のどの位置にあるか説明して理解させることもなく、ただひたすら発音させているだけでした。
なので、「あ、今のはちょっと違うわ~」「今のは良かった!」とか言われても、本人にとっては何が何だか・・・でした。

セラピーを面白くするためにカードゲームやボードゲームなどは必然なのですが、セラピーがLHにとってあまりにも意味を持たなくなってしまたので、ゲームを自分の目の前に置いてセラピストを見ることを拒否したり、練習を拒否したり、イヤイヤばかりになってしまいました。

何か分からなかったり間違えると泣きだすこともあったりしたので、ストレスにしてはいけないと、結局去年の後半はいつもの45分のセッションから30分にしましょうということになってしまい、ただでさえうまくいってなかったのに、時間短縮でさらにできることが減ってしまった感じがしました。


今年、新しいセラピストとの最初のセッションは、LHが去年のように「もういや」と言い出したので30分で終わりましたが、次からは本人も「え?もう?あっという間だった!」と言うほど45分があっという間に過ぎました。

彼女が持ってくるゲームもLHは気に入ったようで楽しくセラピーに取り組んでいます。

さらに、私が「アメリカでは週2回もセラピーするみたいなのに、この国は多くて月2回だけで物足りない」とこぼすと、宿題も山ほど出してくれました。

彼女とはLHがセラピーを卒業するまで付き合っていけるといいなと思います。

セラピストは、このまま順調にいけば来年の検査結果はかなり楽しみにしてもいいかもしれないと言っていました。
LHが3歳半の時にセラピーが始まって以来初めて聞くポジティブな意見。
セラピストは「セラピー卒業」とははっきり言わなかったけど、小学校卒業かセラピー卒業かどっちが早いかなぁーと思っていたので、LHの言葉の発達が思ったよりも順調にいっていることがこれでわかったのですごく嬉しかったです。



                       


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