クロイドンノース

メルボルン郊外のクロイドンノースでの主婦の生活。
息子の言語発達遅滞のことやクロッシェの記録も。

文章構築

2014年09月26日 | 言語発達遅滞

音節の次は、いよいよ文章構築のステージに入りました。
最初の最初はShe is walkingなど自動詞の文章だけでしたが、すぐに他動詞も入りました。

絵を見ながら、

Who is he? → What is he doing? → What is he reading?

主語-動詞-目的語と順番に聞いていきます。

最終的に

The boy is reading the paper.

と言うことができれば星のスタンプをもらえる、というやり方でした。

不思議だったのが、

LHのコンディションでは"Who?"の質問に答えるのが難しかったんです。
なので、何回かに分けて行った文章構築のセラピーセッションの最初は
絵を見せて"WHO is reading the paper?"と聞いて

答えさせる練習でした。

最初の頃は"Reading the paper"というような答えが返って来るだけでした^^;


それにこの頃LHは語順を自分勝手に変えてしまうので
「誰が誰に何をした」という話は聞き手がすごく分かりにくかったです。

英語では主格と目的格は語順が大事なので、
この練習はLHの英語を向上させるのにすごく大きなステップになりました。

さらに、"What is happening"「何が起こっているか」を捕らえるのは簡単なのですが、
LHのコンディションでは動詞の数がまだ少ないので、「ワゴンを引いている」ということができず、

She is walking. She's got the toy box.


など、知っている単語で補ったりしていましたが、本人ももっと別のストレートな言い方があるのは分かっているようでイライラしたようでした。

いつもおしゃべりしたいばかりのLHなので、言葉に苦労する姿を見るのは心が痛みましたが、
この練習のおかげでLHはもっと「動作の言葉」に注意を払うようになり、意識的に覚えようとするようになったように思います。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿