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歴史に見る勝つリーダー

2016年07月05日 | 
歴史に見る 勝つリーダー

戦国武将から幕末の志士、旧日本陸海軍の33人のリーダーたちの勝負の岐路に立った時、いかに「勝つ」ためにいかなる行動を取ったのか。勝利への執念と実践エピソードを学べる歴史エッセイ。

戦国時代のリーダー
宇喜多直家・戦国梟雄の1人とされる事も多く実際に主家の浦上家を葬り去るまでにいろいろな手を使うが短命。しかし息子の秀家が豊臣政権の五大老へ導いた生前から練った作戦勝ちだったのは周知の通り。

前田利家・腕白不良少年が最後まで裏切らなかったのは秀吉との友情。結果的に加賀100万石の基礎を築いた。

直江兼続・上杉謙信と上杉景勝の2人に使えた優秀な軍師。死する時まで上杉家を支えた若きリーダーの生きざま。

真田昌幸・誰もが知る真田幸村の父で徳川家を上田合戦で二度も破った名将。弱小豪族の生き残りサバイバルがここに!

太平の世のリーダー柳生宗矩・戦国期から太平の時期に将軍家の剣術指南役へ。そこまでの道のりは紆余曲折。

松野主馬・裏切りの勧誘をさいごまで拒み続けた義の男の物語。これぞ律儀な男の生きざまと思う。

保科正之・徳川政権の礎を確立した文治の人。江戸初期にこの人ほど人情味溢れたリーダーはいなかった。幕末の会津藩藩士にも受け継がれた。


幕末:近代のリーダー
河合継之助・長岡藩を近代火器ガトリング砲で武装した先見の目を持つ頑固な家老。
この人の戦死から長岡藩は敗戦へ。

萱野権兵衛・会津戊辰戦争の責任を一身に負い切腹。これにより会津藩士の生命は守られた。今でも会津人に尊敬されている。
土方歳三・誰もが知る新撰組副長。徳川政権のために命尽きるまで戦い抜いた義の剣士。

立見尚文・桑名藩雷神隊を率いて北越戦争参戦。長州藩奇兵隊を退けた幕末最強の隊長。日新日露戦争でも活躍。律儀な武士の物語。

松江豊寿・元会津藩士の家系で人情味あふれたドイツ人捕虜の扱いに国際社会から賞賛された捕虜収監所の所長。
など、いろいろな人物の物語。
この本で知らなかった人物を知って欲しいと思います。


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