***Monologue de cristal***

ボーダーコリーもどきNoireと暮らすダメダメママのひとり言

江ノ島

2005-09-15 21:34:54 | Weblog

ここに越してきて3年半。
江ノ島には一度行っただけ。車で行ったが駐車場は満車、あまりの観光客の多さに一回りして帰ってしまったのである。
「一度ぐらいは見てもいいか・・・」妹も来ている事だし、と重い腰を上げた。(元来、出不精なのである。今回も図書館に行ったが時期はずれの閉館中で仕方なく足を伸ばしたと言う感じ。)

車で海沿いの134号を走りあっという間に江ノ島へ。駐車場に車をとめ『山頂方向はこちら』というペンキで書かれた小さな看板を見ながら階段を登る。

    

こんな感じの路地があり、観光地ではない生活感。
百日紅が風に揺れてキレイだった。

登っている階段の途中、いきなり景色が開け、すぐそこにマリーナが。
と、感激していると先の石段に茶色いヒモ・・・?もしや・・・・?   
細いまだら模様の蛇だった。日の当たるところで、昼寝でもしていたのかも知れない。

登ってきた石段が両脇の崖から生える木々で狭くなり、下りになった。

少し降りると右手に下りの石段。左手に平坦な道。多分、左手が近道だろうと思ったが、うっそうとした感じが先ほどの蛇を連想させ、右手の下りの石段へ。降りると右手にUターンする感じで上りの石段がある。児玉神社への道。
そのまま降りていく階段は・・・「あれっ、江ノ島の大きな鳥居が見えてる!と言うことは・・・」
そうなのだ、駐車場から近道をしてきたので江ノ島の大鳥居を通ってこなかったのだ。しまった・・・と思ったが、まぁいい。
そのまま左手の石段を登ることにした。

少し登るとエスカーの案内が。江ノ島ってケーブルカー使うほど急だったっけ?と、眺めてみるとエスカレーターのよう。たいした事がなさそうなので階段で登ることにした。

中津宮でおまいり。あわてて5円を探す。「ご縁」があるかしら・・・。

そのまま階段を登ると『サムエル・コッキング苑』の案内が出てくる。それを横目に左手の公園へ。
一段高くなっているらしく、柵の向こうには海が。
公園は芝生がはってありベンチがあるだけ。トンボがすごかった。ノアを連れてきたら喜んだかも。

入場料を払い『サムエルコッキング苑』へ

 

入ってすぐ左手に『騁碧亭(ていへきてい)』と言う中国様式の建物が。屋根の反り返りと瓦の黄色がキレイだった。木々の間には展望台が見え、アンマッチさにしばし呆然。
サムエル・コッキング氏が作ったと言われている温室の跡はレンガの土台のみが残っていた。建物がない土台は遺跡のようだ。

いよいよ、展望台へ。上まで登るかちょっと思案。しかし出不精な私のこと。ここで登らなければ、きっと一生登ることはない(ちょっと大袈裟・・・)と、エレベーターへ。
ここで気が付くべきだった。すっかり忘れていたが高いところは嫌いなのである。エレベーターに乗ったが中はガラス張りのシースルー。徐々に高くなっていくにつれ、気分は落ち込む。
ガラス張りの展望室からは曇り始めた空が。
突端だけあって360℃見渡せる。あいにく、夏のこの時間帯は富士山は見えない。「今度は冬に来てみたい」と希望的観測。この展望室の上には風の感じられる(要は手すりだけの展望台)があるようだが遠慮した。
降りるときもエレベーターを使用。階段で下りられるらしいが風も吹いてるし、足元が不安なので止めた。大体展望室にたっているだけでも風で揺れているのだ。

  

展望台のしたのオープンカフェでひとやすみ。ゆずソーダとアイスの入ったピタが美味しかった。
しかしソーダを飲んでいる途中、大きな蜂がきてグラスの中に。すっかり取られてしまった。ゆずジャムの甘さにつられたのであろう。
仕方ないので、食べかけのピタだけ持ってカフェの中に避難。カフェの方が親切にも、ソーダをまた作ってくださった。一口飲んだとたん、またしても先ほどの蜂が・・・。ピタだけ急いで食べる。
先ほどの店員さんが蜂が外に出たのを見計らって、デッキとの境の窓をしめてくれた。ソーダを片付けて「好きな飲み物をサービス」すると言ってくださったが、もともとそんなに飲めないので、丁寧に断った。
しかし、何度も言ってくださるのでアイスカフェモカを頂いた。ご馳走様でした。

帰りに江ノ島神社浜津宮でお参り。

何だか、しっかり観光客をした半日であった。


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2 Comments

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Unknown (musa)
2005-09-19 23:53:16
裏から入ったとは言え、裏口入学だから幸せに一直線だ!!!
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Unknown (cristal)
2005-09-20 12:09:22
裏口入学はばれると後がな・・・。

何事も正攻法でいかないと!
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